WELgeeの評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

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(出典:WELgee HP

日本にやって来た難民の若者たちとともに、誰もが活躍できる未来を目指して様々な活動をしている「WELgee(ウェルジー)」。

「WELgeeはどんな団体なのか?」
「寄付をするとどのような活動に使われるのか?」

そんな疑問を持つ方に向けて、WELgeeの評判や口コミ、団体の信頼性についてまとめてみました。

ブログやSNSで見つかった「WELgee」の評判・口コミ

まずは、WELgeeの口コミについて、SNSで調べてみました。

ポジティブな評判・口コミや、支援者からの応援メッセージ

実際に寄付をした方、SNSで活動を広めるためにシェアをされている方など、ポジティブな口コミをご紹介します。

(出典:実際にWELgeeに寄付をされている方−Twitter)

昨日届いてた!🤗@WELgee_Japan のチャリティTシャツ!!👕

デザインも可愛くて、メッセージ性もあって、寄付にもなって、買ってしまった…!
これ着てアピールしまくるぞー🙋‍♀️ pic.twitter.com/FlcuOS2QQE

— だはま akari hamada (@walk_ku1004) June 20, 2020

(出典:WELgeeのチャリティTシャツを購入された方−Twitter)

ウェルジー渡部さんの事業のプレス。こうした社会の実装としての取り組みも不可欠だと思っています。陰ながら応援しています。

日本初「”難民特化”の伴走型人材紹介サービス」ヤマハ発動機をはじめ、7企業が導入! | NPO法人WELgeeのプレスリリース https://t.co/IWjYqaTxJK

— 久世 将寛 / Masahiro Kuze (@MasahiroKuze) February 17, 2020

(出典:WELgeeの活動を応援されている方−Twitter)

ネガティブな評判・口コミや、活動への批判・疑問

一方で、多くはありませんでしたがWELgeeの活動や発信内容に疑問を呈するコメントもいくつか見つかりました。

(出典:WELgeeが発信している内容に疑問を持っている方−Twitter)

(出典:WELgeeが発信している内容に疑問を持っている方−Twitter)

(出典:WELgeeの活動に意見をされている方−Twitter)

支援先として「WELgee」は信頼できる?3つのチェックポイント

賛否さまざまな口コミのあるWELgeeですが、その活動内容や団体の信頼性について、詳しく知りたいという方も多いのではないかと思います。

そんな方に向けて、信頼性・寄付の使途・活動状況の3点についてまとめてみました。
ぜひWELgeeに寄付を検討する際の参考にしていただけると幸いです。

ポイント1:団体として信頼できるか?

「WELgee」について

アジア、アフリカなどから難民として日本に逃れて来る人は後を経ちません。
しかし、日本では最低限の生活を送るための保障も受けられず、頼れる知人・友人もいない中、将来の見通しがつかないという難民の方が多くいます。

そんな人たちが、自らの未来をデザインし、自分らしく生きていけることを目指し、様々な活動をしているWELgee。

2022年度の活動報告書には、具体的な活動として、大きく2つ紹介されていました。

■ 育成事業
自身の経験や強み、志を最大限に活かした就職活動をできるように、個々に合わせた最適な育成機会を提供する事業です。(中略)「キャリア教育」「メンターシップ」「スキル開発」の3つの柱をもとに、日本で自身のキャリアを再形成することことに向けたステップアップの機会を提供。

■ 就労伴走事業『WELgee Talents』
日本企業の事業や組織にポジティブな変化をもたらす「人材(Talent)」として提案し、企業様でのポジションづくり、人材とポジションのコーディネーション、お試し雇用定着まで一貫してサポート。

(出典:WELgee HP)

2023年の実績では、450名の難民の方と繋がり、37名を専門性を活かした就職支援を行い、13名の在留資格を変更することができたと、団体HPにも掲載されていました。

ポイント2:団体の収支や寄付金の使途は、公開されているか?

ホームページに2022年度の活動をまとめた活動報告書が掲載されており、収支報告を確認することができました。

活動計算書によると、2022年度の収入は約4,880万円。
そのうちの約2,360万円が、361名による継続寄付や法人による寄付で賄われていました。

上記寄付の他、当年は3つの助成金の採択もあり、生きづらさや精神的な負荷を負う難民の方々のサポートに寄与することができたそうです。

経常費用では、全体の約2,747万円のうち、約81%が事業費に、約19%が管理費として使われていました。

寄付の使い道としては以下のような記載がありました。

・毎月1,000円の寄付を1年続けると
難民の人材1名の企業面談まで伴走できます。

・毎月5,000円の寄付を1年続けると
難民の人材1名の採用まで伴走できます。

・毎月10,000円の寄付を1年続けると

難民の人材1名がビジネス日本語を習得する機会を得ることができます。

(出典:WELgee HP)

WELgeeファミリーという毎月継続して寄付を行う賛助会員になると、以下のような特典を受けることができるそうです。

  • 年に1度の活動報告書・お手紙の送付
  • 難民の方のエピソードや限定イベントへの招待
  • 毎月のメールマガジンを通した最新情報の報告

しかし、WELgeeは認定を取得していないNPO法人であるため、寄附金控除が受けられないことには注意が必要です。

ポイント3:きちんと活動しているか?

WELgeeの活動については、FacebookやTwitterなどのSNSで頻繁に更新されていました。

また、「ウェルジーマガジン」という名前でnoteも更新されており、WELgeeでともに働く難民の方のストーリーや、実際の事業の詳細、難民にまつわる社会課題についての解説などが紹介されています。

どの記事も非常にわかりやすく、かつ丁寧に綴られている印象でした。
いくつかの記事を読んでみるだけでも、難民が抱える問題を知るきっかけになるかもしれません。

以上、WELgeeの評判や口コミ、団体として信頼できるかをご紹介しました。
寄付先を考える際の検討材料として、参考にしていただけると嬉しいです。

> 団体公式サイトで詳しくみる

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