こんにちは、寄付ナビの鈴木大悟と申します。
私は現在、収入の10%を寄付しているのですが、最初はどこに寄付すればいいのか全く分かりませんでした。
ニュースなどで社会問題に触れる度に心を痛めていましたが、「どうすれば社会課題を解決できるのか」「自分の想いをどうやって届けるのが良いか」分かりませんでした。
そこで、団体の活動説明会やボランティアに何度も参加したり、インターネットで口コミや評判を徹底的に調べることにしました。
すると、徐々にちゃんと寄付金を役立ててくれる団体を見分けられるようになったのです。
今回はそんな私が寄付先として自信を持ってオススメできるワールド・ビジョン・ジャパンを紹介させていただきます。
この記事を書いた人
鈴木大悟
収入の10%を寄付することを5年以上継続中。「あなたにぴったりの寄付先を見つけていただきたい」そんな想いから、ひとりでも多くの方へ寄付によって得られる幸福をお届けするために、このサイトを運営しています。
12月といえば、クリスマスですね。
認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパンは、クリスマスまでに1000人の少女のチャイルド・スポンサーを募集しています。
ワールド・ビジョンは、次の世代を担う子どもたちの命を守り、健やかな成長を支えるため、世界約100カ国で活動する国際NGOです。
少女たちが早すぎる結婚、性的搾取、暴力、虐待に怯えながら暮らす日々に、あなたが終止符を打ってください。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
目次
性暴力の被害に遭った女の子、ヘダちゃんが抱える苦しみ
途上国の女の子を取り巻く環境は非常に過酷です。
インドネシアで暮らす、ヘダちゃんとデシさんのエピソードをお読みください。
障害のあるヘダちゃんとそのお母さんデシさん。
2人が生きていくため、デシさんは娘を残して働きに出なければなりませんでした。
ヘダちゃんが9歳の時、複数の男が家へ押し入り、性暴力をふるいました。
数週間の間に5回も。
ヘダちゃんとデシさんのような事例は、けっして稀なことではありません。
もし世界の女の子が1000人だったら・・・
今、世界の女の子に起きている現状を分かりやすくお伝えするために、もし、世界の女の子が1000人だったとしたら、という仮定で考えてみます。
- 1000人のうち、138人は学校に通えていません。
- 1000人のうち、200人は18歳未満で結婚させられます。
- 1000人のうち、50人は性暴力を受けて恐怖の中にいます。
貧困のしわ寄せは女の子に、より重くのしかかります。
厳しい家計の中で教育を諦める可能性が高いのは女の子です。
学校に行かずに家族の世話をしたり、水を汲むために長い距離を歩かなければならないのも、大抵女の子です。
十分な教育を受けていない女性の収入は低く、貧困の連鎖が続いてしまいます。
家計の負担を減らすなどの為、毎年1200万人の少女が18歳未満で結婚させられています。
結婚により教育を諦めてしまうだけでなく、早すぎる妊娠・出産は少女の身体に悪影響を及ぼし、また、家族や友人から孤立し家庭内暴力を受ける可能性も高まります。
性的搾取を目的とした人身取引の被害者の60%が女性で、27%が18歳未満の少女です。
貧困などを理由に、人身取引の被害に遭い、売春を強制された女の子は暴力を受けることが多いです。
運よく逃げ出すことができても、コミュニティから「恥」と見なされて受け入れてもらえなかったり、トラウマに苦しんだりすることがあります。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
その後、困難に立ち向かうヘダちゃんとデシさん
先ほどご紹介したヘダちゃんとデシさんの話には続きがあります。
事態を知ったデシさんはワールド・ビジョンに助けを求めました。
性暴力を受けたことは恥とされ、声を上げることも簡単ではない社会。
今、2人は、同じ恐怖を他の子どもたちが味わうことのないよう、地域のリーダーや人々に働きかけています。
ワールド・ビジョンは、性暴力を受け、勉強を諦めなければならなかった女の子たちが学校に戻れるように支援しています。
チャイルド・スポンサーシップが女の子の未来を変えられる4つの理由
ワールド・ビジョンは「チャイルド・スポンサーシップ」を通して、途上国の少女を取り巻く課題に継続的に取り組んでいます。
チャイルド・スポンサーシップは、ワールド・ビジョンの代表的な支援プログラムです。
1日あたり150円、月々4,500円のご支援で、地域の環境を変えていくことができます。
実際にチャイルド・スポンサーとして寄付を始めた体験記も、よかったらお読みください。
チャイルド・スポンサーシップが女の子の未来を変える「4つの理由」をご紹介します。
また、女の子が暮らすコミュニティや、そこに根づく慣習にもアプローチするため、暴力の問題を根本から解決することができます。
女の子が初等教育を受けることができれば、将来の収入は20%も増加し、高校まで進学すれば最大25%の賃金の増加が期待できます。
そして、遠くから自分を応援してくれる人がいることを知った子どもたちは、どんな困難にも立ち向かうことのできる「自信」を身につけることができます。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
追記:女の子を取り巻く理不尽に、一緒に立ち上がってください
チャイルド・スポンサーになることを検討されている方へ、ワールド・ビジョンの新規ファンドレイジング課の佐野友紀さんからメッセージが届いています。
先日、中米のホンジュラスを訪れました。
ここも、家庭内暴力や幼い少女への性暴力が深刻な場所です。ワールド・ビジョンの活動の中では、女の子も男の子も地域の大人たちも、「暴力ではなく、思いやりを持って他者と接する」ことの大切さを学んでいました。
また、「自分は大切な存在である」と知った女の子たちの、自信に満ちた力強い姿が心に残っています。
女の子たちが、理不尽な現実に「ノー」を突き付け、安心して未来に向けて歩めるように、一緒に立ち上がってください。
チャイルド・スポンサーシップは、以下から申し込めるようです。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です