パキスタン洪水緊急募金はどこが良い?私が信頼して寄付した団体、国連WFP

今パキスタンでは、過去10年間で最悪の洪水が起きています。

このような大規模な災害が起こった時に、真っ先に必要となるのが、食料や医療などの緊急支援活動です。

緊急支援にあたっては、さまざまなNPOやNGOが寄付を募っていますが、寄付先選びを迷われている方に、私の寄付体験をお伝えします。

パキスタンで洪水が発生して、いち早く緊急支援を開始した国連WFPに募金

8月29日時点で、この災害による死者数はすでに1,000人を超え、今なお増え続けています。

そのような中で、さまざまな募金受付ページが立ち上がっていますが、私が寄付先に選んだのは「国連WFP」という団体です。

国連WFPは「飢餓と貧困の撲滅」を使命に掲げる、国際連合の組織です。

洪水は6月中旬に始まり、パキスタン全土で壊滅的な被害が広がっています。
パキスタン政府は国家非常事態を宣言し、国連WFPはパキスタン政府の要請を受けて、最も被害を受けている人びとへの支援を行っています。

国連WFPの公式ホームページに、パキスタン洪水緊急支援の募金ページがリリースされていたのを見て、気持ちばかりですが3,000円を寄付しました。

国連WFPの緊急支援に3,000円を寄付

実は、私は普段から「国連WFPマンスリー募金」を通じて、団体の活動を支援しています。
今回パキスタン洪水緊急支援への寄付先として国連WFPを選んだのも、効果的でインパクトのある活動を行っていることを以前より実感していたからです。

  • 国連WFPマンスリー募金:緊急事態に対する準備(必要な備蓄の用意や、物資を運び込むためのロジスティクスなど)を、普段から進めることができます。
  • 緊急募金:緊急事態が実現してしまった時に、いち早く支援を届けるために極めて重要な資金となります。

このように支援方法は2つあるものの、どちらも欠かすことができません。
これを機に両方行ってみるのもオススメですし、あなたに合った方をお選びいただくことで、寄付も納得して行うことができると思います。

危機にあるパキスタンの人びとに支援を届けるため、どうか、あなたのお力もお貸しいただけませんか。

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寄付金控除の対象団体です

そもそも国連WFPとは?ノーベル平和賞も受賞した、食料支援専門の国連機関

国連WFPとは、世界中で飢餓に苦しむ人びとのために、食料支援を専門に行う国連機関です。
2020年には、長年の活動実績が評価され、ノーベル平和賞を受賞しました。

活動内容 緊急食料支援、学校給食支援、母子栄養支援、自立支援など
活動地域 アフガニスタン、イエメン、シリア、南スーダンなど123の国と地域
支援対象 飢餓で苦しむ子ども、妊産婦、大人など1億6,000万人(2022年)
寄付の使途 食料・学校給食支援、栄養強化ペースト配布などの栄養支援
運営団体 認定NPO法人国連WFP協会(日本窓口)

主な活動内容としては、以下の5つがあります。

  1. 緊急支援:難民や避難民の方々などに、迅速に食料を供給する
  2. ロジスティクス(輸送・通信)支援:食料を届けるための道路や橋の整備、ヘリコプターや運搬車の常備
  3. 学校給食支援:子どもたちの栄養状態の改善、並びに学校の出席率を改善
  4. 母子栄養支援:最も飢餓に晒されやすい母親と乳幼児への支援
  5. 自立支援:労働の機会を提供し、食料を配給することで自立を促す

国連WFPはパキスタンの国家防災管理庁やパートナー機関とともに洪水に対する支援を拡大しています。

1,000人近くが死亡し、3300万人が家を追われたパキスタンで、国連WFPは現地政府への支援を急速に拡大しています。
政府は、国家防災管理庁を通じて、非常事態を宣言し、被害の調査や洪水の被災者への人道支援の調整を行っています。

現地住民の方々の過酷な状況を、お読みください。

「育っていた穀物が突然縮小し、期待されていた収穫のうち、ある程度は見込めなくなってしまいました。」

「そして今度は、収穫し、貯蔵できた穀物のうち大部分が流されてしまいました。今後の見通しは非常に心配です。」

国連WFP協会HP

クエッタにある国連WFPの倉庫は、アフガニスタンに必要な食料を送る拠点となっていますが、洪水によって孤立してしまいました。

  • 職員は「通信手段が絶たれ、危険を知らせる術もなくなってしまいました」と話し、
  • ケイ代表は「職員のうち何人かの家は流されてしまった、テントが切実に必要となっている」と続けました。

8月30日に国連は、1億6100万米ドルの支援の要請(Flash Appeal)を発表する予定です。
そのうち国連WFPは、バロチスタン、シンド、パンジャブ、そしてカイバル・パクトゥンクワで100万人を対象に、重要な食料や現金支援を提供するために、3,428万米ドルを必要としています。

パキスタン洪水の影響を受けている人びとに食料品を届けるため、あなたのご寄付をお願いいたします。

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寄付金控除の対象団体です

国連WFPのパキスタン洪水緊急募金のやり方は?寄付の方法をチェック

パキスタン洪水緊急募金の申し込みの手順と、寄付した後の対応をまとめました。

①国連WFPのパキスタン洪水緊急募金受付ページ

寄付タイプ・寄付額・使途(パキスタン洪水への募金は「緊急支援」)を選択します。

②個人情報を入力し、寄付を申し込む

私は国連WFPマンスリー募金にも参加しているので、個人情報を入力する手間もかからず、約1分ほどで寄付が完了しました(個人情報の入力を含めても、3〜5分ほどで完了できると思います)。

③登録しているメールアドレスに確認メールが届く

募金から約2ヶ月後に入金を確認次第、寄付の領収書が郵送で届くようです。

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寄付金控除の対象団体です

まとめ:パキスタン洪水の緊急募金は、いち早く緊急支援を届けるため、通常時から準備している国連WFPがおすすめ

国連WFPが頼りになるのは、いざ緊急事態が起こった時に備え、普段から準備を進めている点です。

緊急時以外でも、安定的な支援活動を行うために毎月1,000円〜の継続的な寄付「国連WFPマンスリー募金」を募集しています。
改めて寄付の仕方をおさらいすると、

  • 国連WFPマンスリー募金:緊急事態に対する準備(必要な備蓄の用意や、物資を運び込むためのロジスティクスなど)を、普段から進めることができます。
  • 緊急募金:緊急事態が実現してしまった時に、いち早く支援を届けるために極めて重要な資金となります。

以上の2つがあり、あなたに合った支援の仕方をお選びいただけます。
また、こちらは認定NPO法人への寄付として、寄附金控除の対象にもなります。

食料不足に苦しむ人びとのもとへ一分一秒でも早く食料品を届けられるように、私の募金が少しでも力になれば嬉しく思います。

あなたも、パキスタンへの想いを、国連WFPへの寄付という形で表してくださることを祈っています。

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寄付金控除の対象団体です

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