最近はメディアなどを通じて、難民の問題に触れる機会が増えてきました。
「私にも何かできることがあれば・・!」
と感じておられる方も多いのではないでしょうか?
今回は、私たちが難民支援のためにできること、服や文房具、ポイントやお金など、様々な寄付の方法をご紹介します。
目次
方法1:服を寄付する
服のまま寄贈するのではなく、業者に買い取ってもらった後に、買取代金を寄付する「Brand Pledge」というサービスがあります。
358件の支援先の中から、認定NPO法人難民を助ける会を寄付先に選ぶことで、寄付が難民支援のために使われます。
寄付の使い道
- 3,500円:アフガニスタンで地雷や不発弾の危険に脅かされる生活を送る5人が、事故を回避する講習会を受講できます。
- 5,000円:通学をあきらめていた南スーダン難民の子ども1人に、1年間勉強する機会を提供できます。
- 10,000円:シリア国内で厳しい状況にいる5人家族に、1カ月分の食糧を届けることができます。
(出典:認定NPO法人難民を助ける会 HP)
「Brand Pledge」へのお申し込みはこちらから。
方法2:本を送る
こちらも先程と同様、古本の買取サービス「チャリボン(VALUE BOOKS)」を通じて、買取代金を寄付に変えることができます。
支援先を、認定NPO法人難民支援協会に指定して頂くと、以下のような活動に寄付が使われます。
寄付の使い道(※古本買取価格が1冊50円の場合)
- 30冊:家がない難民に一泊の宿を提供できます。
- 60冊:専門スタッフが成田空港に出向き、直接難民申請手続きの相談に乗ることができます。
- 200冊:健康保険に入れない難民の通院1回分の医療費を支払うことができます。
(出典:チャリボン HP)
「チャリボン」へのお申し込みはこちらから。
方法3:未使用切手や書き損じハガキなどを寄付する
未使用切手、書き損じハガキ、未使用テレホンカード、商品券を、認定NPO法人難民を助ける会に寄贈することができます。
それぞれ通信費などの経費削減に役立てられます。
他にも、CD、DVD、貴金属、ブランド物なども寄付することができます。
詳しい情報は団体のHPをご確認ください。
ご不明な点などのお問い合わせはこちらから。
方法4:ポイントで募金する
買い物などで貯まったポイントを、認定NPO法人国連UNHCR協会に寄付できます。
寄付はどのように使われますか?
国連UNHCR協会 HP
スイスのジュネーブにあるUNHCR本部に送金され、UNHCRが最も必要とする援助プログラムに大切に活用させていただきます。紛争や迫害などによって難民となり、逃れてきた人々に対して緊急時の支援として命を守る水や食糧を支給する他、UNHCRは長期化する避難生活においては健康管理や学校教育など生活全般を支える活動を行っております。
ご利用いただけるポイントサービスの一部をご紹介します。
- JCB:Oki Dokiポイントプログラム(500ポイント〜)
- Yahoo!ネット募金:Tポイント(1ポイント〜)
- アメリカン・エキスプレス:メンバーシップ・リワード(1,500ポイント〜)
- ダイナースクラブ:リワードポイントプログラム(10,000ポイント〜)
- JACCS:ラヴリィポイント(1,000ポイント〜)
(出典:ポイントサービスを通じた寄付方法ー国連UNHCR協会)
方法5:お金を寄付する
毎月の寄付であれば、少額から気軽に、難民への支援を始められます。
認定NPO法人難民支援協会の「難民スペシャルサポーター」なら、毎月1,500円/3,000円/5,000円など、継続的な寄付が可能です。
- 1,500円:難民申請手続きのための、交通費を支払えます。
- 3,000円:路上生活に耐えている難民が宿で一泊休むことができます。
- 5,000円:成田空港に出向き、とどめ置かれた難民に面会できます。
(出典:認定NPO法人難民支援協会 HP)
検討される方は、実際に「難民スペシャルサポーター」として難民を支援した体験談も、ご参考になさって下さい。
難民を遠ざけるのではなく、寄付で支援しましょう
普段、難民を身近に感じることは多くないかもしれません。
寄付は、離れた場所で起こっている問題を自分ごとにする、最も身近な方法の一つです。
あなたに合った方法で、難民支援に寄付して頂けたら、嬉しく思います。