マイルで寄付するには?JALやANAなど、マイレージ募金先5選

国内・海外旅行をする多くの人が貯めているマイル。
そのマイルを使って寄付できる仕組みがあること、ご存知ですか?

航空会社によって運営されているマイルプログラムの多くが、マイルを使っての寄付を受け付けています。
今回は大手の航空会社5社が実施している、マイルを使った寄付の仕組みをご紹介します。
ぜひみなさんがマイルを貯めている航空会社ごとにチェックしてみていただけると嬉しいです。

方法1:ANAマイレージクラブ(全日空:ANA) から寄付

日本の2大航空会社の一つである全日空(ANA)が運営するANAマイレージクラブ。
貯めたマイルを使って寄付をすることができます。

寄付先は国際平和と人権の福祉を推進する活動を行うUNESCOや、独自のクラウドファンディングプラットフォームを通じたチャレンジャーへの寄付、期間限定の災害支援など、数件が用意されています。

基本的には1口の寄付に必要なマイル数が決められていますが、災害支援など1マイルから寄付できるものもあるようです。

寄付先
UNESCO/WonderFLY(独自のクラウドファンディングプラットフォーム)/社会起業家(チェンジメーカー)の支援/災害支援など数件
必要マイル数
・1口1,800マイル~(500マイル単位)
・もしくは1口3,000マイル~(3,000マイル単位)がメイン
・中には1マイル〜寄付が可能なものも

特にWonder FLYという独自のクラウドファンディングのプラットフォームを通した寄付では、高校生のアイディアから生まれた「勉強専門茶」の開発プロジェクトや、途絶えてしまいそうな琉球の藍染技術で染めるデニム製作の支援プロジェクトなど、見ているだけで興味が湧くものがたくさんあります。
ぜひANAでマイルを貯めている方はサイトを覗いてみてはいかがでしょうか?

ANAマイレージクラブからのマイル寄付について詳しくはこちら。

参考

ANAマイレージクラブからのマイル寄付全日空HP

方法2:JALマイレージバンク(日本航空:JAL)から寄付

2大航空会社の一つとして有名な日本航空(JAL)。
JALが運営するマイルの仕組み、JALマイレージバンクからも寄付をすることができます。

寄付先
チャンス・フォー・チルドレン/「首里城」再建/「令和元年台風19号被害」など数件
必要マイル数
・1口500マイル~(500マイル単位)
・もしくは1口3,000マイル~(3,000マイル単位)
その他
案件によってはマッチング寄付の実施も

JALマイレージバンクを通じたマイル寄付で特徴的なのは、マッチング寄付の仕組みがあること。
みなさんが寄付したマイル相当額と同額が、JALからも寄付(マッチング)された総額を寄付してくれます。
自分が寄付したマイルが倍になり、支援先に届くのはとても嬉しいですよね。
普段JALでマイルを貯めている、という方はぜひ試してみてください。

JALマイレージバンクからのマイル寄付について詳しくはこちら。

参考

JALマイレージバンクからのマイル寄付日本航空HP

寄付先の一つとなっているチャンス・フォー・チルドレンについては以下の記事に実際に寄付をした体験記をまとめていますので、ぜひお読みいただけると嬉しいです。

チャンス・フォー・チルドレンへの寄付で、日本の「相対的貧困」の子どもたちへ支援を始めた理由

方法3:デルタスカイマイル(デルタ航空)から寄付

アメリカに拠点を置くデルタ航空が運営しているデルタスカイマイル。

「スカイウィッシュ・チャリティ・プログラム」というプログラムを設け、様々な団体への寄付を受け付けています。
日本を含む全世界の寄付先が用意されており、選択肢は20以上にもなります。
寄付先の多さを見ても、寄付のプログラムに力を入れていることがわかりますね。

寄付先
ユニセフ/難民を助ける会/JHP・学校をつくる会/セーブ・ザ・チルドレンなど全世界約20の寄付先
必要マイル数
1,000マイル以上(1マイル単位)

どの寄付先も1,000マイル以上から寄付が可能と、必要マイル数が少ないのも魅力的です。
デルタスカイマイルを貯めている、という方はぜひ寄付先を含め詳細をご確認いただけると嬉しいです。

スカイウィッシュ・チャリティ・プログラムのマイル寄付について詳しくはこちら。

参考

スカイウィッシュ・チャリティ・プログラムからのマイル寄付デルタ航空HP

方法4:AAdvantageマイル(アメリカン航空)から寄付

次に紹介するのはアメリカン航空が運営しているAAdvantageマイル。

Our Social Good(社会をよくするために)、Our Well Being(健康な生活のために)、Our Heroes(アメリカのために活動する人のために)という3つのカテゴリから選んで、寄付をすることができます。

寄付先
・Our Social Good(途上国で活動を行うアメリカ赤十字、ユニセフなどへの寄付)
・Our Well Being(がん患者への支援、難病の子どもたちへの支援を行っている団体などへの寄付)
・Our Heroes(9.11テロの被災者の支援、負傷したアメリカ軍人への支援を行う団体などへの寄付)
必要マイル数
1,000マイル以上
その他
英語サイトのみ、日本語非対応

寄付については英語サイトのみとなっており、日本語のサイトがないのがネックですが、申し込みの手順は比較的シンプルなようです。
AAdvantageマイルを貯めている、という方はぜひチェックしてみてください。

AAdvantageマイルの寄付について詳しくはこちら(英語サイト)。

参考

AAdvantageからのマイル寄付アメリカン航空HP

方法5:Mileageplusマイル(ユナイテッド航空)から寄付

最後に紹介するのが、ユナイテッド航空が運営するMileageplusマイル。
デルタ航空のスカイウィッシュ・チャリティ・プログラムと同様、20以上の豊富な寄付先が用意されています。

寄付先
途上国での医療支援/災害支援/環境支援など20以上の寄付先
必要マイル数
1,000マイル以上
その他
英語サイトのみ、日本語非対応

こちらもサイトは英語版のみで残念ながら日本語サイトには対応していません。
しかし、それぞれの寄付先について丁寧に説明が書かれているので、英語が少しでも読める!という方はぜひ覗いてみていただけると良いのではないでしょうか。

Mileageplusマイルの寄付について詳しくはこちら(英語サイト)。

参考

Mileageplusからのマイル寄付ユナイテッド航空HP


いかがでしたでしょうか?
貯まったマイルを使って、自分の負担なくできるマイル寄付。

マイルが貯まっているけど使い道がない、有効期限が切れてしまいそう、という方はぜひ各航空会社のプログラムをチェックしてみていただけると嬉しいです。

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