遺贈寄付先の団体を探すとき、相談できる窓口・センター3選

遺贈寄付を検討している方にとって、寄付先の決定はとても重要で悩まれることと思います。

「安心して相談できる人に、団体を紹介してほしい。」
「詳しい専門家から話を聞きたい。」

という想いをお持ちの方に向けて、遺贈寄付先の団体を探すとき、相談できる窓口・センター3つをまとめました。

「いぞう寄付の窓口」は日本全国の相談窓口を無料で紹介(レガシーギフト協会)

「いぞう寄付の窓口」は遺贈寄付を検討している方と、無料で相談できる全国16ヶ所の窓口をつなぐポータルサイトです。

同団体WEBサイトより

運営する全国レガシーギフト協会は、人生の集大成の社会貢献である遺贈寄付を、寄付者の方にとって最適な形で実現できることを目的として設立された全国的なネットワーク団体です。

特長として、全国16ヶ所の無料相談窓口と、遺贈寄付を検討されている方を繋いでいることが挙げられます。

相談窓口を務めるのは、公益財団法人地域創造基金さぶなりや公益財団法人みらいファンド沖縄などがあります。
東北の宮城から南は沖縄まで、あなたの最寄りの窓口を探すことができます。

弊協会または加盟団体は、相談者に対して、何らかの判断や行動を推奨し、または強制するようなことは一切ありません。
相談者は、弊協会または加盟団体から受けた助言や提供された情報を利用し、または利用しないことについて、自らの責任でご判断ください。
(出典:いぞう寄付の窓口WEBサイトより)

中立的な立場で、団体を紹介すると明言しているので、寄付者としては安心ですね。

相談できるテーマ 相談できる窓口を紹介
相談員 全国16ヶ所の相談窓口
各窓口の担当者名も掲載
連絡方法 各窓口によって異なる
受付時間 各窓口によって異なる
相談費用 無料(相談内容により有料の場合も)
運営団体 一般社団法人全国レガシーギフト協会

無料で利用できる遺言書文例選択ツールも用意されています。
いくつかの質問に回答すると、あなたの相続人構成を反映した遺言書の文例を表示してくれます。

「自分が住んでいる地域の近くで、相談できる窓口を探したい。」
「遺言書文例ツールを使って、自分の遺言書をイメージしたい。」

という方は、是非WEBサイトをご覧になってください。

遺言書の書き方などで無料でアドバイス(日本財団遺贈寄付サポートセンター)

遺贈寄付のサポートをしてくれる無料の相談センターです。
遺贈に先立つ「終活」に関するお悩みにも回答してくれます。

同団体WEBサイトより

日本財団は、全国の地方自治体が主催するボートレースの売上金を財源に、公益・福祉事業や国際協力事業を展開している日本最大規模の財団です。
日本財団自身も、遺贈寄付の受け入れを行なっています。

日本財団概要キャプチャ
日本財団とは?寄付を始める前、団体の実態と活動内容を5分でチェック

非営利団体自身が相談センターを持つことで、他の非営利団体とのネットワークを活かして、あなたにとって最適な寄付先探しのお手伝いをしてくれることと思います。

相談できるテーマ 非営利団体の紹介・終活に関するお悩み事全般
相談員 相談員5名の顔写真と名前が公開されている
連絡方法 電話もしくはお問い合わせフォーム
受付時間 電話:平日9:00〜17:00
相談費用 無料
運営団体 公益財団法人日本財団

希望すれば、自筆証書遺言作成キットを無料で郵送してくれます。
遺贈寄付を行う際は、公正証書遺言をオススメしますが、自分の人生を振り返るにはキットも有効なツールですね。

「日本で一番大きな財団なら信頼できる。」
「自筆証書遺言作成キットの資料請求をしたい。」

という方は、是非WEBサイトをご覧になってください。

寄付先の選定から遺言手続きまで、実務もサポート(遺贈寄附推進機構)

遺贈寄附推進機構は遺贈寄付ニーズの高まりを受けて、寄付者の課題を解決することに貢献して寄付者の思いを叶えるべく、2018年に設立された株式会社です。

特長は、遺贈寄付先の選定だけでなく、遺言書の作成・管理・執行までワンストップで担ってくれることです。
専門家の方に一任することができるので、手間がかからず、安心です。

ただ遺贈寄付額500万円以上のみの受付となっています。

同団体WEBサイトより

非営利団体に馴染みがない方でも、その方にとって最適な寄付先選びのお手伝いをしてくれます。

相談できるテーマ 非営利団体の紹介・遺言の作成から執行までの実務
相談員 記載なし
連絡方法 お問い合わせフォーム(メール)
受付時間 フォームから送信するので指定なし
相談費用 無料(相談内容により有料の場合も)
運営団体 遺贈寄附推進機構株式会社

相談する際の費用は無料、原則メールでの対応になるとのこと。
弁護士の紹介、遺言書の作成といった実務に入る際に、費用が発生するそうです。

「遺贈先としてどの団体を選べばいいのか分からない。」
「遺言書の作成から執行までを専門家にお任せしたい。」

という方は、是非WEBサイトをご覧になってください。

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