お母さんへの寄付で貧困から救いたい!働くひとり親を支援する募金先3選

昨今は不景気も手伝ってか、働くお母さんは増えてきています。
さらに、ひとり親であれば、家計を支えながらも家事、育児もこなさなければなりません。

しかし、子どもの急な発熱などで思うように働けず、貧困状態に陥る家庭も少なくないのが現状です。
本記事では、働くひとり親を支え、未来を拓くための支援をする3団体を紹介します。

ひとり親家庭が”貧困の連鎖”から抜け出せるよう、病児保育などで支援(フローレンス)

フローレンスは、ひとり親家庭をはじめ、“子育て”や“親子”に関する社会課題に包括的に取り組む認定NPO法人です。
みなさんは、多くの母子家庭が経済的に非常に厳しい状況に置かれているのを知っていますか?

子どもの体調や学校の用事などに出るため、パート・アルバイトで不安定な仕事につかざるを得ず、安定した収入が得られないのが現状です。
父子世帯も、保育所へのお迎えなどのために短時間勤務に切り替えたり、転職を余儀なくされたりするケースもあり、収入が大幅に減る可能性は否定できません。

働くひとり親にとって特に大変なのは、子どもが急病の時です。
保育園に預けていても、突然子どもが発熱し、お迎えに行かなければならなくなるのは日常茶飯事。
その際、ひとり親だと自分しか迎えに行けません。

また、急病で通園ができない日は、仕事を休んで看病しなければなりません。
パート・アルバイト勤務だと、休みが続くと収入が減ってしまいますし、最悪の場合はリストラに繋がりかねません。

ひとり親家庭は、低収入のうえ、子育ても仕事もすべて一人で抱えざるをえません。
「子どもの急病時」に仕事を休むことはままならず、失業のリスクが常に存在します。

フローレンスHP

親の収入格差は、子どもの教育機会・社会の格差に繋がります。
それゆえ子どもも条件の良い職に就けない……貧困の連鎖が続いてしまうことが懸念されます。

フローレンスの病児保育サービスは、専門の知識を身に付けた保育士が子どもの個性や症状に寄り添ったケアを行います。
自宅訪問保育のほか、渋谷区初台には病児保育室を構えています。

ひとり親でも利用しやすい安価な価格で、使うことをためらわせません。
申し込みやキャンセルのシステムも、ひとり親にやさしい内容になっています。

活動内容 病児保育、障害児家庭支援、ひとり親家庭支援、経済困窮家庭支援、にんしん相談、特別養子縁組、こども宅食、政策提言活動など
活動地域 日本各地
支援対象 子ども、ひとり親家庭、障害児家庭、経済的困窮家庭、赤ちゃん・妊婦など
寄付の使途 ひとり親家庭への病児保育提供、食品・日用品配送、孤立する妊婦の相談支援など、フローレンスの活動全般
運営団体 認定NPO法人フローレンス

病児保育のほかにも、障害児保育園の運営や、赤ちゃん縁組など、「親と子」を多面的に支えているフローレンス。
寄付は、月1,500円からと手軽に支援を始められます。

フローレンスへの寄付で、私がひとり親家庭へ支援を始めた3つの理由

働くひとり親が貧困から抜け出し、負の連鎖を断ち切る手助けを、あなたも始めてみませんか?

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寄付金控除の対象団体です

ひとり親のお母さんを、定期的な食品の配付で支える(グッドネーバーズ・ジャパン)

グッドネーバーズ・ジャパンでは、困窮するひとり親家庭へ定期的な食品配付を行なっています。

ひとり親世帯の少なくない子どもが相対的貧困と言われています。
ひとり親家庭の半数近くが、公的補助金などを含めてもギリギリの世帯年収で暮らしているのです。

子どもが熱を出したり、学校の用事などがあると仕事を休まざるを得ない日もあり、それがそのまま収入に跳ね返ってきます。

パートを掛け持ちしても限界があり、月1、2万円の食費でやりくりするしかありません。
中には、自分は食事をとらず、子どもにだけご飯を食べさせるというお母さんの声も聞かれました。

「子どもが『おなかすいた』と言っているのに、食べさせてあげられないことがありました」

「365日ほぼ休みの日がありません。仕事、育児、介護のため1日24時間では足りません。自分の食事や睡眠時間を削っています」

「経済的に厳しい時に不安で悲観的になり、子どもへの罪悪感の中、その日その日を必死に過ごしていました」

グッドネーバーズ・ジャパンHP

グッドネーバーズ・ジャパンHP

グッドネーバーズ・ジャパンは、食に関する支援で低所得のひとり親家庭を応援しています。
低所得のひとり親家庭を対象に、1回の配付で1世帯に買い物かごいっぱいの食品をお渡ししています。

食を支援することで、家計、学習など、生活のさまざまな面に良い効果を生みます。
子どもは3食しっかり食べることができれば、学校での勉強への意欲や体力が湧いてきます。

家計に余裕ができたことで、ドリルや参考書を買ったりすることもできます。
体操着など消耗品に充てることもできます。

活動内容 低所得のひとり親家庭に食料を届ける
活動地域 東京都・神奈川県・大阪府・佐賀県周辺など
支援対象 経済的に困窮しているひとり親と子ども
寄付の使途 食品の調達、食品を保存する設備費や輸送費、人件費など
運営団体 認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン

グッドネーバーズ・ジャパンでの支援を受け、これまで自分は食事を取らないでいたというお母さんも、子どもにおなかいっぱい食べさせながら、1日3食に戻すことができました。
ご飯を食べて栄養を摂るだけではなく、子どもと共に笑顔で食卓を囲むことができたのです。

寄付は月1,000円から可能です。
月1,000円の寄付を一年続けると、例えばひとり親家庭4世帯に食品(合計40,000円相当)を届けられます。

グッドごはんへの寄付「国内こどもスポンサー」に私が入会した3つの理由

あなたの1,000円が、子どもの「このご飯、美味しいね!」を増やすきっかけになるかもしれません。
ぜひ、寄付を検討してみてください。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

シングルマザーに、親子で暮らせるあたたかな住まいを届ける(LivEQuality HUB)

LivEQuality HUBは2022年に設立された、貧困など生活に苦しむシングルマザー親子を支援する愛知県のNPO法人です。
夫によるDVや子どもへの虐待、そして離婚などやむを得ない理由でシングルマザーとなってしまった女性たち。

親にも頼れず、ひとりで出産。
1歳の子どもを抱え、「自分がひとりで育てなきゃ」と仕事を見つけるも、寮がなくビジネスホテル暮らし。
貯金ができないし、仕事辞めたら明日寝る場所がない。

LivEQuality HUB HP

LivEQuality HUB HP

LivEQuality HUBでは、そういった困難に直面しているシングルマザーの女性たちに対し、母子が安心して暮らせる部屋を良心的な価格で貸し出しています。
また、ただ部屋を貸すだけではなく、入居後の食料支援や仕事の相談など、シングルマザーの女性たちが生活を立て直し、自立していくプロセスを伴走しています。

活動内容 安価な価格での部屋の貸し出し、その後の自立支援
活動地域 愛知県名古屋市、今後の展開に向け東京でも活動を開始
支援対象 シングルマザーの女性とその子ども
寄付の使途 住まいを見つけるためのサポート費用
運営団体 NPO法人LivEQuality HUB

LivEQuality HUBでは、月1,000円からの寄付で活動を応援する「HUBサポーター」を募集しています。
例えば月3,000円の寄付を3年間続けると、シングルマザー親子1家庭が住まいを見つけるお手伝いをすることができます。

LivEQualityのサポーターとして私がシングルマザー親子の住まいを支援する3つの理由

困難に直面するシングルマザーの女性たちが安心した生活を取り戻す第一歩として、あたたかい住まいを届けたいと思われた方は、ぜひ寄付を検討してみてはいかがでしょうか。

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