WELgeeの評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

(出典:WELgee HP

日本にやって来た難民の若者たちとともに、誰もが活躍できる未来を目指して様々な活動をしている「WELgee(ウェルジー)」。

「WELgeeはどんな団体なのか?」
「寄付をするとどのような活動に使われるのか?」

そんな疑問を持つ方に向けて、WELgeeの評判や口コミ、団体の信頼性についてまとめてみました。

ブログやSNSで見つかった「WELgee」の評判・口コミ

まずは、WELgeeの口コミについて、SNSで調べてみました。

ポジティブな評判・口コミや、支援者からの応援メッセージ

実際に寄付をした方、SNSで活動を広めるためにシェアをされている方など、ポジティブな口コミをご紹介します。

(出典:実際にWELgeeに寄付をされている方−Twitter)

(出典:WELgeeのチャリティTシャツを購入された方−Twitter)

(出典:WELgeeの活動を応援されている方−Twitter)

ネガティブな評判・口コミや、活動への批判・疑問

一方で、多くはありませんでしたがWELgeeの活動や発信内容に疑問を呈するコメントもいくつか見つかりました。

(出典:WELgeeが発信している内容に疑問を持っている方−Twitter)

(出典:WELgeeが発信している内容に疑問を持っている方−Twitter)

(出典:WELgeeの活動に意見をされている方−Twitter)

支援先として「WELgee」は信頼できる?3つのチェックポイント

賛否さまざまな口コミのあるWELgeeですが、その活動内容や団体の信頼性について、詳しく知りたいという方も多いのではないかと思います。

そんな方に向けて、信頼性・寄付の使途・活動状況の3点についてまとめてみました。
ぜひWELgeeに寄付を検討する際の参考にしていただけると幸いです。

ポイント1:団体として信頼できるか?

「WELgee」について

アジア、アフリカなどから難民として日本に逃れて来る人は後を経ちません。
しかし、日本では最低限の生活を送るための保障も受けられず、頼れる知人・友人もいない中、将来の見通しがつかないという難民の方が多くいます。

そんな人たちが、自らの未来をデザインし、自分らしく生きていけることを目指し、様々な活動をしているWELgee。

具体的な活動としては大きく4つ紹介されていました。

■ 就労伴走事業『JobCopass』
難民の方の中でも異文化間の協働経験があり、ビジネスで活躍できる人材に長期的に伴走し、企業への就職から定着、そして法的地位の安定化までの一連をサポートを行います。

■ セミナー事業
難民の背景を持ちこれまで様々な逆境をはねのけてきた「アンバサダー(難民講師)」との交流・対話を通し、「自らの手で未来を切り拓く力」を向上させるセルフリーダーシップ育成プログラムです。 

■ Tech-Up事業
日本に逃れた難民がゼロからプログラミング技術を学び、プログラマーとして働くチャンスを提供する事業を運営しています。

■ WELgeeサロン
毎月一度難民とともに話しあう場を運営しています。

(出典:WELgee note

これまで、170名の難民の方と出会い、2,000以上の企業、5,000人以上の個人に対して、難民の方と出会う機会の提供や、難民とともに未来を築くことを伝えてきたという実績も、ブログ記事に掲載されていました。

ポイント2:団体の収支や寄付金の使途は、公開されているか?

ホームページに2016〜2018年度の3年間の活動をまとめた活動報告書が掲載されており、2017年度、2018年度の収支報告を確認することができました。

活動計算書によると、2018年度の収入は約1,110万円。
そのうちの約30%である約340万円を寄付が占めています。

就労伴走事業やセミナー事業などを通じた事業収入が475万円と、全体収入の40%以上を占めているのが印象的でした。

また、2017年度の経常費用約860万円のうち、約61%が事業費に、約39%が管理費として使われていました。

寄付の使い道としては以下のような記載がありました。

・毎月1000円の寄付で
難民の方が仕事を得るための面談に 1回行くための交通費になります。

・毎月3000円の寄付で
就職のために、企業人と出会うための機会へと3名が参加できる交通費になります。

・毎月5000円の寄付で
日本人と繋がる対話の場に参加する5人の難民の方々を招待できます。

(出典:WELgee HP

WELgeeファミリーという毎月継続して寄付を行う賛助会員になると、以下のような特典を受けることができるそうです。

  • 年に1度の活動報告書・お手紙の送付
  • 難民の方のエピソードや限定イベントが紹介される限定Facebookグループへの参加
  • メールマガジンを通した最新情報の報告

しかし、WELgeeは認定を取得していないNPO法人であるため、寄附金控除が受けられないことには注意が必要です。

ポイント3:きちんと活動しているか?

WELgeeの活動については、FacebookやTwitterなどのSNSで頻繁に更新されていました。

また、「ウェルジーマガジン」という名前でnoteも更新されており、WELgeeでともに働く難民の方のストーリーや、実際の事業の詳細、難民にまつわる社会課題についての解説などが紹介されています。

どの記事も非常にわかりやすく、かつ丁寧に綴られている印象でした。
いくつかの記事を読んでみるだけでも、難民が抱える問題を知るきっかけになるかもしれません。

以上、WELgeeの評判や口コミ、団体として信頼できるかをご紹介しました。
寄付先を考える際の検討材料として、参考にしていただけると嬉しいです。


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