【2022年6月最新版】寄付先選びに役立つ!注目の最新情報|寄付ナビNEWS

(出典:テラ・ルネッサンスHP)

こんにちは、寄付ナビの鈴木大悟と申します。
現在、私は「寄付してよかった」と感じられる10団体以上に毎月の寄付をしています。

この記事では、私が毎月寄付している団体で、

  • メールマガジンや団体公式SNSで発信されている情報
  • 寄付者限定のニュースレターや年次報告書
  • 実際に参加したイベントから得られた情報

などから、毎月の最新情報をお届けします。

>> 今すぐウクライナ難民・避難民の最新状況を知りたい方はこちらをクリック

この記事を書いた人

鈴木大悟

収入の10%を寄付することを5年以上継続中。「あなたにぴったりの寄付先を見つけていただきたい」そんな想いから、ひとりでも多くの方へ寄付によって得られる幸福をお届けするために、このサイトを運営しています。

テラ・ルネッサンスの活動報告会に参加

認定NPO法人テラ・ルネッサンスの活動報告会「テラ・スタイル東京」が、5月25日に開催され、私も会場で参加させていただきました。

テラ・スタイル東京は、2013年からずっと定期的に開催され続けている活動報告会です。
首都圏在住のボランティアの皆様が中心となって、企画・開催されています。

講師は元自衛隊員で職員の佐々木純徹さん(写真右端)

ウクライナ難民・避難民の最新の状況

ウクライナ難民の90%以上が女性・子どもという事実はご存じでしょうか?
18〜60歳の男性は兵役義務があり、戦場に駆り出されるためです。
小さな子どもを持つ母親は「これから旅行に行くよ」と言って子どもと一緒に命からがら避難している、そんなケースも少なくないそうです。

ハンガリー国内に留まる難民の中でも、少数民族ロマの人びとが支援から取り残されていることが、これまでの現地調査で分かっています。
ロマ族とは、人種的な理由でナチス政権による迫害の対象となった民族の1つです。 
第二次世界大戦下で、強制労働の対象となり、収容所に移送されました。

彼らは主に貧困や差別を理由に、ハンガリーから安全な西ヨーロッパ諸国へ避難をしようにも避難できず、公的支援も全くなく避難先で苦しい生活を強いられています。

ウクライナ西部のトランスカルパチア地方も、状況は深刻です。
この地域は政治的な背景による根深い貧困があり、住民の平均月収は4万円ほどです。
また、国内避難民が大量にトランスカルパチア地方に押し寄せ、物価が高騰し、物資不足・食糧不足となり、貧困の状況は一層困難になっています。

このように実際に職員が現場に入ってニーズ調査をしていると、報道では目にすることがない問題が見えてきたそうです。
本当に支援を必要としている人に、的確で細やかな支援を届けていく必要があります。

今後の活動状況:「誰一人取り残さない支援」を目指して

テラ・ルネッサンスは、上記のような難民及び避難民に対し、以下のような支援を行っています。

  • 生活支援:現場のニーズにきめ細やかな支援を直接届ける
    • 食料・日用品の提供
      • 水や野菜、生鮮食品など
      • 現在は週1回ペースで提供
    • 炊き出しをする拠点の整備
    • 避難場所・倉庫の整備
      • 例えば、シャワーやトイレを取り付けて、衛生状況を改善
      • シャワーは1基あたり10万円ほどで取り付けることが可能
      • それにより、何十、何百人という人びとの生活が改善
    • 子どもの教育・心理社会支援
      • 家が爆撃に遭ったり、終わりの見えない避難生活でトラウマを抱える子どもも
      • 遊具やテレビ、本、楽器、自転車などを提供
  • CSCs(社会貢献を目的とする現金給付支援)
    • 例えば、以前は料理人をされていた方が紛争によって職を失われた
    • その方に避難先で炊き出しを担ってもらい、テラ・ルネッサンスが報酬として現金を提供

テラ・ルネッサンスの活動を寄付で支援してみて

テラ・ルネッサンスの活動報告会は、現地で活動されているスタッフ様が実際に見聞きしたお話を伺えるので、内容がとても濃く充実しています。
毎回オンラインでも配信されるので、遠方にお住まいの方も気軽に参加できます。

テラ・ルネッサンスは引き続き、ウクライナやコンゴなど世界中で戦争が起きていることの問題提起、現地での支援活動を行っていくそうです。

支援対象 元子ども兵など
活動地域 カンボジア、ラオス、コンゴ(民)、ブルンジ、ウガンダ、日本
事業内容 社会復帰支援、地雷撤去活動支援、平和教育や武器輸出に関わる政策提言
寄付の使途 社会復帰施設での給食、洋裁店や木工店などの開業資金など
運営団体 認定NPO法人テラ・ルネッサンス

テラ・ルネッサンスの活動を毎月の寄付で支援する「ファンクラブ会員」を随時募集しています。
実際にファンクラブ会員として寄付を始めた体験記も、よかったらお読みください。

テラ・ルネッサンスのファンクラブ会員として私が元子ども兵を支援する3つの理由

「声なきところにニーズは埋もれている。誰も注目していないところに、私たちが支援すべき人びとがいる」という、スタッフ佐々木さんのお言葉が印象的でした。
テラ・ルネッサンスの「誰一人取り残さない支援」に共感される方は、ぜひ寄付を検討されてみてはいかがでしょうか。

編集後記:私たちの大切なお金のゆくえ

今月の寄付ナビNEWSは、日本発祥の国際NGO、テラ・ルネッサンスのウクライナ緊急支援にフォーカスしてお届けさせていただきました。

ウクライナの状況には、連日の報道で心を痛めている方も多いと思います。
テラ・ルネッサンスに寄付という形で想いを託すことで、私たちの1万円が食料品や日用品となり、10万円がトイレやシャワーなどの衛生施設となって、ウクライナ難民の方々に届きます。

同じ日本人のスタッフの皆様が現地で尽力してくださっていることに、私は頭が下がる思いでいっぱいになりました。
あなたも、ウクライナへの想いを寄付という形で表してくださることを願っています。

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