日本国内の子供たちに教育支援をしている、認定NPO法人カタリバ。
Facebookの広告やニュースサイトの記事などを見て、 初めて知った方もいらっしゃるかもしれません。
「ちゃんとした団体なの?」「寄付で応援して大丈夫?」
そんな疑問を持つ方のために、カタリバの評判や口コミ、支援先として検討する時にチェックしたい3つのポイントをまとめました。
目次
FacebookやYahoo!知恵袋などに載っている、評判・口コミ
ネット上で検索したり、ソーシャルメディアで探したりすると、さまざまな方の書き込みが見つかりました。
カタリバのポジティブな評判・口コミ
まずはポジティブが評判から。
FacebookのコメントやYahoo!知恵袋などを調べると、実際に「募金をした」という方などが、次のようにメッセージをつづっています。
このNPOもサポートしている。
月額は僅かなものだ。
いわゆるチリツモで良いのだとつくづく思う。ボクは国内の子供をテーマにしている。それぞれの人にそれぞれのテーマがあって良いのだと思う。
外国の和平でも医療でもよいはずだ。ともあれ、長く気楽にサポートすることが大事なのかもしれないと思うのだ。
このたぐいのNPOを運営している人々の善意を支えるという意味もある。
善意の相乗効果は社会を安定させると思うのだ。
(成毛眞さん – Facebookコメントより)
カタリバは認定NPO法人で、寄付をするとその半額が税務署と自治体から還付されます。それだけ活動が評価されているということで、安心していいと思います。→スマホから、リンク貼られているURLを見て寄付しようと何回かクレジットカードで寄付しました。安全で信用出来る組織なら寄付活動を続けて行きます。有難うございますm(__)m
(Yahoo!知恵袋より)
【みなさんの応援届けてきました!】 本日、熊本県益城町へ伺い「熊本復興支援セット」の寄付金をNPOカタリバ「ましき夢創塾」の芳岡さんへお届けして来ました!(中略)計30,000円 皆さまの温かい応援ありがとうございました。
(Instagramより)
団体のホームページによると、支援者の総数は1万人以上にも。
支援している方が、体験をもとにお話しされているのがわかりますね。
ネガティブな評判・口コミや批判コメント
その一方で、疑問や不安あるいは批判などネガティブな評判も、Twitterや2ch、Yahoo!知恵袋などで見つかりました。
カタリバって、本当に寄付が先方に届いているの?(中略)怪しいです
(Yahoo!知恵袋より)
1日33円からとかって‥このやり口って、むかし怪しい布団売りが使ってた手口だな。募金を募るなら、ちゃんとした収支報告書をホームページに載せて欲しいね。
(Twitterより)
ポジティブ・ネガティブ両方の口コミをご覧になったうえで寄付を検討する方は、WEBサイトをご覧になってみてください。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
支援先として信頼できる?3つのチェックポイント
このようにポジティブ・ネガティブな評判や口コミがありますが、実際はどうなのでしょうか?
寄付を検討している方にとって、大切なお金を預けるかどうかは、どんなポイントで判断すれば良いのでしょうか ?
私自身も30以上の団体へ個人的に寄付したり、 NPO 法人に勤務して寄付を集める経験をした立場から、見極めるポイントをいくつかお伝えします。
ポイント1:団体として信頼できるか?
カタリバの正式名称は「認定NPO法人カタリバ」。
活動の実績と公正な法人運営が認められ、東京都から認定を受けています。認定NPO法人については、
申請にあたっては、「年間100人以上の方から、3,000円以上の寄付を受けている」といった実績が要件となり、また経理財務や情報管理など管理体制の整備が求められます。
認定元の自治体(例:東京都)から、「適正な法人運営をしているか?」をチェックされ、十分に行っていないと更新(5年ごと)がされません。
認定NPO法人に寄付をすると税制優遇の対象になるのは、このような審査がしっかりされているからですね。
WEBサイトを見ると、行政機関との協働やマスメディアでの記事掲載、大企業から支援を受けた実績なども紹介されていました。
ポイント2:寄付金は適正に使われるか?
カタリバのお金の流れを知りたい方には、財務情報がホームページで公開されています。
貸借対照表と活動計算書(企業会計で B/S と P/L にあたります)のハイライト版が、公開されています。
寄付を募っているのは、被災や貧困などに苦しむ子どもたちに、十分に学べる環境をつくるためとのこと。
ただし使途については、「団体全体の活動に使う」場合や「事業ごとに指定できる」場合など、いくつかパターンがあるようですので、ご自身で確認されるとよいでしょう。
ポイント3:きちんと活動しているか?
カタリバは、日本全国で教育活動を展開。
小学生から大学生まで、放課後学校の運営や出張授業の提供などしています。
具体的な活動や団体の動向については、ホームページの活動紹介やブログに紹介されているので、ご覧になるとよいでしょう。
Facebookページやメールマガジンなども、定期的に更新しているようです。
月1,000円〜のサポーター会員など、「支援するかどうか?」はご自身で判断を
この記事では、ネット上で見つかったカタリバの評判・口コミと、それらを確かめるためにもチェックしたいポイントをお伝えしました。
「子どもたちを応援したいけど、まだ踏ん切りがつかない」
「共感したけど、初めて知ったので、どんな団体か不安」
といった方にとって、少しでも参考になりましたら嬉しいです。
私自身のカタリバとの関わりを紹介すると、大学生の頃からボランティアとして活動に参加。
サポーター会員としての寄付や専門性を活かして外部からの支援、また一時は職員としても働いてきました。
私自身は、スタッフとして働いている人や支援者の方々などをたくさん知っていますし、これからも仕事や寄付を通じて応援していければと思います。
逆に言えば、中立的な立場とは言えないかもしれません。
ご自身で情報を集められたうえで、判断することをお薦めします。
活動や団体について十分に納得した方は、月1,000円から応援する「サポーター会員」も募集しているので、WEBサイトをご覧になってみてください。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です