(出典:カタリバ HP)
2024年1月1日に発生した能登半島地震の影響を受けている子どもたちのために、私もアクションを起こしたいと思い、カタリバの災害時子ども支援「sonaeru」の募金に参加しました。
※「sonaeru」は目標金額に達したため、募集を締め切りました。ご支援ありがとうございます。
目次
能登半島地震の影響を受けている子どもたちのために、カタリバへ募金しました
カタリバの災害時子ども支援「sonaeru (ソナエル)」プロジェクトチームは、発災後の1月3日(水)より3名のスタッフが現地入りし、子ども支援のニーズ調査を行ってきました。
1月4日朝の時点で、石川県では34,173人が避難しており、特に被害の大きい地域のひとつである七尾市では129の家屋が全壊。被害状況の全容が分からず、また断続的な余震が続くなかで、現地では今日をどう生きるか必死で考え、考えがまとまらない中で動いて、という状況が続いています。
ましてや、日中に子どもたちが安全に過ごせる場所を確保することは非常に困難な状況です。
そのような先の見通しが立たない状況下で、子どもたちや保護者の方々の不安が少しでも和らぐように、また孤独にならないように、カタリバは1月4日より、被災した子どもの預かり・居場所支援、学習支援を開始しました。
■居場所概要
場 所:石川県七尾市 矢田郷コミュニティセンター
対 象:4歳~18歳
内 容:子どもの預かり・居場所支援、学習支援
期 間:2024年1月4日(木)~終了時期未定
開催時間:毎日・9時~17時(予定・変更の可能性あり)
※現地の状況により、内容が変更になる可能性あり
カタリバは、東日本大震災や熊本地震など過去の災害時にも、被災した子どもたちに対する支援活動を行ってきました。今後も、災害発生時、子どもたちへの支援を一刻も早く届けるため、活動を続けていきます。
(カタリバ HP)
このような状況を受けて、私も災害時子ども支援に、気持ちばかりですが5,000円を寄付しました。
2024年2月16日現在「sonaeru」は目標金額に達したため、募集を締め切りました。ご支援ありがとうございます。
そもそもカタリバとは?様々な困難を抱える10代にさまざまな教育機会を提供
カタリバは、代表の今村さんが大学生の時に活動を開始した団体です。
今村久美さん
子どもたちのために、私たち大人に何ができるでしょうか?
カタリバ HP
悩んだ末の答えが、安心して過ごせる”居場所”と学ぶ意欲を育む”機会”を届けるということ。
貧困の連鎖を断ち切るため、「子どもの貧困」に向き合うことを決めました。
子どもがどんな環境で生まれ育っても、意欲があれば未来に希望がもてる社会にしたいという想いでカタリバを設立したとのことです。
すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来を実現するため、活動をされています。
活動内容 | 安心できる居場所の提供、学習支援、食事支援、災害時の居場所の提供や学習支援、探究学習の実践支援など |
活動地域 | オンライン(全国)、岩手県、宮城県、福島県、東京都、島根県に加え、各地域団体を後方支援 |
支援対象 | 主に日本の小学生〜高校生など |
寄付の使途 | 人件費、教材・備品・消耗品費、移動・交通費など |
運営団体 | 認定NPO法人カタリバ |
また東日本大震災時は、仮設住宅での生活を余儀なくされ、学習機会が不足している子どもや、大きな震災で精神的に傷つき、長期的なメンタルケアが必要な状態にある子どもの支援を目的とした「コラボスクール」の運営を開始しました。
被災地で学習環境が悪化した子どもたちが、 「震災があったから、夢をあきらめた」「志望校に行けなかった」 という想いは絶対抱いてほしくない・・
コラボスクール HP
このような願いから、子どもたちに学習指導と心のケアを行っているのが、コラボ・スクールです。
今回の能登半島地震でも、被災した子どもたちの可能性を諦めないため、1分1秒でも早く子どもたちの居場所をつくるため、カタリバは活動を続けています。
カタリバの能登半島地震募金のやり方は?寄付の方法をチェック
※「sonaeru」は目標金額に達したため、募集を締め切りました。ご支援ありがとうございます。
能登半島地震の募金申し込み手順と、寄付した後の対応をまとめました。
①カタリバの災害時子ども支援「sonaeru」申し込みページへ
②個人情報を入力し、寄付を申し込む ※支払い方法はクレジットカードor銀行振込
③登録しているメールアドレスに申し込み完了メールが届く
まとめ:被災地の子どもに寄付を届けたいあなたは、カタリバがおすすめ
カタリバは、危機に晒されている子どもたちを最優先に活動していますので、特に「被災地の子どもたちのために募金したい!」というあなたに、ぴったりの寄付先です。
今回の記事を読んで「貧困や被災など、困難を抱えながらも勉強に励む子どもを応援したい」「子どもたちには、多様な人間関係の中から、人生を変える”きっかけ”を掴んでほしい」と思ったあなた。
今回の寄付はすでに募集終了しましたが、カタリバの活動にご興味をお持ちでしたら、以下の記事もお読みください。
追記:幅広い支援を届けるため、子どもの居場所開設の地域拡大中
(1月10日追記)石川県七尾市に加え、珠洲市の避難所内計3か所にて、子どもたちのための居場所を開設しました。テレビ報道でその様子も取り上げられました。
NHK 石川 NEWS WEB