日常生活を大きく変えずに、無理なく続けられる国際協力をご紹介します。
「英語が話せない私に国際協力なんてできるのかな・・」
「何から始めたらいいのか分からず、先延ばしになってしまっている・・」
今回の記事は、このような不安や悩みにお答えする記事になっています。
目次
方法1:不用品の寄付で、貧しい農村の自立を支援
自宅にあるアクセサリーや使っていないスマホ・タブレットなど、不用品を寄付することで貧しい地域の生活改善や人道支援活動をサポートすることができます。
例えば、日本国際ボランティアセンターを支援先に選択すると、買取査定額が以下のような活動の支援につながります。
- 3,000円:親のいない子どものケアサポートを行う母親ボランティア4人が食べものをつくるための菜園づくり研修を1カ月受けられます。
- 5,000円:水の確保が難しい地域で、少ない水で野菜栽培ができるような技術研修を6回、実施することができます。
- 10,000円:南スーダンのスーダン難民キャンプで、紛争により親を亡くしたり生き別れたりした子ども5人に、スクールバッグやノートなど1年分の学用品を支援できます。
今までは場所を取るだけだった不用品が、このような国際協力に利用できるのは嬉しいですよね。
ブランド品はもちろん、骨董品や美術品なども買取可能だそうです。
詳しい寄付の仕組みは、こちらをご覧になってみてはいかがでしょうか。
方法2:Tポイントの募金で、世界中に医療を届ける
普段の買い物で貯まるTポイントも、1ポイントから募金に利用することができます。
Yahoo!ネット募金を利用すれば、自分の支援したい団体を選択してポイントの寄付が可能です。
例えば、国境なき医師団を支援先に選択すると、以下の活動を支援できますよ。
- 3,000円:基礎的な治療を行う医療キット120人分を用意できます。
- 10,000円:はしかの予防接種ワクチン400人分を用意できます。
- 毎月1,500円の継続寄付:栄養失調の子どもたちに毎月45食分の治療食を用意できます。
(Yahoo!ネット募金HP より)
同団体は、世界の人道的危機の現場で医療援助活動を行う、民間・非営利の国際団体です。
日本から多くの医療スタッフを海外へ派遣し、エボラ出血熱の治療や予防、難民支援等を実施しているそうです。
こちらのページより、団体の活動状況の確認や寄付の申込が可能です。
方法3:無料のクレジットカードで、難民を支援
年会費無料のカードを作るだけで、シリアやバングラデシュの難民支援をすることができます。
AAR Japanでは、「サニーちゃんライフマスターカード」と呼ばれるカードを作り、使用するだけで以下の金額が寄付される取り組みを行っています。
- カード入会費・年会費は永久無料
- 入会するだけで、ライフカード株式会社より500円がAAR Japan[難民を助ける会]に寄付されます。
- カードの利用代金の0.3%が、ライフカード株式会社より寄付されます。ご利用者さまのご負担はありません。
(同団体WEBサイト より)
入会金が無料で、カードを利用するだけで寄付ができるので忙しい方にもぴったりな寄付方法でしょう。
同団体は、1979年に日本で生まれた国際NGOで、紛争や災害が起こった際に難民や被災者への緊急支援を行っているそうです。
団体の活動内容や活動地域など、一度WEBサイトをご覧になってみてはいかがでしょうか。
方法4:古着の買取金額が、ネパールの学校給食に
ワンピースやバッグ、シューズなど使わなくなったファッションアイテムを寄付して、ネパールの子どもたちに学校給食を届けることができます。
支援先の一つである「アジアチャイルドサポート」では、学校へ通えない子どもたちを一人でも多く減らすため、給食支援活動を行っています。
アジア最貧国といわれるネパールには学校に通えない子どもが大勢います。
(中略)給食支援で食事を補うことで親はすすんで子どもを学校へ通わせ、そこで多くを学んだ子どもたちは将来の選択肢を広げることができます。
1日1食の給食が子どもたちの可能性を未来へつなげます。
(FASHION CHARITY PROJECT より)
古着買取での支援のほか、寄付されたアイテムを購入することで、その購入金額を寄付することも可能です。
詳しい支援の仕組みや、支援先情報はこちらを参考にされてみて下さいね。