(出典:チャリティーサンタHP)
街中が明るい雰囲気に包まれるクリスマス。
幸せムードあふれる季節ですが、世界や、日本国内にも、様々な困難に直面しクリスマスを楽しく過ごすことができない人々がたくさんいます。
クリスマスは大切な人にプレゼントを贈るという習慣があるからこそ、この時期に厳しい環境で過ごす人たちにも何かサポートを送りたい、と思われる方も多いのではないでしょうか?
「苦しんでいる人たちに、クリスマスプレゼントとして寄付を送りたい」
「クリスマスにちなんだ寄付をしたい」
「クリスマスをきっかけに何か寄付を初めてみたい」
今回は、そんな思いを持つ方に向けて、おすすめの団体を3つ、ご紹介します。
目次
世界中の子どもたちに「命を守るプレゼント」を(ワールド・ビジョン)
世界中約100カ国で、全ての子どもたちが健やかに成長できる世界を目指して活動を行っているワールド・ビジョン。
「 “何もかも” はできなくても “何か”はきっとできる」というキャッチコピーを街中で目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
(出典:ワールド・ビジョンHP)
そんなワールドビジョンでは、「クリスマス募金」として、生きるために最低限必要な水と食料のための募金を募っています。
いつの時代も、貧しさは、未来への希望を脅かします。いつの時代も、貧しさは、未来への希望を脅かします。
今、この世界にも、貧困、紛争、災害の中で、今日を生きるだけで精一杯の子どもたちが大勢います。
ワールド・ビジョンHP
そんな子どもたちに金貨を届けることはできないけれど、「命を守るプレゼント」を贈り、笑顔を届けることができます。
子どもたちのサンタに、なってください。
水と食料を支える寄付の使い道として、具体的には以下のように紹介されていました。
- 3,000円の支援で、バングラデシュで避難生活を送る3家族に、1週間分の米、豆、油等の食糧を提供
- 10,000円の支援で、ソマリアの栄養不良の子どもたち5人
活動内容 | 子どもの教育支援・貧困支援など |
活動地域 | アフリカ・東欧・中東・アジア・中南米エリアの約40カ国 |
支援対象 | 貧困、紛争、災害で苦しむ子どもたち |
寄付の使途 | 子どもたちの支援活動全般 |
運営団体 | 認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン(日本窓口) |
寄付の方法はいくつか紹介されていますが、おすすめなのは月々4,500円の継続寄付「チャイルド・スポンサー」です。
定期的に現地の子どもたちと手紙等のやりとりをしながら、彼ら・彼女たちの生活を支えることができます。
ワールド・ビジョンは認定NPO法人のため、寄付金控除等の対象になるのも嬉しいポイントですね。
子どもたちが清潔な水と食料にアクセスし、安心してクリスマスという日を過ごせるようにしたい、そう思われた方はぜひ寄付を検討してみてはいかがでしょうか。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
日本と世界の子ども両方にプレゼントを届ける(チャリティーサンタ)
「あなたも誰かのサンタクロース」を合言葉に、2008年から活動を行うチャリティーサンタ。
(出典:チャリティーサンタHP)
サンタクロースを通じて、日本と世界の子ども両方にプレゼントが届く、というコンセプトで「サンタ活動」と「チャリティー活動」の2つの活動を行っています。
- クリスマスイブの夜にサンタクロースに扮したボランティアが小さなお子様がいる家庭にプレゼントを届ける「サンタ活動」
- サンタ活動の際に家庭からお預かりしたチャリティー金(寄付)で、世界中の困難な状況にある子ども達の支援を行う「チャリティー活動」
チャリティー活動は、過去は途上国への教育支援をメインにしていたようですが、東日本大震災以降は国内の子どもたちへの支援を強化。
現在は主に、国内の子どもの貧困や被災など、様々な困難を抱える子どもを対象にしています。
「思い出不足」が課題視される子どもたちに、「特別な思い出」として無償でクリスマスにプレゼントを届けたり、クリスマスの時期以外にも様々な体験活動を行っています。
活動内容 | クリスマスにプレゼントを届けることを通じた支援活動 |
活動地域 | 日本国内、ネパール |
支援対象 | 経済的・家庭的な理由等、様々な困難を抱える子ども |
寄付の使途 | 困難を抱える子ども達へのプレゼント費用、体験活動の実施費用など |
運営団体 | NPO法人チャリティーサンタ |
チャリティーサンタでは、単発寄付、継続寄付のどちらも受け付けており、寄付の使途により2つの種類から選ぶことができます。
- 「チャリティーサンタ」への寄付:活動全体を応援する寄付
- 「ルドルフ基金」への寄付:特に経済的・家庭的理由で困難を抱える子ども、病気と闘う子ども、児童養護施設の子どもに向けた活動を応援する寄付
その他にも、チャリティーグッズの購入、実際にサンタとなって子どもにプレゼントを届けるボランティアも積極的に募集しています。
自らも活動に関わりながら、国内の子どもたちの力になりたい、という方はぜひチャリティーサンタへの寄付を検討してみてはいかがでしょうか。
児童養護施設で暮らす子どもたちが本当に望むプレゼントを(あしながサンタ)
児童養護施設の現場職員として働いていた経験を元に、本当に子どもたちが喜ぶことは何かを考え、一般財団法人 日本児童養護施設財団が立ち上げたプロジェクトが、あしながサンタです。
児童養護施設で過ごす子どもたちが、本当に欲しいクリスマスプレゼントを選べることを目指して活動しています。
(出典:あしながサンタHP)
あしながサンタによると、児童養護施設でのクリスマスプレゼント代の平均予算は約3,000円と、一般的な親から子どもへの平均予算8,686円と比べて圧倒的に少ないそう。
さらには、限られた予算の中で、クリスマスの予算を習い事、衣服費、小遣い、ユニット旅費などに振り分けて使わざるを得ないという施設もあります。
子どもたちが本当に欲しいものを贈るには、1人予算が5000円が必要です。
あしながサンタHP
施設の予算だけでは足りませんが、あなたの寄付を加算すると子どもたちが望むプレゼントを届けることができます。
活動内容 | 児童養護施設にまつわる環境調査・研究、子どもたちへの自立支援事業 |
活動地域 | 日本国内 |
支援対象 | 児童養護施設で過ごす子ども |
寄付の使途 | 児童養護施設で過ごす子どもたちへのプレゼント代のサポート |
運営団体 | 一般財団法人 日本児童養護施設財団 |
あしながサンタでは、都度の寄付と継続寄付の両方を募集しており、支援したい都道府県を指定して寄付することも可能です。
また、具体的な寄付の使い道も以下のように記載がされていました。
- 2,000円×1人で 1人の子どものプレゼント代を援助
- 5,000円×20人で 1施設50人子どものプレゼント代を援助
児童養護施設で暮らす子どもたちが、自分が欲しいものを選べることをサポートしたい、という方はぜひ寄付を検討してみてください。
以上、クリスマスにまつわる寄付を募集している団体を3つご紹介しました。
ぜひ皆さまが寄付を検討する際の参考になると嬉しいです。