(出典:難民支援協会HP)
「難民支援協会の歴史やミッションについて知りたい」
「寄付やボランティアなど、私にもできる関わり方を知りたい」
そんな方に向けて、認定NPO法人難民支援協会(JAR = Japan Association for Refugees)の活動や評判などを調べました。
目次
難民支援協会とは?日本国内の難民を総合的に支援
団体が取り組んでいる難民問題、組織の概要を解説します。
どんな人が「難民」と呼ばれるの?
世界では7,080万人が故郷を追われ、避難を余儀なくされています(出典:UNHCR Global Trends 2018)。
しかし難民と聞いても、いまいちピンと来ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
難民とは、紛争や人権侵害などから自分の命を守るためにやむを得ず母国を追われ、逃げざるを得ない人たちのことです。
難民支援協会HP
人権侵害や国際的な紛争などの影響によって、母国を離れなくてはいけない。
そうして来日した難民の方々を総合的にサポートしているのが、認定NPO法人難民支援協会です。
1999年の設立から、計6,000名以上の難民をサポート
団体概要
設立年月日 | 1999年7月17日 |
代表者 | 石川えり(代表理事) |
事務局職員数 | 26名(2019年9月末現在) |
連絡先 | TEL:03-5379-6001/FAX:03-5215-6007 |
所在地(アクセス) | 東京都千代田区西神田2-5-2 TASビル4階(神保町駅から徒歩6分) |
(出典:難民支援協会HP)
ミッション
難民申請の手続きをサポートする法的支援・カウンセリングを通じた生活支援&就労支援やコミュニティ支援、政府への提言などの活動を行なっているとのこと。
難民支援協会(JAR)が目指すこと難民のように、支援が行き届きづらい人々を支援することは、JAR の事業の柱です。
難民支援協会HP
しかし同時に、難民は支援されるだけの人ではありません。
支援を必要とする人はしっかりと支えられ、一方でそれぞれの持つ強みを活かして社会の一員となる、そのような未来を作ることを目指し、JAR は活動を展開しています。
難民が、難民として、人として、そして社会の一員として尊厳を守られながら生きられるよう、活動しています。
歴史
人権NGO「アムネスティ・インターナショナル」で難民支援を担当していたグループによって、難民を総合的にサポートすべく立ち上げたとのこと。
このチームを東西でリードしていたのが、筒井志保と石井宏明です。
難民支援協会HP
彼らは活動の中で、次第に難民のニーズに総合的に対応できる「窓口」としての新団体の必要性を痛感するようになります。
(中略)その後2人の声かけを中心に、NGO、弁護士、研究者、ボランティア等それぞれの立場で難民支援に取り組んでいた人たちが集まり、日本で難民支援に取り組む専門的な団体の設立を目指すこととなりました。
その後、2000年8月に国連難民高等弁務官(UNHCR)日本・韓国地域事務所(現、駐日事務所)と契約を締結し、現在もパートナー団体として協働しているそうです。
難民支援協会ではどんな人が働いてる?
問題解決にあたっている職員の方々、団体の採用活動について調べました。
難民問題の解決のために働く人
代表理事 石川えりさん
代表は2014年12月から現在まで、石川えりさん(1976年生まれ)が担っています。
大学在学中に、団体の立ち上げに携わっているというのも驚きでした。
代表理事からのごあいさつー難民支援協会HP
私がはじめて、難民支援に関心を持ったのは、高校3年の春でした。
難民支援協会HP
偶然、新聞でルワンダ虐殺の惨状を知り衝撃を受け、何とかしたいと思い立ったことがきっかけです。
その後、ボランティア活動をする中で、日本にも難民が逃れてきていることを知りました。
遠い国での出来事が、突然身近な問題として突きつけられたような感覚を覚えています。
難民支援協会に従事するスタッフ
石川さんのほか、以下のような人たちが難民問題の改善のために尽力されています。
難民支援協会の活動-難民支援協会HP
こうして職員の方々の顔が見えるのは、私たち寄付者にとっても嬉しいですね。
スタッフの採用は?
正職員
2023年8月現在、以下の業務の募集がありました。
詳しい条件などについては、リンク先の募集要項をご確認ください。
どんな人が難民支援協会に寄付してる?評判をチェック
難民支援協会へ寄付している方は、どのような人たちなのか、支援者の声を調べました。
難民支援協会の難民スペシャルサポーターになってから一年が経ちました。
— Minako B (@Minako_B_JP) December 20, 2018
(そして…寄附金控除の対象になることを今日知りました…)
どうか一人でも多くの方が安心して冬を過ごせますように。https://t.co/7u7BaDWN03 @ja4refugees
(出典:継続的に寄付で支援する方 – Twitter)
@ja4refugees に、訪問した時の1枚。@EriIshikawa_JAR さんと。@toshimasaota さんも。#難民 #移民 政策は #少子化 も関わる日本の未来を作る大切な問題。#難民支援協会 に @matsuhisajapan は毎月支援しています。 pic.twitter.com/JdZXLzTtAG
— Akiko Bentobox / Akiko Fukumoto 🍣🍵🍱 (@moalsinc) May 31, 2019
(出典:支援者とスタッフのワンシーン – Twitter)
難民支援協会に寄付をした。赤い羽根とかユニセフには人並みの少額しか寄付しないが、難民とかネパールの地震とかの場合は目的が明確なので寄付のし甲斐があるような気がして、ある程度の額を寄付することにしている。
— 足立恒雄 (@q_n_adachi) December 25, 2015
(出典:難民問題に共感し寄付した方 – Twitter)
弊サイト内にも、難民支援協会への毎月の寄付「難民スペシャルサポーター」として寄付を始めたときの記事がありますので、併せてご参考になさってください。
ここまで、難民支援協会の概要、団体を取り巻く人(スタッフさんや寄付者)についてご紹介させていただきました。
「私なりの支援の仕方がわかった」
「少額の寄付で活動を応援したい」
こんな風に感じていただけたら、この上ない喜びです。