寄付で人生が変わる?なぜ募金は楽しい?社会も私も幸せになれた秘訣

「寄付すると人生が変わるってホント?」
「募金が楽しいと言う人はどんな心持ちで募金してる?」

こんにちは、寄付ナビの鈴木大悟と申します。
私は2017年から収入の10%を寄付する取り組みを続けているのですが、最初はどこに寄付すればいいのか全く分かりませんでした。

ニュースなどで社会問題に触れる度に心を痛めていましたが、「どうすれば社会課題を解決できるのか」「自分の想いをどうやって届ければ良いか」分かりませんでした。

そこで、団体の活動説明会やボランティアに何度も参加したり、インターネットで口コミや評判を徹底的に調べることにしました。

すると、徐々にちゃんと寄付金を役立ててくれる団体を見分けられるようになったのです。
現在は「寄付をしてよかった」と感じられる10団体以上に毎月の寄付をしています。

今回はそんな私が「募金は楽しい」と言えるワケ、おすすめの寄付の仕方をお伝えさせていただきます。

「お金持ちほど寄付をしている」は本当か?

お金持ちや大富豪と呼ばれる人は積極的に寄付をしている、それも若くてお金がなかった頃から--。
こんな情報を、あなたも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

寄付が身近な存在となる社会を目指して活動する日本ファンドレイジング協会の『寄付白書2017』のデータによると、

所得 寄付者率
1〜100万円未満 34.4%
100〜200万円未満 42.7%
200〜400万円未満 46.7%
400〜600万円未満 49.9%
600〜800万円未満 47.8%
800〜1,000万円未満 51.7%
1,000〜1,200万円未満 50.5%
1,200〜1,400万円未満 55.9%
1,400万円以上 60.4%

所得の高い層になるほど、寄付者率も高くなる傾向にあります。
お金持ちほど寄付している、というのは(お金持ちを何と定義するかにもよりますが)やはり正しいと言えそうです。

では、お金持ちになった人が、お金がなかった頃から寄付していた、は真実なのでしょうか?

収入の10%を寄付して分かった、募金が楽しい理由

客観的に見ても、私は到底お金持ちと呼んでいただけるような資産も収入も持ち合わせていません。
ごくごく一般的な家庭に生まれ、一般的な教育を受けて育ちました。

ただ収入の10%を寄付する取り組みを続けるなかで、分かったことがあります。

「社会のお役に立つことや誰かを喜ばせること、それ自体が心から嬉しい」ということです。

もちろん私も最初から、こんな風に思えていたわけではありません。
寄付を始めた頃は、「このお金は何に使われるんだろう・・」「本当に寄付してよかったのかな・・」と不安に思う時もありました。

しかし、実際に支援を受けた人びとに良い変化が起こったり、感謝のお手紙をいただく度に、もっと私が頑張れば、もっと多くの人を助けられるんだ!と心を奮い立たせてもらっています。

寄付をすればお金持ちになれるかは分かりませんが、寄付をすればあなたも誰かのお役に立てることは間違いありません。

寄付の仕方は?継続的に寄付するマンスリーサポーター

もしあなたも人のために生きたいと思っていただけたなら、人のために生きることを誇りに思えるようになるまで、寄付を続けられることをおすすめします。

それには「マンスリーサポーター」と呼ばれる寄付の仕方が最も適しています。

多くのNPOが、月1,000円〜の任意の金額で、支援者を募集しています。
寄付先の団体が継続的に行っている活動を維持・強化するために使われるので、常にニーズが大きいです。

決済はクレジットカードや口座引き落としで、無理なく続けることができます。
もちろん金額の変更や停止はいつでも可能です。

私が信頼している寄付先を、3つご紹介します

最後に、具体的にどのNPO・NGOに寄付すればよいのかについて、私が信頼している団体をご紹介させていただきます。
ぜひ寄付先の候補として、チェックしてみてください。

売春を強制される女性・子どもを救う「かものはしプロジェクト」

「だまされて売られる子どもを守る」というミッションのもと、人身売買の被害者数が世界最大と言われているインドで活動している団体です。

社会人インターンとして働いたご縁から始まり、当時からサポーター会員として寄付を続けています。

かものはしプロジェクトの村田早耶香さんが登壇する寄付者限定イベントに参加してみた

インドで人身売買を取り締まる法律の整備を支援するなど、社会の仕組みを変えることに重きを置いた活動に共感しています。

虐待や遺棄で命の危機にある赤ちゃんを救う「フローレンス」

誰にも相談できずに孤立した母親が、自らお腹を痛めて産んだ赤ちゃんの命を奪ってしまう・・
そんな悲しいことが、この日本でも起こっていることはご存知でしょうか。

フローレンスは「赤ちゃんの虐待死」をなくすため、子どもを望む育ての親とつなぐ、赤ちゃん縁組事業などを行っています。

フローレンスへの寄付で、赤ちゃんの虐待死をなくす支援を始めた3つの理由

2018年の事業報告会へ参加させていただいた際、寄付者との丁寧なコミュニケーションに信頼できると感じました。
子どもの命を助ける活動に共感する方は、寄付先として検討してみてください。

ひとり親家庭に食料を届ける「グッドネーバーズ ・ジャパン」

「国内外を問わず、支援を必要とする子どもたちを守る」というミッションのもと、日本国内では低所得のひとり親家庭へ定期的に食料を届けている団体です。

シングルマザーやシングルファザーは仕事も子育てもすべて自分ひとりで抱え込んでしまうことが多く、貧困に陥るリスクも高いです。

食料を配付することは、単なる経済支援にとどまらず、支援を受けた親子が社会とのつながりを感じられることへ繋がります。

グッドごはんへの寄付「国内こどもスポンサー」に私が入会した3つの理由

子どもは生まれてくる家庭を選ぶことはできません。
困難を抱えながら頑張る親子にも、温かい食卓を囲んでほしいと感じた方は、寄付を検討してみてはいかがでしょうか。

最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。
あなたも1年後、2年後に「寄付してよかった」と感じていただけるようになることを願っています。

この記事を読んだ方にオススメ

寄付するなら、どこがいい?
私が毎月募金する、
おすすめNPO3選

「お薦めの寄付先を教えてほしい」「寄付が有益に使われる、良い団体はどこ?」といったことが気になる方へ、私も寄付している団体を3つ紹介します。

> 続きを読む