かものはしプロジェクトのサポーター会員さんに寄付体験と感想を聞いてみた

こんにちは、寄付ナビの鈴木大悟です。

認定NPO法人かものはしプロジェクトのご支援者さまにインタビューをさせていただく機会があり、「子どもや女性を含む、人びとが売られる”人身売買”の問題のことを皆さんに知っていただきたい、この活動のことを詳しくお伝えしたい」と思い、この記事を作りました。

この記事を書いた人

鈴木大悟

収入の10%を寄付することを5年以上継続中。「あなたにぴったりの寄付先を見つけていただきたい」そんな想いから、ひとりでも多くの方へ寄付によって得られる幸福をお届けするために、このサイトを運営しています。

日本発祥の団体である「かものはしプロジェクト」は、インドで女性や子どもの人身売買、日本では子どもの虐待の問題に取り組んでいます。

あなたのご寄付で、例えば、人身売買の加害者を適切に罰するための裁判支援や、犯罪の取り締まりを強化する法整備への働きかけを行うことができます。

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寄付金控除の対象団体です

「私が家族を支えたい・・」都会に出稼ぎに行ったサリナさん(17歳)の過酷な運命

インドの貧しい村に住むサリナさんは17歳のとき、「私が家族を支えたい」と都会に働きに出たところを、だまされて売春宿に売られました。
売春宿での生活は過酷で、朝から晩まで何人も大人の相手をさせられたそうです。

「どこに行くの?」「イヤだ、家に帰してほしい」そう言うと返ってきたのが、「おまえはあの親戚の女に売られたんだよ」という冷たい言葉でした。

そして、連れて行かれた先は売春宿。

朝から晩まで、つらい暴力をたくさん受けながら、嫌な仕事をさせられ、食事も与えられず、劣悪な環境でつめこまれるように眠る。
そんな生活が何年も続きました。

かものはしプロジェクトHP

売春宿のオーナーは、彼女の髪をつかみ、頬や体を倒れるまで殴ります。
「客の前で暴れると痛い思いをする」と抵抗できなくなったそうです。

幸いにも救出されて村に戻った後も、「汚らしい」と見られ、友達から無視され、村人から家に火をつけられるなどの差別や嫌がらせに遭いました。

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かものはしプロジェクトのサポーター会員さんにインタビュー!

かものはしプロジェクトは、最も人身売買の被害者数が多いと言われているインドで、この問題を解決すべく活動しています。

団体の活動にかかる費用は、支援者からの寄付によって賄われており、中でも特に募集しているのが、毎月の寄付で活動を支える「サポーター会員」です。

今回、かものはしプロジェクトのサポーター会員をされている別府さんに、ご寄付を決めた想いや、ご寄付を継続されるうえで大切にしていることを伺いました。

かものはしプロジェクトの活動を知り、子どもたちのために私にもできることがあると思い、サポーター会員に参加しました。

今日はよろしくお願いいたします。

かものはしプロジェクトを知ったきっかけはYouTube動画でした

かものはしプロジェクトに寄付をしようと思ったきっかけについて教えてください。

寄付を始めた頃は、世間がコロナ禍になり外出が減ったことで、支出も減っていました。
YouTubeの動画でかものはしプロジェクトの活動を知り、その内容にとてもあたたかい印象を覚えました。

毎月の寄付を始めるということに抵抗感はありませんでしたか?

私はそんなに考えませんでした。

飲み会1回分だと思えば、月々の寄付も負担にならないはず、そんな気軽な気持ちで寄付を始めたように思います。

寄付の決め手は”こども”への想い

特にどのような社会の課題やテーマにご関心がおありですか?

大きく「子ども支援」に興味があります。

実は、私には高校生の娘がいます。

娘と同じくらいの年齢の子どもが人身売買の被害にあっていることを知り、何とかしたい、私も支援したいと思いました。

かものはしプロジェクトに寄付をする想いをお聞かせください。

子どもが売られる問題を、忘れないでいることが現地への励ましになると思います。

かものはしプロジェクトは尊い活動をしていると感じますし、子どもはみんなで育てるものだと思います。

職員の顔が見えるオンラインイベントで「寄付してよかった」

特に印象に残っている活動報告がありましたら、お聞かせください。

かものはしプロジェクトはイベントが大変充実しています。

「かものはしダイアログ」という勉強会や、オンラインのお茶会で、じっくり職員さんとお話しすることができ、とても距離が縮まりました。

最後に、寄付をしてみての感想を教えていただけますか。

初めは「子どもたちのために!」と思って寄付を始めましたが、私自身が豊かになったように感じています。

退職した後も寄付を継続できるように、これからどんなことをしようかと今はワクワクしています。

別府さんのお話を伺う中で、寄付について話されている時の別府さんの明るい声が印象的で「子どもたちを守りたい、明るい未来を届けたい」という想いがひしひしと伝わりました。

この記事を書いている私が、寄付者限定イベントに参加した際の体験記もありますので、よかったらご覧ください。

かものはしプロジェクトの村田早耶香さんが登壇する寄付者限定イベントに参加してみた

追記:あなたのご寄付で、子どもたちの未来を変えてください

最後に、かものはしプロジェクト共同創業者の村田早耶香さんから、この記事を読まれている方へメッセージが届いています。

問題解決のために
ぜひお力を貸してください

共同創業者の村田早耶香さん

私が「子どもが売られる問題」と出会ったのは、19歳の時でした。
東南アジアには、売春宿に売られひどい虐待を受けている子ども達がいると知り、居ても立ってもいられなくなり現場に行きました。

それから20年以上が経ちました。
たくさんの方のご協力のおかげで、カンボジアは問題解決に向かいました。

今度はインドです。
多くの方がご協力くだされば、子どもを傷つけるひどい問題も解決できると信じています。
ぜひ力をお貸しください!

かものはしプロジェクトHP

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