Learning for All でボランティアするには?インターンの声まとめ

(出典:Learning for All HP

「大学生の自分が、子どものために今できることってあるの?」
「教育に関わるインターンをしてみたい!」

そんな疑問や思いを持つ方に、本記事ではNPO法人Learning for All に大学生ボランティア・インターンとして関わる方法をご紹介します!

Learning for All の活動や取り組む課題、実際にインターンしている人の声、応募前に押さえておきたいポイントについてもカバーしていきますので、参考にしてみてください。

Learning for All とは?貧困に苦しむ子どもに質の高い教育を

Learning for All は、「子どもの貧困に、本質的解決を。」をミッションに掲げるNPO法人です。

日本でも「子どもの貧困」という言葉を耳にする機会は多くなり、政府もさまざまな対策を講じていますが、いまだに解決にはいたっていません。

子ども時代に貧困を経験することは子どもの生活や発達に支障をきたします。

学力の低下にも繋がることから将来的な学歴・収入にも影響を与え、貧困の連鎖が起きるといわれています。

Learning for All HP

Learning for All は2014年の設立以降、生活保護世帯の子どもや学習の遅れを抱える子どもを対象に「学習支援事業」を展開し、首都圏を中心に「寺子屋」とよばれる学習拠点を運営しています。

2016年からは「居場所事業」をスタート。

生活環境に様々な困難を持つ子どもたちに対して、他の子どもと遊べる場所、栄養のある食事、歯磨き・入浴など基本的な生活習慣を身につける機会を提供し、安心して育つ場所(子どもの家)をつくっています。

(出典:Learning for All HP、私たちについて)

そんなLearning for All では多くの大学生ボランティアが活躍中です。

それぞれの興味・関心に応じて拠点に配属され、子どもたちの学びと健やかな成長をサポートしています。

中にはボランティアを終えた後、引き続きインターンとして関わる方も。

Learning for All に関わる大学生は、活動を通しどのような経験を積んだのでしょうか。
次の章で実例をみていきたいと思います。

どんな大学生がインターンしてる?実際に活動している方の声

Learning for All で実際に活動した、3人の大学生をご紹介します。

実例1:スタッフや仲間に背中を押され、目の前の一人に向き合う経験ができた

邨田さんはLearning for All の活動の中で、一見なんの問題も抱えていない、いわゆる「優等生」の子を担当したことがあるそうです。
しかし彼女の言動や表情を見ているうちに、模試の結果が悪い時でさえネガティブな感情を出さないことに気が付きました。

そこで、彼女と対話の時間をとることにした邨田さん。
これから必要な勉強量について話し合ったり、自分自身の受験の経験やその時感じていた苦しさを伝えました。

邨田さんの話を聞くうちに、その生徒も本当は模試の結果に悔しさや不安を感じていることを泣きながら打ち明けてくれたそうです。

結果的にその生徒は勉強へのモチベーションを上げ、また寺子屋が彼女にとって本音を吐き出せる拠り所にもなりました。

ボランティアの仲間と邨田さん(写真右)- Learning for All HP

邨田さん自身、この対話の時間に緊張しながら臨んだそうですが、同じボランティア教師の仲間やLearning for All のスタッフが背中を押してくれたそうです。
事前に何度も相談し、話す練習まで行ったそう。

一人と向き合う時間が少ない時代だからこそ、目の前の子どもに向き合う経験をしてみてほしいと話しています。

(出典:【学生ボランティアインタビュー】ー指導の時間、目の前の彼女だけを見てその子のことだけ考えた – Learning for All HP)

実例2:Learning for All は「子どもから学ぶ」という姿勢が魅力

市役所でのインターンを経て、都市で子どもが育つ環境の過酷さを知った湯川さん。

現状の背景には複雑な社会問題が絡み合っていることも学び、歯痒い思いをしていましたが、「1mmでも物事を進めることが大事」との言葉に出会います。

勉強であれば貢献ができるかもしれない、と考え活動をスタートされました。

研修中の湯川さん - Learning for All HP

湯川さんはLeaning for All の魅力を、「子どもから学ぶ、という姿勢です」と話します。

Learning for All では大人や教師目線のカリキュラムを子どもに押し付けるのではなく、生徒自身が「どうありたいのか」を起点にスタートするそう。

さらに、子どもを通して、遠くに感じられた社会課題を自分ごととして捉えられるようになると話します。

現場で目の前の子どもに向き合うことで、その子が持つ困難と、その背景にある社会的課題を知り、課題への当事者としての意識を持てたと経験を述べました。

今後も、「常に『現場』の目線で物事を考え、地に足のついた議論をできる人でありたいです。」と語っています。

(出典:【卒業生インタビュー】目の前の子どもの困難に真摯に向き合うこと、それはその奥に潜む社会課題の入り口に立つことでもある – Learning for All HP)

実例3:「子どもの可能性は無限だということに気付かされた」

自己効力感の低かった子どもに自信を与えられた、と振り返る大学生ボランティアの声も見つかりました。

岡村さんが初めて担当した生徒は勉強への苦手意識が強く、自信を持てていないことが課題でした。

岡村さんは成功体験の少なさが、その生徒の自己効力感の低さの原因であると分析。
とにかく成功体験を積み、自信を付けてもらおうと毎回の授業終わりに行うテストを生徒の理解度に合わせて作成。

「点数」という目に見える形で成長が実感できるよう、毎回満点をとれるように徹底したそうです。

研修中の岡村さん(写真左)- Learning for All HP

あわせて自分自身が誰よりもその生徒の可能性を信じる存在になろうと心がけ、「できるよ!」という声かけを続けました。

その生徒は徐々に自信をつけ、授業にも積極的に参加するように変化したそうです。
プログラム最終日のテストでは、プログラム前と比較して、数学は51点から91点、英語は11点から56点まで伸ばすことができました。

この経験を振り返り、岡村さんは「子どもが『できるようになりたい』という気持ちと『自分にもできる』という2つの前向きな姿勢を持つことで、大人の想像を遥かに超える力を発揮するということを学びました。」と語っています。

(出典:【卒業生インタビュー】学生ボランティアと学生採用インターンを経験して – Learning for All HP)

インターンに応募する前に!押さえておきたいポイント

ここまで読み、「自分もLearning for All の活動に参加してみたい!」と思われた方に向けて、応募前にチェックしておきたいポイントをまとめていきます。

インターンは無償?有償?
一定期間のボランティアを経て、インターンの活動を開始された方には業務の量や難易度、経験値にあわせてインターン支援金が支給されます。
また、研修と拠点までの交通費はボランティア・インターン問わず実費で支給されます。
指導経験や子どもに関わった経験がなくてもできる?
これまでの経験の有無は基本的には採用可否には関わりません。
現場を想定したロールプレイや指導案作成練習を行う事前研修もありますので、安心して参加できます。
学業・アルバイトとの両立はできる?
学業とLearning for All の活動を両立できるよう、スタッフの方がタスク管理やスケジューリングをサポートしてくださるそう。
「タスク管理が苦手・・・」という方も挑戦してみてはいかがでしょうか?
ボランティア・インターン後の進路は?
Learning for All によると、卒業生は教育機関から商社、コンサルティング企業、地方自治体、各省庁やNPOまで、幅広い分野で活躍しているそうです。

(出典:Learning for All HP よくある質問、ボランティア卒業生の活躍)

この記事ではLearning for All の大学生ボランティア・インターンについてご紹介しました。

日本で深刻化する子どもの貧困。
Learning for All の拠点は、この課題に取り組む最前線の現場ともいえるでしょう。

みなさんのこれまでの経験や熱意を、子どもたちのために使ってみませんか?

参考

ボランティア募集Learning for All HP

またLearning for All では、月1,000円からの「マンスリーサポーター」も募集しています。

「ボランティアは難しいけど、寄付なら私にもできそう!」と感じた方は、検討してみてください。

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