こんにちは、寄付ナビの鈴木大悟と申します。
私は現在、収入の10%を寄付しているのですが、最初はどこに寄付すればいいのか全く分かりませんでした。
ニュースなどで社会問題に触れる度に心を痛めていましたが、「どうすれば社会課題を解決できるのか」「自分の想いをどうやって届けるのが良いか」分かりませんでした。
そこで、団体の活動説明会やボランティアに何度も参加したり、インターネットで口コミや評判を徹底的に調べることにしました。
すると、徐々にちゃんと寄付金を役立ててくれる団体を見分けられるようになったのです。
今回はそんな私が寄付先として自信を持ってオススメできるチャイルド・ファンド・ジャパンを紹介させていただきます。
この記事を書いた人
鈴木大悟
収入の10%を寄付することを5年以上継続中。「あなたにぴったりの寄付先を見つけていただきたい」そんな想いから、ひとりでも多くの方へ寄付によって得られる幸福をお届けするために、このサイトを運営しています。
11月11日は「世界平和記念日」です。
1918年にドイツとアメリカが停戦協定に調印し、第一次世界大戦が終結した日で、大戦争を再び起こさないために設けられました。
残念ながら、100年以上が経った現代でも、世界各地で戦争や紛争は続いています。
明日仮に戦争が終わったとしても、明日から急に平和が訪れるわけではありません。
人びとが平和を取り戻すための長い長い復興の日々が始まります。
チャイルド・ファンド・ジャパンは、第二次世界大戦後、海外の民間団体から、日本の戦災孤児へ支援を届けるための受入窓口として1952年に誕生しました。
それから日本が高度経済成長期に突入し状況が改善されると、チャイルド・ファンド・ジャパンは「支援の受け手」から「支援の担い手」へとその役割を変え、フィリピンの子どもたちへの支援を開始しました。
現在ではスリランカ、ネパール、ベトナムと、アジアを中心に活動が広がっています。
あなたのご寄付は、支援を必要としている子どもたちのために役立てられます。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
目次
チャイルド・ファンド・ジャパンとは?戦災孤児への支援を起源に、アジアの子どもをサポート
アジア諸国には、住んでいる地域や親の収入によって「学校に行けない」「医療を受けられない」子どもたちがいます。
ラジタは、スリランカの貧しい農村で暮らす少女です。
父親が泥を固めてつくった簡素な家で、両親と2人の姉妹と暮らしていました。家族の収入源は農業ですが、度重なる干ばつのため、売るための作物どころか、その日の食べ物や飲み水が手に入らないこともありました。
そんな時、遠くの水源まで水汲みに出かけるのはラジタと姉妹たちの仕事でした。
チャイルド・ファンド・ジャパンHP
そして、食事の時間になると、一家は1枚のロティ(パンのような食べ物)を5人で分けて食べて空腹をしのいだのです。
ラジタさんのような子どもたちの教育を支え、将来的な住民主体の組織づくりを目指して活動を行っているのがチャイルド・ファンド・ジャパンです。
活動内容 | 教育、保健・栄養、自己啓発、組織づくり、生活改善、子どもの保護 |
活動地域 | フィリピン・ネパール・スリランカ |
支援対象 | 貧困の中で暮らすアジアの子どもたち |
寄付の使途 | 学用品の配布・職業訓練・健康診断など |
運営団体 | 認定NPO法人チャイルド・ファンド・ジャパン |
チャイルド・ファンド・ジャパンのスポンサーシップ・プログラムでは、支援を受ける子どもの成長の記録や手紙のやり取りを通して、アジアの子どもと交流することができます。
心と心が触れ合うことを大切にしていて、子どもたちの多くがスポンサーに感謝の気持ちを抱く一方で、同時にスポンサーも「寄付してよかった」「子どもに感謝している」と話す方が多いようです。
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チャイルド・ファンド・ジャパンの最新の取り組みは?パレスチナ・ガザ緊急支援
2023年10月7日から始まったパレスチナとイスラエルの軍事衝突。
600人以上の子どもが亡くなるなど、これまでの軍事衝突にも増して、悲惨な状況が巻き起こっています。
イスラエルにおいては、フィリピン人2人が亡くなったとの報道もあります。
イスラエルには、出稼ぎなどで3万人以上のフィリピン人が暮らしており、今回の有事は、チャイルド・ファンド・ジャパンの日頃の活動とも無関係ではありません。
そして、極めて深刻な状況にあるのが、パレスチナ・ガザ地区です。
停電が続き、生きるために必要な水、食糧、衛生設備へアクセスできず、国境の封鎖によって物資も地区内に届けることが困難な状況です。
「天井のない監獄」とも呼ばれる同地区で生きる人々は、今まさに命の危機にさらされています。
チャイルド・ファンドのメンバー団体であるWeWorldを中心に、パレスチナ・ガザ地区で緊急支援を実施するそうです。
WeWorldは、1997年から長年にわたって、同地区において子どもたちや家族へ、水や衛生を中心とした支援活動を行ってきた実績のある団体です。
現在は活動を中断せざるを得ない状態におかれていますが、エジプト国境からのルートなど、安全な支援ルートが確保され次第、支援を届ける予定だそうです。
この極めて厳しい状況に置かれた子どもたちや家族に、迅速に支援を届けるため、チャイルド・ファンド・ジャパンは緊急支援へのご寄付の受付を開始しました。
ご寄付は、水の配給、衛生物資の配布など、生きるために必要な支援を行うために、大切に使われます。
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まとめ:世界平和のために寄付をするなら、チャイルド・ファンド・ジャパンがおすすめ
最後に今日ご紹介した、2つの寄付の方法をおさらいします。
- スポンサーシップ・プログラム:アジアの貧困地域で生活する子どもたちが、安心安全に成長し、十分な教育を受けるために役立てられます。支援を受ける子どもの成長の記録が届き、手紙のやり取りをすることも可能です。
- パレスチナ・ガザ緊急支援:今まさに戦争の危険にさらされている子どもたちと家族に、生きるために必要な支援を、いち早く届けるために極めて重要な資金となります。
以上の2つがあり、あなたに合った支援の仕方をお選びいただけます。
また、こちらは認定NPO法人への寄付として、寄附金控除の対象にもなります。
あなたも、世界平和への想いを、チャイルド・ファンド・ジャパンへの寄付という形で表してくださることを祈っています。
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