(出典:フローレンスHP)
こんにちは、寄付ナビの鈴木大悟と申します。
現在、私は「寄付してよかった」と感じられる10団体以上に毎月の寄付をしています。
この記事では、私が毎月寄付している団体で、
- メールマガジンや団体公式SNSで発信されている情報
- 寄付者限定のニュースレターや年次報告書
- 実際に参加したイベントから得られた情報
などから、毎月の最新情報をお届けします。
この記事を書いた人
鈴木大悟
収入の10%を寄付することを5年以上継続中。「あなたにぴったりの寄付先を見つけていただきたい」そんな想いから、ひとりでも多くの方へ寄付によって得られる幸福をお届けするために、このサイトを運営しています。
目次
公的支援からこぼれおちる、法律上離婚が成立していない「実質ひとり親」の苦難(フローレンス)
新型コロナウイルスの影響が長期化している中、学校や保育園など様々な場所で、実際に臨時休校や、保育園の休園などが相次いでいます。
そんな中、最も深刻な状況におかれるのが、法律上の離婚が成立していないことが理由で公的な支援が届きにくい「実質ひとり親」のご家庭です。
2020年9月に認定NPO法人フローレンスや認定NPO法人しんぐるまざぁず・ふぉーらむ等による「別居中・離婚前のひとり親家庭」実態調査プロジェクトチームが実施した、別居中・離婚前のひとり親家庭262世帯への調査では、対象者のうち98%は母子家庭で、7割以上が相手からのDVを経験しており、かつ就労年収200万円未満でした。
また、その過半数が行政等の専門機関、職場や友人に状況を打ち明けられていない状況が分かりました。
フローレンスHPより引用
フローレンスは、別居中・離婚前の実質ひとり親家庭に向けて、ご自宅でお子さんをお預かりするシッターを無料で派遣する取り組みを開始しています。
この取り組みは、自身もひとり親家庭で育ったサッカーの長友佑都選手が、コロナ禍のひとり親家庭を支えるために、フローレンスが協働パートナーとなり、2020年4月に立ち上げたひとり親支援プロジェクト「#ひとり親をみんなで支えよう」による寄付を原資に実施されています。
活動内容 | 病児保育、障害児家庭支援、ひとり親家庭支援、経済困窮家庭支援、にんしん相談、特別養子縁組、こども宅食、政策提言活動など |
活動地域 | 日本各地 |
支援対象 | 子ども、ひとり親家庭、障害児家庭、経済的困窮家庭、赤ちゃん・妊婦など |
寄付の使途 | ひとり親家庭への病児保育提供、食品・日用品配送、孤立する妊婦の相談支援など、フローレンスの活動全般 |
運営団体 | 認定NPO法人フローレンス |
また、フローレンスは実質ひとり親への支援拡充を求める政策提言を行うとともに、長友選手とのプロジェクトに加えて、2022年1月より「ノーセーフティネットひとり親家庭緊急支援プロジェクト」を独自に実施し、お米の無料配送などの支援を行なってきました。
これらの政策提言や緊急支援は、すべて寄付によって支えられています。
フローレンスに寄付を始めると、寄付者限定のメールニュースが毎月Eメールで届くようになり、詳細な報告を受け取ることができます。
たった独りで頑張っている親御さんに支援を届けるために、あなたのご寄付が必要です。
ぜひフローレンスのWEBサイトをご覧になってみてください。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
ハンガリーに逃れてきたウクライナ難民の方々に物資を支援(テラ・ルネッサンス)
認定NPO法人テラ・ルネッサンスは、3月15日にウクライナ・コンゴ危機緊急支援を開始しました。
日本からハンガリーにスタッフを派遣し、現地でのニーズ調査、支援物資の配布などを行なっています。
4月10日には、国境地域のザホニーとローニヤのヘルプセンターを訪れ、物資支援・情報収集を行いました。
テラ・ルネッサンスは、ウクライナから電車でハンガリーへ入ってきた難民の方々に、累計500名分の軽食や水・チョコレートなどを届けました。
ザホニーのヘルプセンターで行った物資配布ーテラ・ルネッサンスHPより引用
ウクライナとハンガリーの国境付近では、国外へ避難できていない人が未だ多く取り残されています。
テラ・ルネッサンスは引き続き、紛争の影響を受けた人びとへの支援を実施していきます。
支援対象 | 元子ども兵など |
活動地域 | カンボジア、ラオス、コンゴ(民)、ブルンジ、ウガンダ、日本 |
事業内容 | 社会復帰支援、地雷撤去活動支援、平和教育や武器輸出に関わる政策提言 |
寄付の使途 | 社会復帰施設での給食、洋裁店や木工店などの開業資金など |
運営団体 | 認定NPO法人テラ・ルネッサンス |
刻一刻と変化する現場の状況に対応するために、私の寄付も重宝していただけていると感じます。
テラ・ルネッサンスに寄付をすることで、ウクライナやコンゴをはじめ、世界で起きている紛争の問題が、より身近に感じられるようになります。
テラ・ルネッサンスはこれまでにコンゴやウガンダで、難民を支援してきた実績と経験があります。
難民の方々に支援を届けるために、あなたも寄付で応援していただけませんか。
ネパールで児童労働に陥るリスクの高い子どもを個別支援(シャプラニール)
シャプラニールは、貧困をなくすために活動する日本発祥の国際協力団体です。
活動の一つに「児童労働に陥る可能性の高い子どもたち/働く子どもたちへの個別支援」があります。
子どもたちが児童労働に陥る要因は、家庭の経済的な貧困によるものが多いですが、その抱える課題の背景は、ひとり親家庭であることや父親のアルコール依存症、カーストの問題等、それぞれの家庭によって異なり、必要とされる支援方法も異なります。
そのため、各家庭の状況を把握し、その状況に応じた個別支援は、子どもたちの児童労働への従事を防止するための、中長期的な支援として必要なアプローチとなります。
個別支援で提供された食料を受け取る児童ーシャプラニールHP
2022年3月に、ネパールの事業地において特に脆弱性の高い200名をハイリスク児童として選定し、個別支援を開始しました。
まずは、選定されたハイリスク児童の家族の脆弱性を考慮し、特に緊急度の高い食料支援を実施しました。
引き続き、選定された児童に対しては教育支援(学用品提供、学費支援)や保護者への生活改善支援(農業技術支援、農器具/種子の提供、アルコール依存症者へのカウンセリング)等を実施していきます。
活動内容 | 子どもの明日を守る活動、災害に強い地域を作る活動など |
活動地域 | バングラデシュ・ネパール・日本 |
支援対象 | 社会や他の援助団体の支援から取り残された人びと |
寄付の使途 | 児童労働に従事する子どもたちへの教育支援費用など |
運営団体 | 認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会 |
2022年2月10日、28歳の誕生日を機に、私もシャプラニールのマンスリーサポーターを始めました。
自分の生まれた日に、改めて世界の子どもたちのために何かアクションを起こしたいと思ったからです。
まだ3ヶ月弱と、短い寄付経験ではありますが、隔週で届くメールマガジンを読むたびに元気をもらっています。
世界から貧困をなくすために、是非あなたもアクションを起こしていただけませんか?
シャプラニールのホームページから、今すぐご寄付をお願いいたします。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
編集後記:身近な人にプレゼントを贈る感覚で寄付しよう
2022年5月の最新情報をお届けさせていただきました。
今月は、以下の3つのトピックを紹介しました。
- フローレンス:長友佑都選手とタッグを組んだ、緊急支援プロジェクトを始動
- テラ・ルネッサンス:ハンガリーに逃れてきたウクライナ難民の方々に物資を支援
- シャプラニール:ネパールで児童労働に陥るリスクの高い子どもを個別支援
5月5日はこどもの日、8日は母の日と、家族にまつわる記念日が続きますね。
あなたの身近な人はもちろん、困難な状況にあるご家庭にも、寄付というプレゼントを贈る機会としていただければ幸いです。
あなたにぴったりの寄付先が見つかり、寄付を楽しんでいただけることを願っています。