シャプラニールの実態は?寄付の使い道と活動内容を、5分でチェック

貧困のない世界を目指して、バングラデシュやネパールで子ども支援や被災地の支援を行なっている、認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会 。

シャプラニールの評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

その活動資金の半分近くが、民間からの寄付。

「寄付は現地に届いてる?」
「団体の運営は信頼できる?」
そんな疑問を持つ方のために、 シャプラニールを支援する前にチェックしたい3つのポイントをまとめました。

ポイント1:団体として信頼できるか?

まずはシャプラニールの沿革を確認してみます。

  • 1972年、「バングラデシュ復興農業奉仕団派遣
    ヘルプ・バングラデシュ・コミティ(HBC)」結成。
  • 1983年、「シャプラニール=市民による海外協力の会」に改称。
  • 2001年、特定非営利活動法人格(NPO法人)を取得。
  • 2009年、認定NPOを取得。

当会へのご寄付は税の優遇措置(寄附金控除)の対象となります。

特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会は、東京都から「認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)」として認定されています。

(出典:寄付金などの税の優遇措置

認定NPO法人の認可は、以下のような審査や過程を経て受けることができます。

申請にあたっては、「年間100人以上の方から、3,000円以上の寄付を受けている」といった実績が要件となり、また経理財務や情報管理など管理体制の整備が求められます。
認定元の自治体(例:東京都)から、「適正な法人運営をしているか?」をチェックされ、十分に行っていないと更新(5年ごと)がされません。

その寄付先は信用できる?怪しい?「寄付してはいけない」団体と、信頼できるNPOを見分ける5つのポイント

NPO法人や一般財団/社団法人よりも、寄付金控除が認められている認定NPO法人や公益法人の方が、より適切に寄付金を管理をしている可能性が高いです。

ポイント2:団体の収支や寄付金の使途は、公開されているか?

シャプラニールの資金の使い方は、ウェブサイト上の「年次報告書」で公開されています。
年次報告書2018」(P27)から、主な決算数値を拾ってみました。

  • 収益 2.5億円
    • 会費 5.8%
    • 寄付金 39.6%
    • 助成金 35.2%
    • 事業収入 19.3%
    • その他 0.1%
  • 支出 2.6億円
    • 事業費 78.7%(うち、広告宣伝費 2.2%)
    • 管理費 21.3%(うち、広告宣伝費 1.9%)

監査についての報告も併記されていて、内部監事による「監査報告書」も掲載されていました。

2018年度の決算にかかる会計監査(東京事務所)は公認会計士佐藤泰久氏により2019年5月15日に終了し、理事の業務執行の状況および財産の状況についての監査は同日監事により行われ、当会の会計報告書は 2019年 3月31日現在の財政状態および同日をもって終わる期間の損益の状況を適正に表示している旨の報告を受けた。

年次報告書2018 (P26)- シャプラニール

ポイント3:きちんと活動しているか?

シャプラニールの主な活動地域は南アジア。
貧困のない社会を目指し、3本柱で活動しているようです。

  1. 子どもの権利を守る(初等教育の普及、児童労働への取り組み)
  2. 災害に強い地域づくり(防災)
  3. フェアトレード(現地で作った製品を日本で販売)

具体的な活動事例を「年次報告書2018」からピックアップしてみました。
長期継続のプロジェクトが多いです。

  • 【家事使用人の少女の教育】バングラデシュのダッカ南部の支援センターで、働きづめのため学校に行けない少女81名に1日2時間程度の学習支援
  • 【児童労働】ネパールの農村から都市へ児童を送り出して労働させるのを削減するべく「チャイルド・ヘルプ・ライン」で電話相談
  • 【洪水・土砂崩れの防災】ネパールのチトワン郡マディ市で、災害リスクの軽減を推進
  • 【フェアトレード オンラインショップの運営】リップバーム、石鹸、ネパール産コーヒーなどを日本で販売

活動については、さまざまな媒体を通じて知ることができます。

会員になると、現地からの便り(年1回)、会報誌「南の風」(年4回)が届く他、会員専用のメーリングリストにも参加できるようです。

情報が多くてどこから見ていいか迷った場合は「年次報告書」がわかりやすいです。
モノクロでページ数は多いながらも、活動内容が整理してまとめられています。

以上、シャプラニールが寄付先として信頼できるかをチェックしました。
寄付先の検討材料として、お役に立てば幸いです。

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