【2023年8月最新版】秋田豪雨災害で被災した子どもを支援|寄付ナビNEWS

こんにちは、寄付ナビの鈴木大悟と申します。
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などから、毎月の最新情報をお届けします。

この記事を書いた人

鈴木大悟

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秋田県で2023年7月14日から活発な前線が停滞し、1人が死亡するなど各地で大きな被害が出た記録的な大雨となりました。

認定NPO法人カタリバは、秋田県秋田市と五城目町(ごじょうめまち)で、豪雨により被災した子どものための居場所を開設しました。

貧困・不登校・被災などの困難を抱える
日本の子どもたちのために、
今、行動を起こしていただけませんか?

カタリバは、国内で子どもの学習支援や、本音を話せる居場所づくりを行う認定NPO法人です。

あなたのご寄付によって、貧困・不登校・被災など、困難を抱えた子どもたちが安心・安全に過ごせる居場所を提供することができます。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

秋田豪雨災害の被災地における子どもたちの状況

秋田市内の浸水などの住宅被害は最大で約32,000世帯と見込まれています。
自宅での生活が難しい子どもも少なくないことが想定されます。

秋田市・男鹿市の小中学校や県立高校は休校になってしまいました。
そのまま少し早い夏休みに入ることとなり、子どもたちは急に日常が失われてしまったような状態です。

被災した世帯の避難先は、体育館・知人や親戚の家などで、落ち着いて過ごせる環境ではなくなります。

また家族は家や町の復旧作業で忙しく、避難先がわかれることで友だちと遊んだり、悩みを打ち明け合える相手がいない状況に置かれます。
自分の気持ちを気をつかわずに吐露できる存在や安心して過ごせる場所が必要です。

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カタリバの災害時子ども支援「sonaeru」と秋田での動き

カタリバはこれまでの被災地の子ども支援の経験から、「発災直後の子ども支援において、第三者が1秒でも早く駆けつけることが大事なことである」と捉え、平時から自治体・企業と事前にアライアンスを組んでおくことで、迅速な支援活動のための仕組み「sonaeru(ソナエル)」を整備していました。

「sonaeru」は、災害が発生する前から、災害が発生した時のことを想定して、すぐにでも支援を始めるための不断の協力体制と言えます。
このような準備が行えるのも、カタリバを応援している3万人以上の支援者からのご寄付によって活動が支えられているからです。

「sonaeru」のプロジェクトチームは、発災後の7月18日より2名のスタッフが現地入りし、子ども支援のニーズ調査を行っています。
調査の結果、先にご紹介したような子どもたちの状況が明らかになってきました。

カタリバは、秋田豪雨災害に被災した家庭の子どもたちのための居場所を開設しました。

①現地で学童を運営する法人と協力して、秋田市で「みんなの遊び場・カタリバばーす千秋」を開始

子どもたちのための居場所「みんなの遊び場・カタリバ ばーす千秋」では、夏休みが終わるまでの約1ヶ月間、子どもたちが安心・安全に過ごせる学童保育を提供していきます。

場所 学童保育ばーす千秋(秋田市千秋北の丸5-64)
対象 豪雨災害によって被災した0歳~12歳(小学6年生)
※秋田市内だけでなく、市外からの参加も可能
内容 被災した子どものための居場所支援
期間 2023年7月21日(金)~2023年8月24日(木)
時間 平日・土曜日 7:00-20:00(小1〜小6対象)
日曜・祝日 9:30-18:00(生後2ヶ月〜小6対象)
備考 現地の状況により、内容が変更になる可能性があります。

こうした災害の場合、日中はこれまでの仕事を続けながら、休日に家の復旧や片付けをせざるを得ないという保護者が多くいます。

「みんなの遊び場・カタリバ ばーす千秋」は、平日は小1〜小6の子どもたちを夜20時まで預かり、日曜祝日は生後2ヶ月〜小6の子どもたちを18時まで預かることができます。

復旧作業が大変という方だけでなく、ずっと子どもとつきっきりで疲れてしまって少し休みたいというような保護者の方も利用することができます。

②現地の任意団体と連携して、「五城目豪雨災害・子ども支援プロジェクト」を開始

被害があったのは秋田市だけではありません。
秋田県の中央部に位置する五城目町では、川が氾濫し、町内3,351世帯のうち約500世帯が床上へ浸水しました。

車への浸水で命を落とされた方もおり、深刻な被害が起きていました。
町内のほとんどの場所で断水が発生し、学校や学童、こども園でも、水が使えない状態が1週間続き、日常生活が大変な状態となっているところも散見されています。

「五城目豪雨災害・子ども支援プロジェクト」では、子どもたちが遊べる居場所づくりや学習支援、被災した家庭への炊き出し、温泉の無料提供などを行い、夏休みの期間、子どもたちが安全に過ごせるようにしていきます。

町内では車が被災して動かせず、子どもの預け先までの移動手段がない方もいます。
自宅を片付けないといけないご家庭に対して、マイクロバスや乗用車を活用して秋田市内の預かり先(カタリバばーす千秋)まで子どもを送迎するなども現在検討しているそうです。

  • 五城目豪雨災害・子ども支援プロジェクトに関するカタリバの活動内容
    • 現地における子ども支援のニーズ調査
    • 子どもの居場所運営、学習支援(ババメベース)
    • ボランティアコーディネート

困難を抱える日本の子どもたちへの募金は、いち早く緊急支援を届けるため、通常時から準備している「カタリバ」がおすすめ

カタリバを寄付で応援する方法は、「毎月の寄付」と「今回の寄付」の2つがあります。

カタリバは緊急時以外でも安定的な教育支援活動を行うために毎月1,000円〜の継続的な「サポーター会員」を募集しており、この記事を書いている私も、普段からカタリバのサポーター会員として団体の活動を支援しています。

  • サポーター会員(毎月の寄付):貧困・不登校・被災など、多様な困難を抱える日本の子どもたちの支援を、長期間に渡って安定的かつ継続的に行うことができます。また、災害などの緊急事態に対する準備を、普段から進めておくことができます。
  • 今回の寄付:災害などの緊急事態が発生してしまった時に、いち早く支援を届けるために極めて重要な資金となります。

このように支援方法は2つあるものの、どちらも欠かすことができません。
これを機に両方行ってみるのもオススメですし、あなたに合った方をお選びいただくことで、寄付も納得して行うことができると思います。

カタリバへの寄付は、寄付金控除の対象です。
毎年1〜2月頃に、1年分の寄付金受領証明書(寄付の領収書)が郵送で届きますので、確定申告して頂くことで税金が一部還付されます。

あなたも、困難を抱える日本の子どもたちへの想いを、カタリバへの寄付という形で表してくださることを祈っています。

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