マスクを寄付するには?新型コロナウイルス対策に届ける方法3選

新型コロナウイルスの感染拡大によって、市場価格が急騰しているマスク。
「マスクを必要としている医療現場や施設に届けるには?」
こんな疑問をお持ちの方へ、マスクを寄付する方法を3つご紹介します。

方法1:病院などに、直接マスクを寄贈する

「マスクが余ってしまった・・」という方は、受け入れ先の意向を確認のうえ、寄贈されてみてはいかがでしょうか。

かかりつけの病院へ、持ち込みする

まずは住んでいる地域の病院で、マスクが不足していないかを、確認してみましょう。

  • マスクを贈りたいと考えているが問題ないか?
  • 郵送する場合の宛先はどこにすればいいか?
  • 費用は着払い、もしくは元払いか?

などといった点は、電話などで事前に確認できると良いでしょう。
マスクは未使用の新品を、医療従事者の方々への感謝も添えて、寄贈できるとベターです。

施設のウィッシュリストで購入する

児童養護施設や介護施設など、福祉の現場でもマスクは不足しています。
こちらも直接持ち込みできれば、それでも良いと思いますが、「新品をAmazonのウィッシュリストから購入して贈る」という方法もあります。

児童福祉の架け橋HP

物品の支援で一番喜ばれるのは消耗品です。
(中略)保管スペースの都合もありますので、事前に施設への確認をお願いします。

児童福祉の架け橋HP

施設ごとに必要な物資が異なるため、マスク以外の購入を検討しても良いと思います。
「手元に余っているマスクを届けたい」という方には向かないかもしれませんが、寄付先が必要としている物資を、確実に届けられる方法としてご紹介させていただきました。

方法2:マスクを寄付しているNPOへ郵送する

社会的に弱い立場にある人たちのために、マスクなどの支援物資を届けているNPOもあります。

ホームレス支援全国ネットワーク:モノの提供以外に就労支援も

NPO法人ホームレス支援全国ネットワークでは、マスクの寄付を受け付けています。

住所の無いホームレス状態の方々は、支援の手からこぼれてしまいます。
ぼろぼろの使い捨てマスクをずっと使っている方もいます。
マスクの寄贈は、「あなたのことを忘れていないよ」というメッセージでもあります。
希望する方にお届けしたいと思いますので、よろしければお送りください。

ホームレス支援全国ネットワークHP

発送方法は普通郵便で問題ないとのことですが、発送料は自己負担となります。
詳しい注意事項などは、団体HPをご確認ください。

もったいないジャパン:国内外の児童養護施設などへ届ける

NPO法人もったいないジャパンは、いらなくなった日用品や服などを必要としている施設に届ける活動をしている団体です。

ご寄付いただける日用品や衣料品などーもったいないジャパンHP

基本的には未使用品が対象となります。
(中略)ご寄付頂く際は、事前連絡等は必要ございません。
任意の箱にお詰め頂き、下記の住所にお送りください。

もったいないジャパンHP
送付先
〒253-0071 神奈川県茅ヶ崎市萩園1642-2
TEL:0467-38-7222
NPO法人もったいないジャパン

マスク以外にも、いらない服やぬいぐるみなど、さまざまな寄付を受け入れています。
外出自粛で家にいる時間が長くなっているのを機に、断捨離にチャレンジするのも良いでしょう。

もったいないジャパンの評判や口コミは?寄付先として、信頼できるかをチェック

方法3:マスクが必要な活動に、募金する

マスクが必要な活動を行なっているNPO・NGOへの募金も、有効な支援の仕方です。

ジャパンハート:マスクを医療従事者に届け、医療崩壊を防ぐ支援

認定NPO法人ジャパンハートは、通常時はミャンマーなどの途上国で、医療支援を行なっている日本発祥の団体です。

新型コロナウイルス対策として、日本の医療従事者にサージカルマスクを届けるクラウドファンディングを実施していました。

#マスクを医療従事者に あなたの拡散や寄付が医療の⼒に
ージャパンハートHPより引用

  1. マスクを必要としている医療機関に、いち早く届けます
  2. マスクがどの医療機関に、どのくらい提供されているかが把握できます
  3. 基金への寄附で税制優遇が受けられます

上記のクラウドファンディングは終了してしまいましたが、ジャパンハートへの募金は引き続き可能です。

ジャパンハートの評判や口コミ、実態は?怪しい?寄付先として、信頼できるかを解説

「”医療が届かないところに医療を届ける”という理念に共感する」
「日本人医師が立ち上げたNPOだから、身近に感じられる」
こんな風に感じた方はぜひ募金を検討されてみてはいかがでしょうか。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

フローレンス:障害児家庭に、マスクなどの必要な物資を届ける

認定NPO法人フローレンスは、障害児家庭やひとり親家庭など、経済的に困難を抱えている親子のために、保育などのサポートを行なっている団体です。
新型コロナウイルス対策に必要な物資を届ける緊急支援を行なっています。

フローレンスHP

4月末日現在、本プロジェクトに提供いただいたマスクを、全国各地のNICU14施設に合計22,000枚寄付しています。
引き続き、マスクや防護服など不足している医療物資の提供を行っていく予定です。

フローレンスHP

フローレンスに寄付することで、こうした活動も応援することができます。
東京都の認可を受けた”認定NPO法人”ですので、寄付は税制優遇の対象です。

フローレンスへの寄付で、赤ちゃんの虐待死をなくす支援を始めた3つの理由

「もし私が貧困家庭だったら、頼れる先がなくて孤立してしまうかもしれない」
「設立以来、親子に寄り添った保育を届けている団体だから、信頼できる」
こんな風に感じた方は、ぜひ寄付を検討されてみてはいかがでしょうか。

2021年4月1日追記
フローレンスの「コロナ緊急支援プロジェクト」としての活動は2021年3月末で終了し、今後はフローレンスの通常支援の中で活動を継続していきます。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

ここまで、マスクを寄付する方法を3つご紹介させていただきました。
マスクを「寄贈する」「郵送する」「募金する」、あなたに合った方法でチャレンジしていただけたら嬉しいです。

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