「アフリカで活動しているNGOに寄付をしたい」
そんなとき、様々な方法で支援ができることをご存知でしょうか?
今回は、私たちがアフリカ支援のためにできること、服や文房具、ポイントなど、様々な寄付の方法をご紹介します。
目次
アフリカに物資を寄付して役立つの?無駄にならない?
アフリカに寄付をしたいと考えたとき、最初に不安を感じたのは「アフリカに寄付して、本当に現地の役に立ってる?」ということでした。
例えば、多くの物資を寄付することで、逆に彼らの自立を阻害しているかもしれないですよね。
(寄付された古着の)多くはインドや東アフリカなどの市場で転売されているのだ。(中略)
売れる衣類は仕分けされ、繊維商人に売却され、寄付された中古衣類は輸出される。
輸出された古着のTシャツやショートパンツはインドやナイロビで、わずか1.50ドルで販売され、国内で製造された新しい衣類を買わなくなるのだ。
(F-MAGAZINE より一部抜粋)
実際、上記のように物資の寄贈はかえって逆効果では?という声も一部あります。
それでも、手元にあるモノや使っていない物品でアフリカの役に立てたら嬉しいですよね。
例えば、物資をそのまま寄贈するのではなく、「買取代金が寄付になる」というように、モノを換金して寄付に代えるという方法もあります。
このように工夫して寄付を行うことで、物資の寄付もきちんと現地の役に立つ支援となるのではないでしょうか。
アフリカ支援に寄付を役立てる方法
そこで、家にあるモノを換金して、アフリカ支援の寄付として役立つ方法をご紹介していきたいと思います。
方法1:服を寄付する
使わなくなった洋服を寄贈ではなく、業者に買い取ってもらう方法があります。
服の買取代金を寄付できる「Brand Pledge」というサービスがありました。
寄付を募っている様々な団体があり、例えばNPO法人コンフロントワールドを寄付先に選ぶと、寄付金はアフリカ支援のために使われます。
寄付の使い道
- 1,000円:衛生教育や保健教育を実施できる
- 5,000円:安全なトイレの足場を設置できる
- 10,000円:ろ過装置を1台設置できる
(同団体WEBサイト より)
「Brand Pledge」へのお申し込みはこちらをご覧ください。
方法2:本を送る
物の買取代金の寄付は、洋服だけでなく本でも可能です。
古本の買取サービス「チャリボン(VALUE BOOKS)」では、本の買取代金をアフリカへの寄付に変えることができますよ。
例えば、認定NPO法人国連WFP協会に寄付をした場合、このような活動のサポートをすることが可能です。
寄付の使い道
- 50円あればできること:子どもたちに約1.5日分の学校給食を届けることができます。
- 5,000円あればできること:子ども1人に栄養たっぷりの給食を1年間届けることができます。
- 10,000円あればできること:乳幼児の栄養不良を防ぐための栄養強化ペーストを250個届けることができます。
(チャリボン HP より)
1冊50円での買取で、上記のような活動に役立てられることとなります。
「チャリボン」へのお申し込みはこちらから。
方法3:切手やハガキを寄付する
普段何気なく捨ててしまっている書き損じハガキや、使わなくなった切手なども寄付に役立ちます。
公益社団法人日本キリスト教海外医療協力会では、未使用切手、未使用テレホンカード、未使用クオカード、図書券、商品券)の寄付を受け付けていました。
他にも、海外旅行などで残った外国コインや紙幣、日本の旧紙幣やコインなども寄付が可能ですよ。
寄付の使いみちは通信費・事務用品・図書購入費など。
現地では、看護学校や助産師学校に通う学生の授業料に役立てられるそうです。
詳しい寄付の方法は団体HPをご確認ください。
方法4:食べて寄付する
「私たちの普段の食事がアフリカの寄付になる」面白い寄付方法もあります。
認定NPO法人TABLE FOR TWO Internationalでは、団体の定める基準を満たしたヘルシーメニューを食べることで食事代金の一部が寄付に当てられるそうです。
TABLE FOR TWOプログラムを実施している店舗を一部ご紹介しましょう。
私たちが該当店舗で食事をするだけで、アフリカの子どもたちへ給食が届けられる仕組みとなっているそうですよ。
その他の店舗や詳しい情報については、こちらをご覧下さい。
あなたのできる範囲で、アフリカへの寄付を始めよう
ここまで、アフリカに支援を届けるための4つの方法をご紹介させて頂きました。
今回ご紹介した支援方法の中から、楽しく寄付できるものは見つかったでしょうか。
あなたに合った寄付の方法が見つかれば嬉しく思います。