(出典:日本赤十字社HP)
「新型コロナウイルスの最前線で頑張っている病院に寄付したい」
「医療従事者を応援するには、どこに寄付するのが効果的?」
そんな想いをお持ちの方へ、医療の最前線で奮闘する医療機関やNGOをご紹介します。
目次
全国各地に設置された病院で、患者を対応(日本赤十字社)
日本赤十字社は、全国に配置された赤十字病院で、感染者の治療に取り組んでいます。
日々増えていく感染者に対応しながら、 感染拡大を防止するための適切な情報発信にも注力しています。
最前線で頑張っているスタッフは様々なストレスを抱えています。
日本赤十字社_新型コロナウイルス感染症活動報告
自分の家族にうつしてしまうのではないかという心配はもちろん、患者さんと患者さんの家族を会わせられないことへの罪悪感、終わりの見えない状況への不安も日に日に増しています。
日本赤十字社に寄付をすることで、こうした医療従事者を応援することができます。
新型コロナウイルスの対応に腐心している病院を支援したいという方には、ぴったりの寄付先ではないでしょうか。
活動内容 | 赤十字病院での患者の対応・医療チームの緊急派遣など ※ |
活動地域 | 日本全国 |
支援対象 | 新型コロナウイルス感染者 ※ |
寄付の使途 | 医療機器や毛布など、必要な救援物資 ※ |
運営団体 | 日本赤十字社 |
※ 新型コロナウイルス対策に関連する活動についての例
また、日本赤十字社への寄付は、税制優遇の対象です。
例えば、私が日本赤十字社に1万円を寄付したとすると・・
- 所得税:(10,000-2,000)× 40%=3,200円
- 住民税:(10,000-2,000)× 10%=800円
合計4,000円の還付が受けられ、実質負担する金額は6,000円です。
法人が寄付をした場合でも、損金として一部算入することができます。
「不安と戦いながら頑張っている病院のスタッフを支援したい」
「せっかく寄付するなら、寄付金控除も上手に活用したい」
こんな風に感じた方は、ぜひ支援を検討されてみてはいかがでしょうか。
地域の中で最も設備の整っている病院(感染症指定医療機関)
「身近なところで新型コロナウイルス対策のために、頑張っている人を応援したい」
そんなあなたには、感染症指定医療機関への募金がおすすめです。
厚生労働省のHPに、各地域の指定医療機関が掲載されています。
一覧に掲載されているすべての医療機関が募金を受け付けているとは限りません。
が、 たとえば「公益財団法人」や「独立行政法人」といった法人格を有している医療機関は寄付を受け付けている可能性が高いです。
お住まいの地域の医療機関が募金を受け付けていないか、確認してみましょう。
活動内容 | 新型コロナウイルス感染症患者の対応など ※ |
活動地域 | 各都道府県 |
支援対象 | 新型コロナウイルス感染者 ※ |
寄付の使途 | 病院の運営費・医療従事者の人件費など ※ |
運営団体 | 感染症指定医療機関 |
※ 新型コロナウイルス対策に関連する活動についての例
単にお金を寄付する以外にも、受け入れ先の状況次第では、マスクや消毒液といった衛生用品の寄贈を受け入れている可能性もあります。
モノを寄贈する場合は、寄付をする前に、必ず受け入れ先の意向を確認してから行いましょう。
「もしかしたら自分や自分の家族がお世話になる病院を支援したい」
「地域社会のために今できることを、できる範囲で始めていきたい」
こんな風にお考えの方は、支援を検討されてみてはいかがでしょうか。
感染者用に1万床を用意、医療崩壊を食い止める(日本財団)
公益財団法人日本財団は、新型コロナウイルスの急拡大による医療崩壊を防ぐために、お台場の「船の科学館」に1万床の病床を用意すると発表しました。
財団の規模を活かした、迅速かつインパクトのある支援と言えるのではないでしょうか。
日本財団は、本日4月16日(木)に、新型コロナウイルス緊急対策支援の一環として行っている、「船の科学館」周辺の軽症者向け施設の建設工事を開始しました。
日本財団HP
まずは駐車場に設置する大型テント1張りと、パラアリーナ内のベッドの整備等を進めます。
他にも元SMAPの稲垣吾郎さん・草彅剛さん・香取慎吾さんによる「新しい地図」と共同で、 「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)を立ち上げるなど、広報・募金活動も精力的に行っています。
活動内容 | 感染者向け対策施設の整備 ※ |
活動地域 | 東京都 ※ |
支援対象 | 新型コロナウイルス感染症患者 ※ |
寄付の使途 | 施設整備費、医師や看護師の活動資金など ※ |
運営団体 | 公益財団法人日本財団 |
※ 新型コロナウイルス対策に関連する活動についての例
日本財団への寄付は、クレジットカードやコンビニ決済、電子マネーやキャリア決済など、各々に合った方法で参加することができます。
「日本最大級の財団だから、安心して募金できる」
「医療崩壊を防ぐための取り組みを、応援したい」
こんな風に感じた方は、ぜひ支援を検討されてみてはいかがでしょうか。
まとめ:他にもNPOや、ワクチン開発の研究機関など多数
ここまで、新型コロナウイルス感染症の最前線で尽力する医療従事者やNGOへの募金先を、3つご紹介させていただきました。
他にも医療系のNPOや、人道支援団体など、多くの人々がコロナ禍を乗り越えるべく奮闘されています。
さらに詳しく支援先を知りたい方は、こちらの記事もご参考になさってみてください。
不安に押しつぶされてしまうのではなく、いま自分にできることを見つけて、行動に移していきたいですね。
新型コロナウイルス対策の寄付先を探している方の、お役に立てていれば幸いです。