「グッドごはんって、どんな取り組みなの?」
「運営しているグッドネーバーズ・ジャパンの評判は?」
こんな疑問を抱く方へ、グッドごはんの活動や評判、寄付する前のポイントを解説します。
実際にボランティアへ参加した体験談もありますので、よかったら寄付を検討する際の判断材料にしてください。
この記事を読み、不安や疑問が解消され、グッドごはんやグッドネーバーズ・ジャパンへの理解が少しでも深まれば幸いです。
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目次
グッドごはんの評判は?寄付先として信頼できる?
グッドごはんに関するネット上の口コミを探してみると、たくさんの方がコメントをされていました。
ポジティブな評判・口コミや、応援メッセージ
まずはポジティブな評判から。
団体が設けているさまざまな支援方法によって、グッドネーバーズ・ジャパンを応援している方の書き込みが見つかりました。
このNPOは知らなかった。ちゃんとしている!毎月サポートすることにした。みんなの未来のために子供は大事。
寄付しなくても、シェアするだけでも、彼らを支援することになるよ。それがSNS。彼らの広告費を助けることになるからだ。
毎月の寄付を始めた成毛眞さん – Facebook
自分も、僅かだけど グッドごはん に支援してます。年末に届く、たどたどしい文字のお礼の葉書が ”力” になるよ。🫡
Apr 17, 2024 X(旧Twitter)
グッドごはんからハガキが届きました!^^
— け ん た ろ ー🏳️🌈@ミネバ・ラオ・ザビ (@CNTR_57) April 5, 2024
年末なので、子どもがいる世帯への援助をしている団体に寄付をしようと、いくつかサイトを見て廻っていたが、結局、マンスリーでも支援しているグッドネーバーズ・ジャパンさんにした。今回は国内のこども関係の「グッドごはん」指定で。
Dec 30, 2022 X(旧Twitter)
NPO法人のグッドネーバーズに継続支援してみた!
July 23, 2020 X(旧Twitter)
飯をちゃんと食えない家庭が日本にもあることは知っていたし、俺が飯食うのが好きなんで少しでもお役に立てればと思って支援することにした。
年間数万円の寄付だがこの金で腹いっぱい飯食える子供たちが1人でも増えることを祈る!
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ネガティブな評判・口コミや、活動への疑問
一方で、寄付金の使い道への不安など、ネガティブな口コミも確認することができました。
youtubeでよく流れる「グッドごはん」という仕組み
Apr 16, 2024 X(旧Twitter)
集まった金の何%が対象家庭に使われるのだろうか何%が運営にだろうか
日本の保護制度と手当であの家庭ある?(後略)
俺の見方がおかしいのかもしれんがグッドごはんの決算にのってる経常収益8億に対して告知活動費2億ってやりすぎじゃないんかね
Apr 3, 2023 X(旧Twitter)
2年前4千万じゃん…
4000円で、1人の個人に教科書大、授業料等の支援とありましたが…。
Yahoo!知恵袋
毎月4000円も使いますか?年収50ドル程の地域です。
日本で考えたら、毎月300万円支援されている事になりませんか?
ネガティブなコメントを投稿されている方の多くは、寄付で集めた資金の妥当性や、どれだけ事業費に充てられているかなどに不安や疑問を抱いているようでした。
寄付の使途については、寄付ナビ編集部が「グッドごはん」活動現場に行った取材記事もありますので、ぜひご覧ください。寄付に不安を抱えている方のご参考になれば幸いです。
グッドごはんとは?国内のひとり親家庭へ、食品を無料で配付
認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンは、国内外の子どもを支援する国際NGOです。
グッドごはんは、グッドネーバーズ・ジャパンが日本国内向けに行っている支援活動の一つで、低所得のひとり親家庭を対象に食品を無料で配付しています。
ひとり親家庭の保護者は孤立する傾向にあります。
グッドネーバーズ・ジャパンHP
(中略)ひとり親家庭の貧困は、見えない貧困です。
多くのひとり親が、社会とのつながりを持たず、不安をひとりで抱えているのです。
先進国と呼ばれているこの国でも、生まれた家庭や地域によって、満足な食事が取れない子どもがいます。
食品の配付によって家計が助かることはもちろんですが、親子で会話が生まれたり、温かい食卓を囲んだりといった大切な子ども時代をつくることに繋がります。
活動の成果についてはHPに掲載されている年次報告書に詳細な情報がありました。2022年の国内事業の成果としては、ひとり親家庭15,000世帯以上、約26,900人の子どもたちに支援を届けてきました。
海外での活動では、世界中で21万人以上の子どもたちを支援してきました。
前述の国内事業の活動報告書では、グッドごはんの利用者の声が写真付きで見ることができ、ひとり家庭にとってどれだけ必要なサービスであるか実感することができました。
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グッドごはんを支援する「毎月の寄付」申し込む前のポイント
私も2020年7月より、グッドネーバーズ・ジャパンへの「毎月の寄付」を始めました。
寄付をする前に実際に確認したポイントを、3つ解説します。
ポイント1:年4回、メールで活動の報告が届く
毎月の寄付は、月1,000円から申し込むことができます。
寄付者には、年4回のメールニュースが届くそうです。
ひとり親家庭の毎日の生活や食事を支え続けるために、継続的なご支援が必要です。
グッドネーバーズ・ジャパンHP
継続的にご支援をいただける方のみを対象に、ニュースレター「国内事業NEWS」を四半期に一度お送りしています。
HPに掲載されている年次報告書によると、2022年はひとり親家庭15,000世帯以上、約26,900人の子どもたちに支援を届けることができたとのことです。
この1年で新たにグッドごはんの利用登録をしたひとり親家庭は1,720世帯と2020年を大きく上回りました。
国内事業NEWS
コロナ禍で長く見合わせていた対面での活動を再開すると同時に、新たな取り組みとして、より多くの方に食品を渡すために複数の配付拠点を新設しました。
配送では難しかった生鮮食品や冷凍食品の配付が可能になり、配付内容の幅も広がり始めています。
このように活動の進捗が定期的に届くことで、寄付がどのように使われたのか、実感し納得していただくことができると思います。
また、メール以外にもTwitterやFacebookなど各種SNSでも情報発信を行っているので、寄付を続けるか判断する情報が足りない、といったことはなさそうです。
ポイント2:確定申告すれば寄付金控除の対象に
グッドネーバーズ・ジャパンは東京都の認可を受けた認定NPO法人、寄付は税制優遇の対象です。
たとえば東京都大田区にお住まいの田中さんが、月1,000円(年12,000円)を寄付すると、
- 所得税:(12,000-2,000)×40%=4,000円
- 住民税:(12,000-2,000)×10%=1,000円
合計5,000円の還付が受けられますので、田中さんが毎月負担する金額は約583円(年7,000円)です。
ランチ一回分で、困っているひとり親と子どもを支援できるのは嬉しいですね。
ポイント3:寄付金は食品の輸送料などに使われる
「国際NGOへの寄付、本来の目的通りに寄付を使ってくれるのだろうか?」
という漠然とした不安がありました。
寄付金の使い道を団体HPでチェックすると、
ご寄付は食品の調達のほか、運搬費や倉庫の維持費、管理費等に使われます。
グッドネーバーズ・ジャパンHP
食品はご寄付で購入するほか、現物寄付でいただいたものなど、1世帯当たり約10,000円相当を提供しています。
3,000円のご寄付があれば、1世帯へ食品を提供するためのコストを賄うことができます。
寄付金は食品を購入するほか、グッドごはんの活動を支えるために必要なコストに使われるとのことでした。
グッドごはんへの寄付は、以下から申し込めるようです。
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グッドネーバーズ・ジャパンの活動とは?国内外の子どもたちを支援
日本のひとり親家庭を対象に、食品を無料で配付
グッドネーバーズ・ジャパン HP
貧困が残っているのは、日本も例外ではありません。
日本国内のひとり親世帯の子どもは、特に貧困に陥りやすいと言われています。
「私たちが住んでいるこの国のためにできることをしたい」とお考えの方は、是非団体公式サイトもご覧ください。
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インドなど、海外7カ国で子どもの生活環境を改善
グッドネーバーズ・ジャパン HP
現在はインド・カンボジア・ネパール・バングラデシュ・エチオピア・チャド・モザンビークの7カ国を支援しています。
世界には貧しさから学校に通えない子どもたちがいます。グッドネーバーズ・ジャパンは、こうした子どもたちのために学校や図書館を建設したり、健康診断やワクチンを提供したりといった支援を行なっています。
グッドネーバーズ・ジャパンの活動の詳細はこちらの記事をご覧ください。
追記:実際にボランティアに参加してきました!
グッドごはんのことは以前から知っていたのですが、より詳しく活動を理解するために、実際にボランティアに参加させていただきました。
ボランティアでは、ひとり親に配付する食品の整理を担当しました。
用意されたカゴいっぱいの食品、お米は特に喜ばれます
ボランティアに参加する前は、恥ずかしながら活動への理解が浅く、
「食品を配付するだけでは、根本的な問題の解決に至らないのでは?」
「リーチできるひとり親家庭の数にも、限界があるのでは?」
といった素朴な疑問を抱いていました。
しかし、団体の事務所に食品を受け取りに来られる子どもたちは、
- お母さんにぶつぶつ文句を言いながらも、なんだかんだ一緒に手伝う、思春期の男の子
- 小学校に上がる前の女の子が、小さなリュックにもらったお菓子を大事そうに詰め、「ありがとうございました〜っ!」と元気よく挨拶する姿
”子どもの貧困”などと、私たち大人が一括りにしていますが、支援を受けているのはいたって普通の子どもたちです。
また今後は東京だけでなく、大阪にもグッドごはんの活動を広げていくとのこと。
リーチできるひとり親家庭の数を増やす努力を続けているようです。
これを機に、私もグッドネーバーズ・ジャパンへ毎月の寄付を始めることにしました。
「確かに食品の配付だけでは、貧困を終わらせることはできないかもしれないけど、いま目の前で困っている人を助けることは理屈で説明できない・・」と、そんな風に感じました。
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