小さないのちのドアの評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

(出典:小さないのちのドアHP

昨今、虐待や産後の遺棄により幼い命が失われてしまうニュースがあとを立ちません。
悲しい事件の背景には「思いもよらない妊娠・出産」がある可能性があり、様々な団体が支援をしています。

一般社団法人小さないのちのドアは、思いがけない妊娠や育てられない悩みを抱えた女性の相談窓口を運営している非営利団体です。

また「小さないのちのドア」は、神戸市北区にある相談窓口の総称でもあります。
24時間無料でLINEや対面などで相談をすることができます。

しかし、思いもよらない妊娠に悩む女性をどのように支援しているのか、実態がよくわからかない場合も多いと思います。

今回は、小さないのちのドアに関する評判や口コミを集めて、支援先として信頼できる団体かどうか調べてみました。

ブログやSNSで見つかった「小さないのちのドア」の評判・口コミ

小さないのちのドアに関してネット上で調べてみると、多くの人から応援されている投稿が多く見られました。
特に、子育て中の親が支援しているものが目立ちました。

ポジティブな評判・口コミや、支援者からの応援メッセージ

(小さないのちのドアに寄付した方‐Twitter)

著名人(犬山紙子さん)にも、活動は支持されているようです。

犬山紙子さんの応援‐Twitter)

その他にも、幅広い層からも支持を得ているようで、個人ブログで紹介されています。

今回みなさんにご紹介したいのは神戸で始められた『一般社団法人小さないのちのドア』の働きです。『ドア』と『ポスト』の違いは何かと言いますと、『ドア』はお母さんと対面して事情を伺ってからお預かりするというシステムになっていることです。赤ちゃんはもちろんですがお母さんへのケアを大切にされています。さらに結婚へ至らない妊娠で追い込まれている女性を妊娠中から助け、出産までケアするということまでなさっているんです。
私も微々たる応援をさせてもらっていますが、ぜひ『一般社団法人小さないのちのドア』のサイトをご覧いただき、あなたもご支援頂けたらと願っています。

ミュージシャン岩渕まことのブログ)

SNS上では、これら以外にも本当にたくさんの応援メッセージがありました。
投稿の多くは女性からのものです。

また、2021年2月にNHKの番組で取り上げられたことについて反響があったようです。

NHKの該当番組を見た方の感想‐Twitter)

ネガティブな評判・口コミや、活動への批判・疑問

小さないのちのドアの活動を直接的に批判するような口コミは見られませんでした。
ただし、「思いがけない妊娠」は事前に予防できるものとして、妊娠した女性への批判とも取れる投稿がありました。

小さないのちのドアの活動を報道した記事へ批判的コメント‐Twitter)

なお、小さないのちのドア以外の団体で同じく「望まない妊娠」により産まれた子供の養子縁組をあっせんする団体の中には、不法な取り組みがあったことから認可を取り消されたところもありました。

今後は不適切な団体がキックアウトされ、ある程度の質以上の団体が事業を行うようになるので、育てたいけれど育てられないので養子に出したい、あるいは不妊等なので養子を迎えたいという方々にとっては、より安心して制度を利用できるようになっていくでしょう。(中略)
 現状だと、縁組団体はマッチングに掛かったコストを養親さんからの実費支払いに頼るしかなく、プロの社会福祉士やソーシャルワーカーが動くとすると、100万円をゆうに越える費用が必要になります。(中略)
 他の児童福祉領域同様に、特別養子縁組推進にもしっかりと予算を付ける必要があるでしょう。

フローレンス駒崎弘樹さんのnote

一方、小さないのちのドアのように思いがけない妊娠・出産で産まれてきた子どもの命を守り育んでいくことに、真剣に取り組んでいる団体も多くいます。

活動に真摯に取り組んでいることに加えて、組織としても問題がないのかどうか、寄付する前にはしっかりと見極めたいですね。

支援先として「小さないのちのドア」は信頼できる?3つのチェックポイント

世間ではポジティブ・ネガティブな意見が見られますが、団体としてはどのような活動が行われているのでしょうか。

小さないのちのドアが信頼できる団体かどうか、法人格、寄付金の使途、活動報告の3つのポイントを調べてみました。

ポイント1:団体として信頼できるか?

小さないのちのドアは、2018年から神戸市北区ひよどり台を拠点に活動を開始しています。

また、小さないのちのドアは、同拠点にあるマナ助産院から事業を独立させた団体であり、代表もマナ助産院の永原郁子院長が務めています。
マナ助産院は1993年に開業し、2000年からは性教育グループ「いのち語り隊」により子供への性教育も行っています。

小さないのちのドアは、歴史や実績のあるマナ助産院の関連団体であるので信頼ができそうですね。

また代表の永原氏は、神戸大学大学院保健学研究科臨地教授、神戸市立看護大学臨床教授として助産師の実習生を受け入れており、人材育成にも熱心であることがわかりますね。

実習受け入れ校と役職

・神戸大学大学院保健学研究科【臨地教授】

・神戸市立看護大学助産専攻科【臨床教授】

・兵庫県立総合衛生学院助産科【非常勤講師】

・兵庫医療大学【非常勤講師】 

その他

引用:マナ助産院HP

ポイント2:団体の収支や寄付金の使途は、公開されているか?

小さないのちのドアのホームページには、財務情報が開示されていませんでした。

マナ助産院は小さないのちのドアを開設する際、クラウドファンディングにより資金調達をしていました。

さらに、活動の継続や新規事業の開始の際にも、再度クラウドファンディングを行っています。
計3回のクラウドファンディングが行われていますが、いずれも調達に成功しており、目標額を上回っています。

<クラウドファンディングの実績>

1回目:2018年6月29日
育てられず悩む妊婦や女性を24時間救える「いのちのドア」開設へ
【支援総額】6,698,000円
【目標金額】 4,000,000円
【使途】合計: 5,000,000 円
・改装費用 3,500,000円
・物品購入費  500,000円
・人件費(助産師、保健師)1,000,000円

2回目:2018年12月25日
育てられず悩む女性や妊婦を24時間救える「いのちのドア」継続へ
【支援総額】3,048,000円
【目標金額】 1,000,000円
【使途】合計:287,260円
運営費約3ヶ月分の100万円 
運営費詳細
・産後ケア入院(7日間、2日間、4日間の計13日間 ×2,500円 = 325,000円)
・交通費支援(タクシー代等 6名:20,860円)
・健診費用(1名:7,000円)・来所支援カウンセリング(10名:50,000円)
・電話支援相談(115名・約55時間:100,000円)

3回目:2020年6月30日
行き場のない妊産婦を温かく迎える「マタニティーホーム」開設
【支援総額】18,895,000円
【目標金額】 10,000,000円
【使途】建設費用の不足分1,500万円
・その他設備費 300万円
・利用者の必要な衛生用品、医療費、訪ねてくるための交通費 20万円
・セキュリティ関係 50万円
・食費 100万円
・当直や給仕のための人件費 100万円

クラウドファンディングサイトより筆者作成)

なお、小さないのちのドアのホームページ上でも寄付を募集しています。
支援方法は金銭の寄付と里親になるなど多様ですので、ご自分の考えに合わせて選ぶことができます。

ポイント3:きちんと活動しているか?

小さないのちのドアの活動は、次の2つがあります。

  • 思いがけない妊娠への相談窓口(24時間無料、対面やLINEでの相談)ー小さないのちのドア
  • 生活困窮にある妊産婦の保護支援(就職支援、里子に出した後の精神的療養など)ーマタニティーホーム

小さないのちのドアの活動を始めて1年半で、相談件数は2,582件に上るそうです。

妊産婦の保護支援活動である「マタニティーホーム」は2020年12月から開始されたので、今後実績が出てくるでしょう。

小さないのちのドアの活動は、年度報告のようにまとめて報告されてはいませんが、ホームページやSNSなどを通じてその都度報告されています。

最近はインスタグラムでスタッフが日常の出来事を投稿しており、日々の運営状況が把握できるようになっています。

最近ではYouTubeでの情報発信もされています。
更新頻度は多くはありませんが、定期的な活動の様子や情報発信が確認できます。

まとめ

以上、小さないのちのドアについて紹介しました。

活動には賛否両論あるかもしれませんが、幼い命を守る取り組みを続ける小さないのちのドアについて、興味を持っていただけると嬉しいです。

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