こんにちは、寄付ナビの鈴木大悟と申します。
この記事では、私が毎月寄付している団体で、
- メールマガジンや団体公式SNSで発信されている情報
- 寄付者限定のニュースレターや年次報告書
- 実際に参加したイベントから得られた情報
などから、毎月の最新情報をお届けします。
この記事を書いた人
鈴木大悟
収入の10%を寄付することを5年以上継続中。「あなたにぴったりの寄付先を見つけていただきたい」そんな想いから、ひとりでも多くの方へ寄付によって得られる幸福をお届けするために、このサイトを運営しています。
7月17日は「海の日」ですね。
今、私たちの海に大量のプラスチックごみが流れ込んでいることはご存じですか。
今回ご紹介する寄付先は、WWF(世界自然保護基金)。
WWFは世界100カ国以上で活動する地球環境保全団体です。
WWFはプラスチックの削減を目指して、例えば以下のような海洋保全活動に取り組んでいます。
- 包装容器や使い捨てプラスチックを扱う企業に対し、リデュースを最優先とする対策の実践を呼びかける
- 法的拘束力のある国際条約の発足を求める
WWFへの寄付を通じて、あなたも美しい海を守る活動に参加することができます。
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寄付金控除の対象団体です
目次
ジャンボジェット5万機分のプラスチックごみが海に流入・・
大量のプラスチックごみが海に流れ込み、生物の生態系に深刻な影響をもたらしています。
プラスチックごみ(海洋プラスチック)は、少なくとも年間800万トン(重さにして、ジャンボジェット機5万機分)も新たに流入していると推定されています。
ケニア・ワタミュビーチに打ち寄せられたプラスチックゴミ-WWFジャパンHP
こうした大量のプラスチックごみは、既に海の生態系に甚大な影響を与えており、このままでは今後ますます悪化していくことになります。(中略)
一度流出したプラスチックごみは、例えば海岸での波や紫外線等の影響を受けるなどして、やがて小さなプラスチックの粒子となります。
5mm以下になったプラスチックは、マイクロプラスチックと呼ばれていますが、これらは、細かくなっても自然分解することはなく、数百年間以上もの間、自然界に残り続けると考えられています。
WWFジャパンHP
2050年にはプラスチック生産量はさらに約4倍となり、「海洋プラスチックごみの量が海にいる魚を上回る」という予測もあります。
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寄付金控除の対象団体です
WWFジャパンの最新の取り組みは?フランス・パリで開催された国際会議INC-2の成果
WWFジャパンは海洋プラスチック問題の解決に向けて、プラスチックの使用を削減する取り組みを推進しています。
最新の取り組みから一例をご紹介します。
2023年5月29日から6月2日までフランス・パリで、第2回 政府間交渉委員会(INC-2)が開催されました。
INC-2には2024年末までにプラスチック汚染を根絶するための国際条約文書を策定することを目指して、世界約170カ国が参加しました。
INC-2の参加国の中でも、特に条約の策定に意欲的な国が加盟している高い野心連合(HAC)というグループがあります。
この連合は、プラスチックの国際条約締結に当たり、各国で導入されている基準を寄せ集めるのではなく、法的拘束力のある国際的なルールと規制を導入することを求めています。
WWFジャパンはHACの発足当初から、日本政府を含む各国に、HACへの加盟を呼びかけていました。
日本はプラスチックの生産量で世界第3位です。
この問題に国際的な責任を持たなければならない立場にあります。
そして今回日本政府は、INC-2が開催される直前にHACへ加盟し、57か国の大臣による、 拘束力のある条約を目指す合同声明に署名したのです。
HACに加盟する国が増え、拘束力のあるルールが導入されれば、プラスチックの生産や消費が削減に向かいます。
WWFは、INC-2のような世界のリーダーが集う国際会議の場で、信頼のある専門スタッフが特定の国や宗教に偏らない立場から、提言や働きかけを行なっています。
このような働きかけが継続的に行えるのも、WWFが多くの個人からのご寄付によって支えられているからです。
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WWFジャパンを支援するには?定額を寄付する「会員制度」
WWFジャパンへの寄付は、定額を継続的に支援する会員制度がオススメです。
会員になると定期的に会報が届くようになる
年4回、WWFジャパンの会報『地球のこと』が届くようになります。
世界の海の危機とともに絶滅のおそれが高いジュゴン(『地球のこと』2023年夏号)
詳細な活動報告を読むだけでも、環境問題に対する理解が深まります。
また、寄付を続けるための情報としても役立ちます。
寄付金控除で寄付額の約半分が還付される
WWFジャパンは内閣府から認定された公益財団法人です。
確定申告をすれば、寄付金控除として、寄付額の約半分が還付されます。
たとえば会員として、月1,000円(年12,000円)を寄付した場合、
- (寄付金額 - 2,000円)×40% = 所得税から控除される金額
- (12,000円 - 2,000円)×40% = 4,000円
※ 所得税から控除される金額は、所得税額の25%が上限です。
となり、あなたが実質的に毎月負担する金額は約667円(年8,000円)です。
月に1回、約667円で、この星の海を守る活動を支援することができます。
詳しくは、団体公式サイトからご検討ください。
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