e-Educationの評判や口コミは?怪しい?寄付先として信頼できるかを解説

(出典:前澤氏お年玉企画が代表の三輪さんに当選し喜ぶ方-Twitter)

【2025/02/27 更新】

「e-Educationに寄付したいけど、口コミや評判が気になる。怪しいの?」
「e-Educationが具体的にどんな活動をしているのかわからない」

本記事では、e-Educationの評判や口コミ、活動の実態などを、徹底的なリサーチや実際に寄付をした経験を踏まえて、e-Educationが信頼できる寄付先かどうかを解説していきます。

この記事を読み、不安や疑問が解消され、e-Educationへの理解が少しでも深まれば幸いです。

SNSやブログで見つかった、e-Educationの評判や口コミ

e-Educationについて、ネット上で検索したり、ソーシャルメディアで探したりしてみたところ、さまざまな口コミが見つかりました。

e-Educationのポジティブな評判・口コミ

まずは、ポジティブな評判から。
団体を応援するようなメッセージが多く、広く市民から応援されている団体だなと感じました。

(出典:Youtubeのプレゼンに感銘を受けた方-X)

(出典:e-Educationに寄付を続けている方-X)

(出典:e-Educationに寄付をしている方-X)

企業では、ユニクロ、カシオ計算機、NTTコミュニケーションズといった有名企業も支援しています。(出典:e-Education HP

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ネガティブな評判や口コミ、活動に対する批判や疑問

ポジティブな評判に比べて、ネガティブな評判の数は圧倒的に少なく、やっと見つかったという印象です。

駒崎弘樹✖️税所篤快

グラミン銀行、グラミンモデル繋がり。

駒崎弘樹の金融への野望はとめどもないですねえ。夢は孫正義?https://t.co/AkMZ8hKDOG

— 児童養護.jp (@jidoyogomamoru) 2017年12月20日

(出典:ビジネスモデルに疑問を持った方-X)

(出典:表現に疑問を抱いた方 – X)

(出典:リスクテイクに不安を抱いた方-X)

e-Education共同創業者のひとりである税所さんについては、こちらの記事でまとめていますので、是非ご覧ください。

e-Education創業者の税所篤快さん、どんな人?寄付者の私が著書から学んだ想い

e-Educationへの寄付の使途については、団体サイトでも確認できます。興味のある方はご覧ください。

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e-Educationは支援先として信頼できる?3つのチェックポイントで寄付ナビが検証

上記のように、ポジティブ、ネガティブ両方の評判や口コミがあるだけに、e-Educationが信頼できる団体なのか、本当に寄付するべきかどうか悩まれる方もいらっしゃるかと思います。
それらを解消するために、3つのポイントに沿って解説します。

一般的に、企業の良し悪しを判断する材料として「ひと・もの・お金」の3つが大切と言われます。NPOでは、それは「ひと・活動・お金」です。

企業で言うところの”もの”、すなわち”商品”は、NPOがどのようなアプローチで問題を解決しようとしているのか、つまり活動の内容です。

その活動内容に賛同することが、まさしく、寄付を通じた応援と言えると思います。
さらに寄付先として判断する上で、「ひと・活動・お金」を適切な言葉に言い換えると、「職員・活動・会計」です。

  1. 職員の顔が見えるか?
  2. 活動によって問題を解決しているか?
  3. 透明性の高い会計報告を行っているか?

それぞれの項目について、寄付ナビ編集部がe-Educationを調査してみたので、ぜひ参考にしてみてください

職員の顔が見えるか?

e-Educationは、団体公式サイトで代表者の顔写真付きの挨拶や、職員紹介を掲載していました。

経歴やe-Educationに参画した理由が掲載されており、どんな方々が活動しているのか、知ることができます。

e-Education HP

活動によって問題を解決しているか?

e-Educationは、「最高の教育を世界の果てまで」というミッションの下、途上国を中心とした地方にいる教育機会に恵まれない子どもたちに、映像教育を届けています

現在、途上国の教育課題は変化しつつあり、例えば、2000年初頭までアジア最貧国と呼ばれていたバングラデシュは2015年に中所得国化し、初等教育の就学率は97%を超えました。

一方で、新たな教育課題も生まれています。その一つが、都市部と農村部における教育格差で、中でも中学生や高校生の学習環境には非常に大きな差があります。難関国立大学の出願者は年々増加しているものの、合格者の9割以上が都市部出身であり、特に先生が不足する農村部において高校生たちは高い意欲はあっても大学へ進学することができません。

e-Education HP

e-Educationは、このような途上国の中高生の教育格差を解決するために活動をしています。

これまで15ヶ国4万人以上の中高生に教育を届けてきました。また、バングラデシュでは、貧しい農村から最高学府であるダッカ大学に13年連続で合格者を輩出し、500人を超える村の高校生たちが難関国立大学へ進学しています(2023年時点)。

透明性の高い会計報告を行っているか?

年度ごとの収支は、WEBサイトや活動報告書などで公開されています。
「年次活動報告書2023」から主な決算数値を拾ってみました。

  • 経常収益 0.85億円
    • 受取寄付金 0.49億円(58%)
    • 受取助成金等 0.09億円(11%)
    • 事業収益 0.26億円(31%)
  • 経常費用 0.92億円
    • 事業費 0.69億円(75%)
    • 管理費 0.23億円(25%)

e-Educationは寄付金や運営費用に関して、詳細な会計報告を毎年行っています。

2023年の年次報告書には、収益、費用いずれも事業毎に科目が記載されており、どんな収入があり、費用が何に使われたのかが明確になっていました。透明性の高い運営は、寄付者にとって安心材料となります。

また会計報告は、外部の会計監査を受けています。会計上の透明性は担保されていると言って良いのではないでしょうか。

その他にも、具体的な活動や団体の動向については、HPのニュースをはじめ、X(旧Twitter)、FacebookページやInstagramなどのSNSを定期的に更新したりと、多くの情報を取得することができました。

これらを踏まえ、e-Educationは、きちんと活動している、信頼できる寄付先と言えるでしょう。

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e-Educationを支援するには?支援方法をご紹介

e-Educationは、目的に合わせて様々な寄付方法が整備されています。毎月の寄付や都度寄付、物品の寄付などがありますが、今記事ではその一部をご紹介します。

毎月の寄付

e-Educationへの寄付は、1,000円から毎月の寄付がおすすめです。

例えば、月額1,000円の寄付で、2,000の映像授業が入ったタブレット端末を高校生2人に届けることができます(1年間続けた場合)。

e-Education HP

もし、「途上国の子どもたちを支援したい」「良い寄付先を探していた」という思いを抱いていたら、ぜひe-EducationのWEBサイトをご覧になってみてください。

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その他の支援方法:都度寄付やその他の寄付

e-Educationは、毎月の寄付以外にも、寄付者の気持ちにあった支援方法が用意されています。

都度の寄付は、今回の寄付は、1,000円から任意の金額を寄付することができます。その他にも、洋服等のファッションアイテムの寄付など、寄付者の希望に応じた寄付の仕方がありました。

e-Educationの活動とは?途上国の子どもの教育格差をなくすために活動

e-Educationは、アジアの中等教育課程にいる子どもの教育格差を解決するため、現在はバングラデシュ、フィリピン、ミャンマー、ネパールで映像授業を始めとした教育の取り組みを行っています。

それらの活動の一部をご紹介します。

バングラデシュ

バングラデシュでは、大学進学者の90%以上が都市部の学生であり、農村部の高校生が大学へ進学することは非常に困難です。

この原因の一つが全国で4万人以上の先生が不足していることであり、特に農村部では高校生向けの高度な内容を教えられる先生が足りず、農村部の貧しい子どもたちは良質な授業を受けることができず、教育の機会格差が大きな問題となっています。

e-Educationは、農村部の高校生に映像授業を提供し、バングラデシュの最高学府であるダッカ大学の合格者を含む多くの高校生の大学進学を実現しました。現在は、映像授業のモデルはDVD授業からタブレット授業、そしてスマートフォンアプリでの映像授業へと進化し、アプリ上で復習テスト、補講、添削サービスなどを提供しています。

e-Education HP

ミャンマー

ミャンマーには「セーダン試験」と呼ばれる高校卒業試験があります。日本のセンター試験によく似ており、成績優秀者はそのまま大学に進学することもできます。

しかし、合格率は全国平均で3割程度。7割近い高校生は、高校を卒業することができず、将来の選択肢が限られてしまっています。

ミャンマーには130以上の民族があると言われ、特に少数民族が暮らす農村地域では、先生不足に加え言語の壁が学びの質に影響し、合格率が1割を下回る高校も少なくありません。

e-Education HP

e-Educationは、生徒たちへのインタビューを重ね、苦手科目を明らかにし、試験突破に向けて、生徒向けの復習テストやワークショップ開催、映像教材や教員研修実施により先生の教育力向上に取り組んできました。

現地の若者たちと協力し、これまでに約500の映像授業を作成し、1,000人以上の生徒のセーダン試験受験を支援してきました。

セーダン試験の合格率が1割程度と低迷していたモデル校では、年々合格率が改善、中退者の数も減ることに寄与することが出来ました。

e-Educationは「最高の教育を世界の果てまで」をミッションに掲げ、教育機会に恵まれない子どもたちに教育を届けています。

e-Educationの活動について詳しく知りたい方は、是非団体公式ページもご覧ください。

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定期的な寄付を申し込むなら、チェックしておきたい注意点

最後に、e-Educationに寄付を始める際に、チェックしておきたい項目についてご紹介します。

寄付金控除は受けられる?領収書はちゃんともらえる?

e-Educationは、認定NPO法人なので、寄付は税制優遇の対象となります。
前年分の寄付をまとめた領収書が、翌年の1月末に届くので、確定申告の際に手続きが可能です。

解約はできる?支援をやめるときの手続き方法

HPによると、問い合わせフォームから連絡することで、いつでも退会可能のようでした。

まとめ:e-Educationへの寄付に向いている人はこんな人

この記事では、e-Educationの評判や口コミ、寄付先として信頼できるか、活動概要、寄付の種類や方法、その他注意点について解説をしてきました。
最後に、改めてe-Educationのポイントをおさらいします。

編集部オススメのポイント!
途上国の農村部と都市部の間に横たわる、深刻な教育格差の問題に対して、映像授業等を届けることを通して、すべての子どもたちが当たり前のように教育を受けられるために活動をしています。
映像授業はDVD授業に始まり、タブレット授業、そして現在はスマートフォンアプリでの映像授業へと進化し、アプリ上で復習テスト、補講、添削サービスなどを提供しています。

もしあなたも、「子どもたちに支援を届けたい」「教育の力を信じている」とお考えでしたら、ぜひ今回を機に、e-Educationへの寄付にご参加ください。

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