国連の活動に募金するなら、寄付先はどこがいい?難民・子ども・食べ物など国際NGO3選

「アフリカやアジアでの、国連の活動に募金したい」
「せっかく寄付するなら、信用できる国際NGOに預けたい」

国連が母体になって設立されたNGOがいくつか存在します。

名前に「国連」が入ったり入らなかったり、紛らわしいと感じる方も。
取り組む課題も「子ども」「難民」「食糧」などさまざま。

日本で寄付を広く募っている団体を、3つピックアップしました。

世界中の子どもたちに、医療や教育など届ける(ユニセフ)

約6秒に1人。幼い子どもが5歳になる前に、さまざまな理由で亡くなっているのをご存知ですか?
なかには、たった1日も生きることなく、この世を去ってしまう赤ちゃんもいます。

長引く紛争と食料危機の影響で、栄養不良の母親から病弱な赤ちゃんが生まれるケースが後を絶たない南スーダン。
(中略)誕生直後に敗血症を発症し命の危機と判断されたアヤーは保育器に入れられましたが、ここには検査機も、治療のための薬もありません。
すべてが足りないために、赤ちゃんの10人に1人は、助けることができないのです。
ユニセフ公式サイトより)

新生児の死亡率は、日本では約1,000人に1人。
しかし、このように医療機関に恵まれない国では約30人に1人の割合で新生児が亡くなってしまいます。

ユニセフはこのような小さな命を守る活動から、児童労働対策・災害時の緊急支援など、さまざまな取り組みを行っています。

活動内容  医療・保健・衛生・教育など多岐に渡る
活動地域 ガーナ、パキスタン、バングラデシュなど世界190国
支援対象 貧困・紛争・緊急支援が必要な国に住む子どもたち
寄付の使途  ワクチン・医療器具・研修実施費用など
運営団体  日本ユニセフ協会(日本窓口)

2015年で設立60周年を迎えたユニセフですが、誰もが知る国際NGO団体ですよね。

同団体は国連が設立された翌年1946年に、国連総会の総意で設立されました。
また、国連の諸機関としてもホームページに掲載されており、執行理事会は国連の経済社会理事会で選出されています。

しかし、国連からユニセフへの財政支援はありません。
資金面に関しては、各国政府の任意の拠出と民間の寄付に支えられています。

寄付での支援でスタートしやすい方法が、月500円からのマンスリーサポート。
たとえば毎月5,000円分の寄付があれば、以下を届けられるそうです。

  • 地域の母親たちに栄養指導を行うための、教材12セット
  • 栄養不良の子どもをすばやく見分ける、簡易的な栄養検査992人分

実際に寄付をした感想や寄付の使途について詳しく知りたい方は、こちらも参考になさってみてくださいね。

ユニセフ募金の使われ方が気になっていた私が、マンスリーサポートに入会した3つの理由

紛争から逃れた難民に、医薬品や防寒具など援助(国連UNHCR協会)

世界の子どもたちを取り巻く過酷な環境は、貧困や医療機関の不足だけではありません。
紛争等で難民となった子どもたちは、十分な食事や家がない中で厳しい冬を乗り越える必要があります。

レバノンに避難する95万人のシリア難民にとって、これまででもっとも過酷な冬が目の前に迫っています。
テントや簡素な小屋がひしめく難民居住地で、すでに何年もひっ迫した生活を送る人々。
防寒支援なしに冬を迎えれば、多くの尊い命が危機にさらされます。
国連UNHCR協会サイトより)

冬季に十分な食事ができず食糧不良に陥った子どもたちは、低体温症や肺炎などにかかりやすくなります。
最悪の場合、命を落としてしまうこともあるそうです。

そんな難民の方々に向け、住居や食料を得るための資金の提供や、暖房器具や医薬品など物資の援助を届けているのが国連UNHCR協会です。

同団体は、難民に特化した支援を実施。
先ほどご紹介したレバノンの他、中東で最も貧しいと言われるイエメン、ミャンマーから逃れたロヒンギャ難民などをサポートしています。

活動内容  紛争・内戦地への援助物資提供による緊急支援、教育・女性の就業支援などの自立支援
活動地域 イラク、リビア、コンゴ民主共和国など約135か国
支援対象 紛争・災害により難民・国内避難民となった人々
寄付の使途  支援物資(調理器具・医薬品・テント等)、教育・女性・自立支援のための活動費
運営団体  認定NPO法人国連UNHCR協会(日本窓口)

国連機関として、世界最大規模の難民支援を行なっている、国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)。
そのUNHCRの活動を、寄付や募金で支える日本の公式支援窓口が、国連UNHCR協会です。

UNHCRは国連総会決議によって1950年12月に設立され、翌年から活動を開始。
国連の難民支援機関として、位置づけられています。

その活動資金は当初、各国政府からの拠出金によって支えられていましたが、民間からも支えていこうという動きが世界的に高まります。
2000年に日本窓口として、国連UNHCR協会が設立されました。
UNHCRは難民問題の解決に対する働きかけで、1954年と1981年にノーベル平和賞を受賞しています。

国連UNHCR協会の評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

国連UNHCR協会では、月1,000円からのマンスリーサポート制度があります。
私達の寄付は、難民が安全に水を飲むための給水フィルターや医薬品、寒さや風邪をしのぐテントへと変わります。

「世界中の難民を国連機関への寄付でサポートしたい」と考えられる方は、寄付を検討してみるのも良いかもしれませんね。

飢餓や栄養不足に悩む人々に、食料や物資を輸送(国連WFP協会)

日本では安心・安全な食べ物が手に入ることは当たり前ですが、世界には子どもたちに栄養のある食べ物を与えられない親がたくさんいました。

十分な量の食料が生産されている一方で、8億1,500万人(世界人口の9人に1人)がいまだに毎晩空腹を抱えたまま眠りについています。
さらに、3人に1人が何らかの栄養不良に苦しんでいるのが現状です。

飢餓で苦しむ子どもたちが多い、イエメンの例を見てみましょう。

イエメンは空前の飢餓状況にあり、数百万人が厳しい苦しみの中にいます。
現在、約1,800万人が十分な食事をとれず、食料の確保に不安を抱えています。
中でも800万人以上が深刻な食料不足に陥っており、完全に海外からの支援に頼っている状態です。
国連WFP協会Webサイトより)

そんな絶望的な状況の中、飢えに苦しむ難民への食料支援をしているのが国連WFP協会です。


2017年10月、国連WFPは深刻な食料不足に苦しむ720万人以上の人々に食料支援を提供しました。
しかし、これでも約半数の人々は支援物資の全量を受け取ることはできない状況です。

活動内容  主に食料援助
活動地域 イエメン、南スーダン。シリアなど約80カ国
支援対象 飢餓に苦しむ母子・乳幼児、学校給食を得られない子どもたち
寄付の使途  食料・学校給食支援、栄養強化ペースト配布などの栄養支援
運営団体  国連WFP協会(日本窓口)

国連WFP協会は、「飢餓と貧困の撲滅」を使命に掲げる国際連合の機関。
緊急時に食料支援を届けるとともに、途上国の地域社会と協力して栄養状態の改善と強い社会づくりに取り組んできました。

1999年に任意団体として「日本WFP友好協会」を設立し、2001年に特定非営利活動法人として認証。
2005年には、認定NPO法人として認可され、現在に至っています。

先に紹介した2団体と同様、国連との関係性は「国連諸機関」とされ国連の機関の一つとなります。
国連関係の団体・機関は児童・防災・環境など様々ですが、WFPは飢餓・食料支援に特化した団体です。

寄付方法は毎月1,000円から寄付金額を指定することが可能です。
使途の選択も可能なため、「緊急支援」「学校給食プログラム」「母子栄養支援」の中から、自分の支援したい内容を検討してみるのも良いですね。

実際にどのような使途で寄付金が使用されているのか、こちらの記事も参考になさってみて下さい。

国連WFP協会の評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

「食料の供給や流通網を整備まで食に関する支援を届けたい」と感じられた方は、一度ホームページをご覧になってみてはいかがでしょうか。

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