ウクライナの活動に寄付したい!紛争・原発事故被害で苦しむ人々を支える団体3選

(出典:国連UNHCR協会HP)

東ヨーロッパに位置する共和制国家であるウクライナ。

豊かな自然と多くの世界遺産を持ち、観光地としても非常に人気のある国である一方、1986年に起きたチェルノブイリでの原子力発電所事故を通じて、その名前を聞いたことがあるという方も多いかもしれません。

また、東ウクライナでは5年以上にわたって内戦状態が続いており、現在も多くの人が家を追われるなど、厳しい状況が続いています。

「ウクライナで困っている人たちのために寄付をしたい」
「チェルノブイリ原発事故で被害を受けた人たちの力になりたい」
「内戦状態で苦しんでいる人たちを助けたい」

そんな思いを持った方に向けて、ウクライナの人々を支える活動を行う団体を3つご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

長期にわたる紛争で住まいを失った国内避難民を救う(国連UNHCR協会)

隣国ロシアとの複雑な歴史により勃発した東ウクライナ紛争。
2015年に停戦した後も銃撃戦をはじめとする衝突が続き、特にウクライナの東部で不安定な状況が続いています。

そんなウクライナで活動を続けるUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の活動を支えるのが、国連UNHCR協会です。
国連UNHCR協会は、1950年から活動を続けるUNHCRの、日本における民間公式支援窓口して2000年10月に設立されました。

国連UNHCR協会HP

UNHCRでは、終わりが見えない紛争の影響で住む家を無くし、日々生活をする最低限のものすら揃わないという国内避難民に向け、緊急物資の支援や現金給付を含む自立支援を行なっています。

5年以上にわたるウクライナの紛争により、今も150万人もの人が避難先や、生きるために必要な最低限のものさえない不自由な生活環境の中で暮らしています。
本格的な冬になるこれからの季節は、3月まで平均気温が零下となる日々が続きます。
紛争の影響を受けて過酷な日々を送る人々を支え、冬の寒さから守るために、世界からの支援が、緊急に必要です。

国連UNHCR協会HP

活動内容 国内避難民への生活支援を始めとする、難民の支援活動
活動地域 ウクライナをはじめとする全世界135カ国以上
支援対象 紛争により、国内で避難を強いられている国内避難民
寄付の使途 燃料や暖房器具、冬服や毛布の支給、シェルターでの支援活動
運営団体 認定NPO法人国連UNHCR協会

国連UNHCR協会では、都度の寄付に加えて、毎月1,000円以上で金額を決められる継続寄付の仕組みが用意されています。
ホームページにはいくら寄付をすると何に使われるという寄付の用途が明確に書かれていました。

・毎月1,500円を1年で、自然環境が厳しい中で必要不可欠な保温性の高い毛布33枚
・毎月2,500円を1年で、厳しい冬の寒さを和らげるストーブと専用ガス2家族分
・毎月3,500円を1年で、厳しい冬季の暮らしをつなぐ現金給付2家族分

国連UNHCR協会HP

国連UNHCR協会は認定NPOのため税制優遇の対象になるのも嬉しいポイントですね。

家を追われた避難民が当たり前の毎日を取り戻すために力になりたい、と思われた方はぜひこちらから寄付を検討してみてはいかがでしょうか?

子どもたち同士の交流を通じて原発事故の経験から学ぶ(世界の子供たちのために CheFuKo)

1986年に起きたチェルノブイリでの原子力発電所事故。
発生から30年以上たった今でも、放射線が高いとされている地域での経済活動の制限や健康被害など、課題は多く残されています。

そんなウクライナのチェルノブイリと、同じ原発事故の経験を持つ日本の福島を、合わせて支援しているのが、一般社団法人世界の子供たちのために(CheFuKo)です。

CheFuKo HP

ウクライナの人々にとってチェルノブイリは決して過去ではなく、今まさに直面する問題だと感じました。それは原発事故という困難を共有する日本人にとって、決して他人事ではないことです。
私たちが見てきたチェルノブイリの現状をお伝えし、経済的に困窮する病院や学校への支援を通して子どもたちの未来をより明るいものにしたいと考えています。

CheFuKo HP

2013年に活動を始めたCheFuKoは、慢性的な財政危機に陥っている地域への物資や資金の提供に加え、2017年からは「ウクライナ&福島 子ども交流プログラム」を実施。

ウクライナから子どもたちを福島に招待し、同じ原発事故を体験した福島の現状を知ること、お互いに交流することで、双方の促進を目指すことに力をいれています。

活動内容 各国の子どもへの学習、国際交流支援、災害時の緊急支援活動
活動地域 ウクライナ・福島・ネパール・ベネズエラ
支援対象 災害や貧困、人道的危機等で困難を抱える国内外の子ども
寄付の使途 子どもたちへの直接支援(寄付・物資)、現地活動および事務局の運営
運営団体 一般社団法人世界の子供たちのために(CheFuKo)

CheFuKoでは、「CheFuKo(チェフコ)トータルサポーター」として月々1,000円〜の継続寄付で支援する仕組みと都度好きな金額を寄付できる仕組みがあります。

CheFuKoは認定NPOではないため、寄附金控除を受けることができない点には注意が必要ですが、継続寄付はクレジットカードと引き落としから、単発寄付は口座振り込みでも申し込みができるようです。

今も被害が続く原発事故。
現地の支援と合わせ、その経験を通じて子どもたちへの学びに貢献したいという方はぜひこちらから寄付を検討してみてください。

現地保健省との仕組みづくりでC型肝炎・結核と闘う患者を支える(国境なき医師団)

長期にわたるウクライナ東部の紛争地域で、身体的・精神的に傷を負った人たち。
国境なき医師団は、そんな人々を救うために1983年から現地での基礎的な医療と心理社会面の支援を継続しています。

国境なき医師団日本 HP

国境なき医師団が特徴的なのは、それだけでなく現地の保健省が行うC型肝炎・結核プログラムの支援も合わせて実施しているということです。

病気についての認知、理解不足により、差別を受けることも多かったC型肺炎患者。
新薬を用いたC型肝炎の診断・治療に加え、患者に差別と闘う力を養うため心理社会面の支援と健康教育を合わせて実施することで、治療の継続率を上げることを目指しています。
この結果、C型肝炎の治癒率は97.4%に達したという報告もされていました。

また、複数の治療薬が効かない結核に対しても、国内でいち早く新薬の導入を行ったり、診療所内に高度な技術を備えた最先端の研究室を建設するなど、ウクライナ地域では地域初の試みを様々実施しています。
具体的な成果としては以下のような記載もありました。

活動実績(2019年)
・外来診療件数:19,900
・C型肝炎治療を開始した患者数:510
・多剤耐性結核治療を開始した患者数:110

国境なき医師団日本HP
活動内容 緊急性の高い場所での、医療・人道援助活動の提供
活動地域 ウクライナをはじめとする全世界70カ国以上
支援対象 紛争や自然災害、貧困などにより保健医療サービスを受けられない人々
寄付の使途 紛争地域での医療・心理社会面の支援、C型肝炎・結核プログラムの支援
運営団体 認定NPO法人国境なき医師団日本

国境なき医師団では、月々1,000円からの継続寄付と、都度寄付の仕組みが設けられており、都度寄付であればクレジットカード、口座振替だけでなく、コンビニでの支払いやインターネットバンキングなど様々な方法を選ぶことができます。

また認定NPO法人であるため、税額控除の対象となります。

紛争の直接被害だけでなく、現地の医療を強化することで人々の健康に貢献したい、という方は、ぜひこちらから寄付を検討してみてはいかがでしょうか。


以上、ウクライナで活動を行う団体を3つご紹介しました。
ぜひ皆さまが寄付をされる際の、参考になると幸いです。

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