「子どものスポーツを促進する活動に寄付したい!」
こんにちは、寄付ナビの鈴木大悟と申します。
メディアで「最近の子どもは運動不足」と言われることは多いですが、家庭の収入など経済的な理由によって、子どもの体験格差が生じていることをご存知ですか。
私個人としても、高校と大学では弓道に熱中し、集中力や最後まで諦めない心などを学び、スポーツをはじめとする課外活動が子どもたちに及ぼす好影響を経験的に体感しています。
今回は冒頭のような想いをお持ちの方へ向けて、子どもの体験格差という社会の問題と、この問題の解決に尽力している支援団体をご紹介します。
この記事を書いた人
鈴木大悟
収入の10%を寄付することを5年以上継続中。「あなたにぴったりの寄付先を見つけていただきたい」そんな想いから、ひとりでも多くの方へ寄付によって得られる幸福をお届けするために、このサイトを運営しています。
先に結論を申し上げると、おすすめの寄付先は、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(以下、CFC)。
私も個人的に、毎月必ず寄付している団体です。
CFCは寄付金を原資に、経済的困難を抱える子どもに対して、スポーツ・芸術・学習などの教育活動で利用できるスタディクーポンを提供しています。
あなたも、CFCへの寄付を通じて、子どもたちが新しい体験にチャレンジする力になって頂けませんか?
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
目次
「子どものスポーツ用品やユニフォームが用意してあげられなかった・・」ある母親の声
スポーツは多くの人たちにとって遊びの1つであり、そもそも学校外の活動の差を主張することに疑問を持つ方もいるかもしれません。
しかし私たちの住むこの日本でも、実に9人に1人の子どもが貧困の状態にあり、世帯年収が低い家庭ほど、小学生の頃に学校外の体験活動を何もしていなかった割合が高いことが分かっています。
実際の、保護者の皆様の声をお読みください。
- やりたいと言われても、どれも、経済的に無理なので、子供自身が、無理だよねって、何も言わなくなりました。だんだんわかる年齢になり、子供なりに我慢しているようで、申し訳なく思っています。(愛媛県/小学4年生保護者)
- 母子家庭のため、周りの友達と同じように色々な習い事をさせてあげることができず悔しい。スイミング、ダンス、英会話、ピアノ、したいことをたくさんさせてあげたかった。(新潟県/小学2年生保護者)
- 海水浴や旅行に行きたがっていたが、コロナ感染で仕事を休む日があったりで、休暇もとりづらく、経済的にも余裕がなかった。(大阪府/小学4年生保護者)
- 野球チームに入らせてあげたいがひとり親の為経済的に余裕がなく道具やユニフォームが用意してあげられなかった(神奈川県/小学4年生保護者)
岐阜県多治見市の調査では、スポーツが不得意な子や、体力が相対的に低い子どもたちは、学校生活への満足度が低く、休み時間はひとりぼっちで過ごす傾向が強いことも分かっており、学校生活全般の豊かさとも相関することが明らかになっているそうです。
裕福な家庭の子どもがスポーツなどの課外活動を自由に選択することができ、充実した放課後を送っているのに対し、貧困家庭の子どもは「あの子は何でも好きなことに打ち込めるのに、なんで私はできないんだろう?」と感じることでしょう。
そうした「みんなはできるけど、私はできない」という経験を繰り返すことで、子どもの意欲が低下し、自己肯定感の低下へと繋がっていきます。
学習だけでなく、幅広い教育活動の中から、子どもがやりたいことを選ぶ「スタディクーポン」
CFCは、貧困家庭の子どもたちがサッカーやスイミングなどのスポーツ教室などで利用できるスタディクーポンを配布しています。
活動内容 | スタディクーポンの支給、大学生ボランティア等による相談支援 |
活動地域 | 岩手県、宮城県、福島県、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、兵庫県、大阪府、京都府など |
支援対象 | 経済的困難を抱える子ども・被災した子ども |
寄付の使途 | クーポン発行費、大学生ボランティアの相談支援費、スタッフ人件費など |
運営団体 | 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン |
クーポンの利用先はスポーツ教室以外にも、学習塾、ピアノや習字、キャンプにプログラミング教室と、幅広く揃えていることがポイントで、クーポンが配布された子どもは自らの「やりたい!」という気持ちのまま、自由に教育活動を選択することができます。
もし、子どもが自分で選ぶことが難しい場合でも、大学生ボランティアが優しくサポートします。
大学生ボランティアが子どもたちを継続的に見守ります
大学生ボランティアが月に一度、電話や面談を通して学習や進路の相談にのる「ブラザー・シスター制度」を導入しています。
チャンス・フォー・チルドレンHP
クーポンの利用に関するアドバイスを行うことで、クーポンの有効利用を促進します。
毎年子どもたちからスタディクーポンの応募が殺到しますが、寄付金が十分に集まっておらず、多くの子どもたちが落選せざるを得ないのが実情です。
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寄付金控除の対象団体です
寄付金を届けるには?月1,000円から支援できる「サポート会員」がおすすめ!
CFCへの寄付の中でも、私が参加しているのが、毎月の寄付で支援するサポート会員です。
サポート会員として支援を始めると、
- 1ヶ月に1回:最新の活動をご報告する「メールマガジン」の配信
- 1年に1回:年間の支援実績や詳しい会計内容をご報告する「年次報告書」の郵送
- 1年に1回:活動の成果を直接お伺いできる「支援者限定イベント」への招待
などの特典があり、定期的に活動報告を受け取ることができます。
こちらの写真は、実際に頂いた年次報告書です。
サポート会員は、月々1,000円(1日あたり約33円)から、ご参加いただけます。
またCFCへの寄付は、寄付金控除の対象です。
毎年1〜2月頃に、1年分の寄付金受領証明書(寄付の領収書)が郵送で届きますので、確定申告して頂くことで税金が一部還付されます。
子どもたちが新しい体験にチャレンジするために、どうかあなたも、ご支援ください。
サポート会員の申し込みを検討される方は、ぜひCFCのWEBサイトもご覧になってみてください。
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寄付金控除の対象団体です