ノーベル平和賞受賞団体に寄付を届けるには?募金先の国際NGO3選

(出典:国連WFP協会HP

「ノーベル平和賞を受賞した非営利団体に寄付をしたい」
「過去にノーベル平和賞を受賞した非営利団体を知りたい」
「どのような点が評価されてノーベル平和賞を受賞したのか知りたい」

この記事ではこのような疑問を持つ方に向けて、ノーベル平和賞を受賞した国際NGOを3つ、活動内容と評価された点とともに紹介します。

寄付をする団体選びの検討材料として活用してみてください。

2020年受賞:飢餓で命の危険に晒されている人々を救う(国連WFP協会)

国連WFP協会は、飢餓のない世界を目指して活動しているWFP国連世界食糧計画を支援する日本の認定NPO法人です。
寄付や企業からの協力を推進するために日々活動しています。

国連WFP協会HP

活動内容 学校給食の支援のほか、食糧援助や自立支援など
活動地域 ザンビア、イエメン、南スーダン、シリアなど約80カ国
支援対象 飢餓に苦しむ母子・乳幼児、学校給食を得られない子どもたち
寄付の使途 食料・学校給食支援、栄養強化ペースト配布などの栄養支援
運営団体 認定NPO法人国連WFP協会(日本窓口)

2020年10月には、この国連WFP協会が支援する国連世界食糧計画がノーベル平和賞を受賞しました。

受賞理由は、世界各地でパンデミックが広がるなか、国連世界食糧計画が飢餓に直面する人々の食糧支援を強化したからです。

ノーベル委員会は国連世界食糧計画の活動について下記のように評価しています。

飢餓と闘う努力や紛争の影響がある地域において、平和の実現に向けた改善に対する貢献、戦争や紛争の武器として飢餓が利用されないための役割を評価し、ノーベル委員会は国連世界食料計画(WFP)に2020年のノーベル平和賞を授与することに決定しました。

(引用:The Nobel Peace Prize 2020 – Press release – NobelPrize.org 和訳)

飢餓人口が減らないなか、パンデミックによって飢餓に苦しむ人がさらに増えないよう、国連世界食糧計画の支援活動はさらに重要性を増すことが考えられます。

国連世界食糧計画をサポートしたい方は、国連WFP協会に寄付を行うことで可能です。

具体的な支援方法として、国連WFP協会の「WFPマンスリー募金」があります。
寄付の使途は、

  • 緊急支援
  • 学校給食プログラム
  • 母子栄養支援

の中から、自分が支援したいものを選択することができます。

食糧支援に関心がある方は、国連WFP協会への寄付をおすすめします。

> 詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

1999年受賞:紛争などで負傷した方に”医療”を届ける(国境なき医師団)

国境なき医師団(MSF)は、医療・人道支援活動を行う国際NGOです。

国境なき医師団HP

アフリカやアジア、中東、中南米など世界各地に事務局を設置し、スタッフが活動、日本人も派遣されています。

活動内容 難民キャンプ・紛争地域での治療全般
活動地域 イエメン、中央アフリカ共和国、南スーダンなど世界29ヶ国
支援対象 紛争による病気や怪我で苦しむ方たち
寄付の使途 コレラ治療、産後ケア、外科治療など
運営団体 認定NPO法人国境なき医師団日本

国境なき医師団は、世界各地で行っている活動が先駆的な人道的活動であると評価されて1999年にノーベル平和賞を受賞しています。

具体的には、

  • 自然災害や人為的災害に限らず全ての被災者に迅速で専門的な支援を受ける基本原則を遵守してきたいこと。
  • 国境や政治、同情などに影響されず、高い即立性を維持し組織が目指す理想を実現したこと。
  • 暴力や権力の乱用に反対する世論の形成に貢献したこと。

これらがノーベル委員会から高く評価されました。

(参考:The Nobel Peace Prize for 1999 to Médecins Sans Frontières – Press release 和訳)

そして、国境なき医師団はノーベル平和賞を受賞してからも、緊急的な医療支援や紛争、自然災害、貧困などに苦しむ人を支援し続けています。

そのように基本的な姿勢を保ったまま、世界各国で人道支援を行う国境なき医師団の活動は、財源の多くが寄付で成り立っています。

継続的な寄付や企業・団体による支援、遺贈などの寄付を受け付けています。

世界各国の人道的な支援をしたい方は、国境なき医師団を応援してみてはいかがでしょうか。

1965年受賞:世界中の子どもたちの「予防接種」などを支援(ユニセフ)

ユニセフは子どもの

  • 権利の保護の提唱
  • 基本的ニーズの充足
  • 潜在能力を最大限に発揮する機会の拡大

を任務とする、国連の下部組織です。

ユニセフHP

正式名称を、国際連合児童基金(United Nations International Children’s Emergency Fund)と言い、世界の子どもと若者のために活動を行っています。

活動範囲は世界190の国と地域にわたり、子どもの安全や健康、教育などの支援拡充に取り組んでいます

活動内容 医療・保健・衛生・教育など多岐に渡る
活動地域 ガーナ、パキスタン、バングラデシュなど世界190ヶ国
支援対象 貧困・紛争・緊急支援が必要な国に住む子どもたち
寄付の使途 ワクチン・医療器具・研修実施費用など
運営団体 公益財団法人日本ユニセフ協会(日本窓口)

1965年には、ユニセフの活動が国家間の協力・連携を推進する突破口となって、豊かな国と貧しい国の差と戦争の危険を減らすことに貢献したとして、ノーベル平和賞を受賞しています。

(参考:United Nations Children’s Fund – Facts – NobelPrize.org

日本では、そのようなユニセフの活動を日本ユニセフ協会が公式支援機関として支援しています。

具体的には募金活動や広報活動、アドボカシー活動(政治を動かすための提言活動)などを行って、ユニセフ本部と連携を取り、すべての子どもたちを支援しています。

(参考:日本ユニセフ協会の主な活動 | ユニセフについて

ユニセフの活動を支援したい方は、日本ユニセフ協会を通じて支援するのが良いです。

日本ユニセフ協会への寄付の方法として、単発で募金する方法やユニセフ・マンスリーサポートプログラムによる寄付などがあります。

世界の子どものために何か取り組みたい方は、ユニセフへの寄付をおすすめします。

> 詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

以上、ノーベル平和賞を受賞した3つの団体を紹介しました。

食糧支援や人道支援、子どもの支援で世界的に評価されている団体に寄付をしたい方は、今回紹介した団体に寄付をしてみてはいかがでしょうか。

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