ひとり親家庭の子どもが、貧困から抜け出す助けを

「子どもの約7人に1人が貧困」と言われる日本でも、特に経済的に厳しい状態に置かれているのが、ひとり親家庭の親子です。

フローレンスは、ひとり親家庭はじめ“子育て”や“親子”に関する社会課題に取り組む認定NPO法人です。
月1,500円からの寄付で、日本の子どもに明るい未来を贈りませんか?

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母子家庭の平均年収は、200万円未満

ひとり親家庭は、低収入であることが多く、子育ても仕事もすべて一人で抱えています。

母子家庭の年間収入はわずか197万円に留まっています。
さらに、母子家庭の71%が収入200万円未満と、経済的に非常に厳しい状況に置かれています。

父子世帯でも、保育所へのお迎えなどのため、時間外労働を減らしたり、転職を余儀なくされたりするケースもあり、収入が大幅に減る可能性があります。

収入面で苦しい状況にあるひとり親家庭

特に大変なのは「子どもの急病時」です。
共働き家庭のように「両親が交代で会社を休む」といった対処は出来ず、自分が休むしか手がありません。

しかし、休みが続くことで収入が減り、最悪の場合はリストラの対象になるなど、収入格差が生まれやすくなります。

それが子どもの教育機会・社会的格差につながり、子ども自身の未来にも悪影響が及ぶ……という「世代間での貧困の連鎖」を生んでいきます。

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「子どもの看病をしたら、会社をクビに・・」お母さんの話が設立のきっかけ

そんなひとり親家庭の保育を支援するのが、認定NPO法人フローレンス。
会長の駒崎弘樹さんが、学生時代に母子家庭が抱える現状を知ったのが、創業のきっかけだそうです。

こんにちは、認定NPO法人フローレンス会長の駒崎弘樹です。

フローレンスを立ち上げたきっかけは、大学生の頃。
ベビーシッターをしていた母から聞いた、ある母子家庭の話でした。

その母親は、子どもが熱を出して保育園に行けず、会社を休んで看病をしていたのですが、なんとそれを理由に、会社をクビにされてしまったというのです。

子どもの病気で悩む親御さんと子どもを助けたい。
そんな想いで立ち上げたのが、保育者が自宅に伺って病気の子どもを保育する、フローレンスの病児保育です。

「病児保育」を1,200以上のひとり親家庭に届けた

フローレンスの病児保育は、専門の知識を身に付けた保育士が、子どもの個性や症状に寄り添ったケアを行います。

看護師も常駐して、万全な体勢で子どもを預かってくれるので、親は安心して仕事を続けることができるのです。

始めた当初はまだ「病気の子どもは親が看るのが当たり前」という風潮があったそう。
しかしサービスをスタートさせると予想を大きく上回る利用希望者からの声がありました。
病児保育はまさに子育て世代が待ち望んでいたものだったのです。

今では利用者の方も増え、スタートから15年で、一都三県に利用者は7,900世帯に。
大きな事故もゼロで、病児保育を行った件数は80,000件を超えたようです。

フローレンスの病児保育は、ひとり親家庭であれば超低価格で利用することができます。
それも、この活動が寄付によって支えられているからです。
今日までに1,200以上のひとり親家庭が、病児保育を活用しています。

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フローレンスとは?日本の親子を取り巻く、”社会課題”を解決

フローレンスの正式名称は、認定NPO法人フローレンス。
東京都をはじめ、全国各地で活動しています。

名称認定NPO法人フローレンス
本部東京都千代田区神田神保町1丁目14番地1 KDX神保町ビル 3F
設立2004年4月
創業者フローレンスグループ 会長CEO
認定NPO法人フローレンス会長
駒崎弘樹
役員代表理事:赤坂緑
理事:宮崎真理子、田中純子、丸茂礼
   荻原国啓、岡本佳美
監事:生田秀
職員708名(2022年4月現在)

  • 日本経済新聞社「日経ソーシャルビジネスイニシアチブ大賞」を受賞(2013年)
  • ニューズウイーク日本版「日本を救う中小企業100」に選出(2011年)
  • 経済産業省「ソーシャルビジネス55選」に選出(2009年)

など、社会からも広く実績を認められてきました。

「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」のビジョンのもと、病児保育の他にもひとり親、保育預け先、貧困、虐待…、子育てに関わる諸問題に取り組み続けてきました。

障害児保育園ヘレン

フローレンスHPより引用

2014年9月に東京都杉並区に開園した障害児保育園ヘレンは、日本で初めて「障害児の受け入れ」「長時間保育」「医療的ケア」のすべてを実現した保育園です。

理学療法士、作業療法士、看護師、保育士など専門のスタッフが連携しながら、子どもたち1人1人の発達や症状に応じた保育を行っています。

赤ちゃん縁組

赤ちゃんの虐待死の背景のひとつは、性暴力やDV、貧困などを理由とした予期しない妊娠。
フローレンスでは予期しない妊娠に悩む女性からの相談を受ける窓口を運営し、委託を希望する場合は子どもを迎えたい育ての親につなぐ赤ちゃん縁組を行っています。

これまでに約2,000件の妊娠に悩む女性の相談に対応し、14組の新しい家族の誕生を支援しています。
2018年には東京都から認可を受け、国のモデル事業にも選定されました。

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月1,500円〜の寄付で、ご支援ください

貧困の連鎖を終わらせ、子育てに悩む家庭を支えるためには、長期的な支援が必要です。
フローレンスは、月1,500円から活動を応援できるマンスリーサポーターという支援の方法を用意しています。

ご寄付で実現できること

  • 月3,000円:予期せぬ妊娠で困った女性1人の相談対応を行うことができます。
  • 月5,000円:日々行う訪問看護の衛生環境を保つマスクを500枚購入できます。
  • 月15,000円:医療的ケアが必要なお子さんを支援する専門的な研修を1日実施できます。

寄付額の最大50%が、税金から控除

フローレンスは「認定NPO法人」のため、フローレンスへの寄付は「寄付金控除(税額控除)」の対象となり、確定申告を行うことで寄付金額の最大50%が税金から控除されます。

※確定申告の際、毎年2月初旬にお送りする「寄付領収書」が必要となります。

これまで、8,400人からご支援が集まる

フローレンスの活動は、今まで8,400人もの方から支援されています。
あなたも仲間になって、子育てに悩む家庭を一緒に救いませんか?

誰もが大変なときに支え合う社会を作りたい

フローレンスHPより引用

すべての子どもが幸せになれる社会、親御さんたちを支えられる社会ができたらいいなと思います。
誰もが大変なときに支え合える社会。

小さい子どもがいるだけじゃなく、病気になったときも、他人同士でも、 みんなで少しずつ力を出し合って支え合えることが、幸福度の高い社会にもつながるのだと思います。

相模女子大客員教授/白河 桃子 様

母子家庭を経験したからこそ、ひとり親家庭を支援したい!

フローレンスHPより引用

私自身が母子家庭で育ち、母が苦労している姿をずっと見てきたため、 ひとり親家庭を支援・応援したい気持ちがずっとありました。

そんな時に駒崎代表と直接話す機会があり、彼の熱意と想いに共感して、 フローレンスを通じて、少しでもひとり親家庭の方々のお役に立ちたいと思い、寄付を決めました。

会社員/高橋 祥彦 様

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追記:誰もが、子育てと仕事を両立できる社会を、皆さんと一緒につくりたい

変化の激しい時代に、不況の影響を強く受けるのが、「経済的に厳しい子育て家庭」や「ひとり親家庭」。
フローレンスは、そのような親子を支えるため、継続的な支援を届けていくそうです。

皆さまのあたたかいお気持ちを、親子の笑顔につなげるため、最後にフローレンスからのメッセージを、ご紹介させてください。

私たちが目指す社会では、誰もが(もちろんひとり親であっても)、子育てにも仕事にも安心して取り組んでいます。

誰もが、仕事で自分の築きたいキャリアにもチャレンジし、それと同時に、自分の大切な家庭も築いています。

そして、子どもが突然病気になっても、誰も焦ったり困ったりしません。
その社会では、子どもが病気になったら、自分が会社を休むか病児保育サポートを利用して会社に出勤するか、誰もが、自由に選択することができます。

そして、子どもたちも、家庭環境によって学びの機会が制限されることなく、築きたい未来に向かってチャレンジすることができます。

そんな社会は、夢物語のように思えるかもしれません。
でも、僕たちは本気です。

本気でそんな社会を実現するために、共に社会を変える仲間になってください。
「寄付」という投資で、この夢を一緒に実現しませんか。

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