海外旅行で、なかなか完璧には使い切れない現地のコインや小銭。
旅行を終えてほんの少しだけ余ってしまった、気づいたら家に様々な国の通貨が少しずつ溜まってしまっている、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日はそんな外貨や海外のコイン・小銭を寄付する方法をご紹介します。
目次
方法1:海外旅行から帰ってきてすぐ、空港で募金
一番簡単なのは、海外旅行から帰ってきてすぐ空港で募金する方法。
国内の主要国際空港(成田、羽田、関西、中部、福岡、新千歳、仙台、広島)には募金箱が設置されており、現在流通している通貨であればどの国のものでも募金することができます。
寄付先は世界190の国と地域で子どもの命と権利を守るために活動をしているユニセフです。
国内の主要国際空港【成田、羽田、関西、中部、福岡、新千歳、仙台、広島】に、大型の外国コイン募金箱を設置しております。
日本ユニセフ協会HP
各空港の税関検査場内(スーツケースなど機内に預けた荷物を受け取るターンテーブルがあるホール)に設置しておりますので、そちらの募金箱にお預けください。
また、もしJAL(日本航空)の国際線を利用する場合には、機内での寄付も可能です。
日本航空の国際線(コードシェア便を除く全路線)や国内線では、ユニセフ外国コイン募金へのご協力を呼びかけています。
日本ユニセフ協会HP
機内に用意されている封筒「Change for Good®(チェンジフォーグッド)」に入れて、客室乗務員にお渡しください。
どちらも旅の帰りにそのまま募金ができるので、気軽で良いですよね。
私も海外旅行でお金が余ってしまったとき、外貨を使い切るために空港でなんとなく買い物をするよりは、誰かの役に立てばと思い、日本の空港まで持って帰ってきて寄付をするようにしています。
これから海外旅行に行く予定がある!という方は、選択肢として覚えておいていただけるとよいのではないでしょうか。
ユニセフの募金箱を通じた寄付について、またその使い道等については、以下の記事に詳細をまとめていますので、よろしければぜひお読みください。
方法2:銀行や旅行会社などの募金箱を利用する
家に外貨が溜まっていて、これから旅行に行く予定もないという方におすすめなのは、最寄りの銀行や旅行会社にある募金箱に寄付する方法です。
こちらもユニセフへの寄付になりますが、三井住友銀行、JTBグループ、毎日新聞社の支店・支局に外貨用の募金箱が設置されており、寄付をすることができます。
実際に、銀行や旅行会社に設置している募金箱に寄付をした人の声をSNSで調べてみました。
余った外貨コインを空港で募金し忘れ、三井住友銀行新宿支店へ。
— 吉野なこ✈️写真とデザイン (@naco_ysn) June 11, 2019
200円程度、しかも銀行さんの利益にはならないものなのに、とても丁寧に応対してくださって、ほくほくした気持ち☺️
▼ユニセフ外国コイン募金https://t.co/SjAkmhLFvP
(出典:実際に三井住友銀行で外貨を寄付された方−Twitter)
ユニセフ外貨コイン募金をしてみました。すご〜く前に行った色々な海外のコイン。❣️今回は三井住友銀行さんで 🏦店頭には設置されていないので係りの人に声をかけると募金箱を出してくれました。ささやかながら、世界の子供達のお役に立てればいいな☺️ pic.twitter.com/XUYqAdHMeP
— 紙の本が好き (@DWRIHzMe3BEQv2I) December 13, 2018
(出典:実際に三井住友銀行で外貨を寄付された方−Twitter)
なかには募金箱を設置していない、また店頭には置いていないものの募金箱がある店舗もあるようなので、ぜひ事前に最寄りの店舗・受付に直接問い合わせてみてください。
方法3:慈善団体に、直接郵送する
募金箱に寄付しに行くのも良いけど少し手間がかかる・・・
そんな方には、郵送での寄付がおすすめです。
例えばユニセフでも、郵送による外貨の寄付を受け付けています。
郵送または宅急便でユニセフに送る
普通郵便(小包)または宅配便で、(公財)日本ユニセフ協会まで直接お送りください。
日本ユニセフ協会HP
到着後、1か月程度で受領のお知らせを発送しておりますが、郵便状況により前後する可能性もございます。
なお、金額の記載された領収書は発行しておりません。
・宛名:(公財)日本ユニセフ協会 外国コイン募金係
・Tel:03-5789-2013
・品名:「メタル」とご記入ください
領収書が発行されないため、税控除を受けられない点には注意が必要ですが、家にある外貨をまとめて送ることができるのはありがたいですよね。
実際にユニセフに外貨を郵送し、寄付をされた方の声をSNSでも調べてみました。
外貨をユニセフに募金として郵送したことなどすっかり忘れていた今日この頃。
— うめ (@u_me61) January 23, 2020
ありがたいことに、素敵な絵が描かれた葉書が届きました☺️ pic.twitter.com/agkImA5LWC
(出典:実際にユニセフに外貨を郵送し寄付された方−Twitter)
ずーーーーっとうちにあった外貨を募金。断捨離のたびになんとかしたかったけど、こればっかりはお金なんで捨てれなくて困ってて、調べたらユニセフに郵送で送れたんで。 pic.twitter.com/WA9a8ASM4r
— ますだひろみ (@masudahiromi55) December 22, 2019
(出典:実際にユニセフに外貨を郵送し寄付された方−Twitter)
ユニセフ以外にも、南アジアで貧困層の生活支援を行っているシャプラニールや、女性のいのちと健康を守るために活動しているジョイセフなど、他にも郵送での外貨寄付を受け付けている団体があります。
ぜひ各団体のホームページをチェックしてみてはいかがでしょうか?
上記に紹介したシャプラニール、ジョイセフについては以下の記事に活動内容や寄付の使い道などをまとめていますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。
いかがでしたでしょうか?
ついつい少し余ってしまう外貨や外国コイン。
なかなか再度その国に行く機会がないという方にとっては、余っていても使い道がないため、気軽に取り組める寄付ではないかと思います。
ぜひ、これから海外旅行に行く方、家に外貨が余っている方は、試してもらえると嬉しいです。