シャプラニールの実態は?寄付の使い道と活動内容を、5分でチェック

(出典:シャプラニールHP

貧困のない世界を目指して、バングラデシュやネパールで子ども支援や被災地の支援を行なっている、認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会 。

シャプラニールの評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

その活動資金の半分近くが、民間からの寄付。

「寄付は現地に届いているか?」「団体の運営は信頼できるか?」
そんな疑問を持つ方のために、 シャプラニールを支援する前にチェックしたい3つのポイントをまとめました。

シャプラニールとは?アジアの子どもたちを支援する国際NGO

シャプラニールは1972年に創立された、アジアの子どもたちの貧困問題に取り組む国際NGOです。
活動内容の一部をピックアップしてご紹介します。

バングラデシュの家事使用人の少女に教育を

バングラデシュでは、家事使用人として働く少女が33万人程いると言われています。
家の中で働くことから、正確な人数を把握することは難しく、「隠された」児童労働とも呼ばれています。

例えば5人家族の家に住み込みで働くルビナちゃん11歳は、次のような日々を送っています。

彼女の労働は朝6時30分、雇い主家族がまだ寝ている間の朝食の準備から始まります。
朝食を終え、自分とさほど年の変わらない雇い主の子どもたちを学校に送り届けると、すぐに掃除や洗濯に取り掛かります。
掃除機はなく、家中の床を全て水拭き。
午後は夕食の準備や子どもたちのお迎えなどに追われます。
バングラデシュの夕食は遅く、終わるのは夜10時頃。
片付けを終えると、ようやくルビナちゃんは1日の長い労働から解放され、自分の夕食をとることができます。
しかし、その夕食は何日も前の雇い主家族の余りものです。
自分の部屋はなく寝るのは台所、これでは疲れた身体を休めることも叶いません。
学校で学ぶこともできず、こうした日常が週7日休みなく続くのです。

シャプラニールHP

14歳未満の雇用は、バングラデシュの法律で原則禁止されています。

シャプラニールは、14歳未満の少女には学校教育への編入を促し、14 歳以上の少女へは、将来ほかの職業に就くことができるように技術訓練を実施しています。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

シャプラニールの意味は?現地の言葉で「睡蓮の家」

シャプラニールとは、活動の原点であるバングラデシュの言葉・ベンガル語で、「睡蓮の家」という意味です。

ロゴ-シャプラニールHP

「誰も取り残さない」
この言葉を大切にしながら、現在は、バングラデシュやネパール、そして日本で活動しています。

シャプラニールHP

シャプラニールへの寄付は、以下から申し込みできるようです。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

支援先としてシャプラニールは信頼できる?3つのチェックポイント

ではシャプラニールが、実際に支援先の候補となり得るのか、3つのポイントから検証したいと思います。

団体の健全性を測る指標として、法人格、寄付金の使途、定期的な活動報告は必ず確認しておきたいところです。

ポイント1:団体として信頼できるか?

まずはシャプラニールの沿革を確認してみます。

  • 1972年、「バングラデシュ復興農業奉仕団派遣
    ヘルプ・バングラデシュ・コミティ(HBC)」結成。
  • 1983年、「シャプラニール=市民による海外協力の会」に改称。
  • 2001年、特定非営利活動法人格(NPO法人)を取得。
  • 2009年、認定NPOを取得。

当会へのご寄付は税の優遇措置(寄附金控除)の対象となります。

特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会は、東京都から「認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)」として認定されています。

寄付金などの税の優遇措置

認定NPO法人の認可は、以下のような審査や過程を経て受けることができます。

申請にあたっては、「年間100人以上の方から、3,000円以上の寄付を受けている」といった実績が要件となり、また経理財務や情報管理など管理体制の整備が求められます。
認定元の自治体(例:東京都)から、「適正な法人運営をしているか?」をチェックされ、十分に行っていないと更新(5年ごと)がされません。

その寄付先は信用できる?怪しい?「寄付してはいけない」団体と、信頼できるNPOを見分ける5つのポイント

NPO法人や一般財団/社団法人よりも、寄付金控除が認められている認定NPO法人や公益法人の方が、より適切に寄付金を管理をしている可能性が高いです。

ポイント2:団体の収支や寄付金の使途は、公開されているか?

シャプラニールの資金の使い方は、ウェブサイト上の「年次報告書」で公開されています。
年次報告書2020」(P.33)から、主な決算数値を拾ってみました。

  • 収益 2.5億円
    • 会費 5.6%
    • 寄付金 47.8%
    • 助成金 42.3%
    • 事業収入 4.0%
    • その他 0.3%
  • 支出 2.4億円
    • 事業費 73.1%
    • 管理費 26.9%

監査についての報告も併記されていて、「年次報告書2020」(P.38)には内部監事による「監査報告書」も掲載されていました。

ポイント3:きちんと活動しているか?

シャプラニールの主な活動地域は南アジア。
貧困のない社会を目指し、3本柱で活動しているようです。

  1. 子どもの権利を守る(初等教育の普及、児童労働への取り組み)
  2. 災害に強い地域づくり(防災・減災などの継続的な取り組み)
  3. 緊急救援活動(ロックダウン下や被災地での緊急支援)

具体的な活動事例を「年次報告書2020」からピックアップしてみました。

  • 【教育支援|バングラデシュ】ダッカ市で「羽ばたけ、家事使用人 の少女プロジェクト」として、少女が継続的に教育を受けられたり、職業訓練を受けられる機会を提供
  • 【災害に備えた地域づくり|ネパール】洪水リスクを軽減すべく、南部のチトワン郡で、防災計画の策定支援などを実施
  • 【緊急救援活動|バングラデシュ&ネパール】食糧配布を中心に、現金の給付、学用品の配布などを実施

活動については、さまざまな媒体を通じて知ることができます。

情報が多くてどこから見ていいか迷った場合は「年次報告書」がわかりやすいです。
活動内容が整理してまとめられています。

アジアの子どもを支援するには?シャプラニールのマンスリーサポーター

最後に、具体的な支援の方法について、解説します。
シャプラニールを支援するには、月1,000円〜寄付できる「マンスリーサポーター」がおすすめです。

定期的に活動報告が届くように

マンスリーサポーターになると、現地からのお便り、会報誌『南の風』が届くほか、イベントや講演会にも参加できるようです。

貧困問題の解決には長い時間がかかります。
そのため、皆様からのご寄付も継続的な毎月のご寄付という形でお願いしております。

ご支援者様には、年4回発行の会報誌「南の風」に加えて、年1回、バングラデシュまたはネパールの海外駐在員から直接お手紙をお送りします。

シャプラニールHP

団体HPはもちろん、TwitterなどのSNSでも活動の状況を報告。
支援を続けるための情報が足りない、といったことはなさそうです。

寄付金は教育や職業訓練にかかる費用に

寄付金は、貧困に苦しむ南アジアの子どもたちを、継続的に支えるために必要な費用として使われます。

シャプラニールに1年間寄付を続けると、家事使用人の少女たちのために、例えば以下のような支援を実現することができます。

  • 月1,000円:読み書きの授業を30回行うことができます。
  • 月1,500円:料理教室を18回行うことができます。
  • 月3,000円:縫製の職業訓練を78回開催できます。

「マンスリーサポーター」に関する詳しい情報は、団体HPもご覧になってみてください。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

以上、シャプラニールが寄付先として信頼できるかをチェックしました。
寄付先の検討材料として、お役に立てば幸いです。