国際NGOグッドネーバーズが募集しているマンスリー寄付会員「子どもスポンサー」。
子どもスポンサーを通じて、世界の子どもたちを支援しながら、手紙や訪問などで交流することも可能です。
私も子どもスポンサーを通じた寄付を始めました。
これから子どもスポンサーの申し込みを検討されている方に向けて、私が申し込む前にチェックしたポイントを3つ解説させて頂きます。
目次
「子どもスポンサー」とは?
子どもスポンサーには「みんなの成長を見守るコース」と「ひとりの成長を見守るコース」の2種類があります。
みんなの成長を見守るコース
- 月1,000円以上、500円単位で、寄付金を指定
- グッドネーバーズが支援している地域の子ども達みんなの成長を見守る
- 月1回、子ども1人から、メールで成長報告が届く
ひとりの成長を見守るコース
- 月4,000円以上、4,000円単位で、寄付金を指定
- ひとりの子どもの成長を見守る
- 毎年6,7月頃に写真付きの成長報告、11,12月頃に子どもから手紙が郵送で届く
- こちらから手紙を贈ることも可能
それぞれ子どもスポンサーとして、成長を見守ることとなりますが、寄付金が直接その子どもに現金などの形で渡る訳ではなく、あくまでプロジェクトの活動費として使われる点は注意が必要です。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
申し込み前に、気になった疑問4点
子どもスポンサーを申し込む前にチェックした4つの疑問を紹介します。
疑問1:団体の信用性は?
HPに団体概要が掲載されていました。
グッドネーバーズ・インターナショナルは、自然災害、飢餓、紛争などで傷つき苦しんでいる世界中の人々の人道・開発援助を目的に、1991年に韓国で設立された国際NGOです。
グッドネーバーズHP
国連の「子どもの権利条約」を基本理念として、子どもの権利を守るための支援事業に努めているとのこと。
グッドネーバーズ・インターナショナルの日本窓口にあたる、グッドネーバーズ・ジャパンの沿革も紹介されていました。
- 2004年:特定非営利活動法人登録(大阪)
- 2007年:事務局移転(大阪⇒東京)
- 2013年:認定NPO法人に認定
(出典:グッドネーバーズHP)
2016年は170億円規模の支援事業を実施したそうです。
アジア・アフリカ・中南米など、世界35カ国以上での子ども支援、自然災害発生時には緊急支援を行っています。
疑問2:税制優遇は受けられるか?
グッドネーバーズ・ジャパンは認定NPO法人ですので、所得税・法人税・相続税・一部の住民税といった各種税金の控除対象となります。
子どもスポンサーの皆様へ:確定申告時に寄附金控除を受けるための「寄附金受領証明書」は、1年分をまとめて翌年1月下旬から2月上旬に発行し、郵送でご登録のご住所にお送りしています
グッドネーバーズHP
寄附金受領証明書は、確定申告時に必要となります。
申し込み時に確認しておき、届いたらちゃんと保管しておきましょう。
疑問3:寄付金の使い道は?
寄付金の使い道がHPに明示されていました。
支援を一年間継続した場合
- 月1,000円:40人のクラス全員に、文房具セット(ノート、ペン、鉛筆など)を配ることができます。
- 月1,500円:11人の子どもが栄養たっぷりの学校給食を食べることができます(1か月分)。
- 月4,000円:750人が通う学校に5つの浄水器を設置することができます。
(出典:グッドネーバーズHP)
自分が拠出した寄付金が、どんな活動に使われるのか見えるのは、嬉しいですよね。
疑問4:支援した子どもと交流できる?
手紙・プレゼントは送れる?
ひとりの成長を見守るコースであれば、任意で手紙を送ることができます。
ただ、送ることのできる手紙には条件がありますので、詳しい情報は団体HPもご確認の上、行うようにしてください。
よくあるご質問グッドネーバーズHP
訪問できる?
6ヶ月以上支援を続けた方は、どちらのコースであっても現地訪問が可能です。
紙面やホームページからでは感じにくい現地の生の様子を実際にご覧いただくことができます。
グッドネーバーズHP
訪問される皆様が、地域や子どもの生活をより深く理解されると共に、スポンサーの方と子どもやその家族、またその地域の人々にとって有意義な時間になるよう願っております。
子どもスポンサーになったら、どうなった?
寄付申し込みから、実際に支援を始めたらどうなったのかを解説します。
ステップ1:団体WEBサイトから申し込み
個人情報を団体の申し込みフォームに入力しました。
手続き自体はとても簡便な印象で、3分ほどで終了しました。
個人情報を入力
月1,000円から始められる手軽さに惹かれて、私は「みんなの成長を見守るコース」を選択しました。
また、コース変更は、支援が始まってからでも変更可能とのことです。
ステップ2:子どもスポンサーに関する資料が郵送される
子どもスポンサーを始めるにあたって、団体概要がまとめられたパンフレット、よくある質問をまとめた簡単な冊子、入会特典の写真などが郵送で届きました。
入会特典写真(ネパールの子どもたち)
ステップ3:子どもの成長記録がメールで届く
子どもの様子だけでなく、現地の国の歴史や情勢、現地スタッフの名前と顔写真が入ったコメントも付いていたのは驚きでした。
個人情報の観点から差し支えなさそうな範囲でご紹介します。
子どもから届いたお手紙
メールはいつでも配信を停止することができますので、その点も安心でした。
以上、実際に寄付を始めてみて分かったことをお伝えしました。
これから子どもスポンサーを検討されている方にとって、少しでもお役に立てていれば幸いです。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
日本国内の子どもを支援したい方には、グッドネーバーズ・ジャパンの「グッドごはん」という活動もおすすめです。
貧困を抱えているひとり親とその子どもへ、定期的に食品を届けています。
子どもスポンサーシップと同様、毎月1,000円から寄付することが可能です。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です