世界には、安全な水が手に入らないために、1日中水汲みに時間を使わなければいけない子どもたちがいます。
安全な水に家の近くでアクセスできない場合、地域で使っている井戸、もしくは水たまりから毎日何度も水を運ばなければなりません。
さらに途上国では、気候変動の影響により、干ばつなどの災害が頻繁に起こります。
水不足は、貧しい国の人びとの生活を直撃しているのです。
「子どもたちを汚染された水から守りたい」そんな想いで活動に取り組むのが、国際NGOワールド・ビジョンです。
世界6,428箇所で、手洗い場を設置・維持管理しています。
あなたも、ワールド・ビジョンへの寄付を通じて、子どもたちの今と未来を守る仲間になって頂けませんか?
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寄付金控除の対象団体です
目次
1日6時間、水を汲むために歩く少女、チャリちゃん(5歳)
例えば、ケニアに暮らすチャリちゃんの1日は、水を汲むために遠くまで歩くことから始まります。
貧しいチャリちゃんの家では朝ごはんは出ないので、家を出る前に口にしたのはお茶だけです。
チャリちゃんのような子どもは、けっして珍しいケースではありません。
安全な水を近くで手に入れられないことで、子どもたちは「時間」と「命」を奪われています。
- 子どもたちの「時間」
- アフリカの人が水を手に入れるために歩く平均的な距離は6km。
- この距離を子どもが歩くためには3〜6時間が必要です。
- 1年では1,095時間〜2,190時間になります。
- 子どもたちの「命」
- 何時間も歩いてようやく手に入れた水が原因で、子どもたちは下痢や感染症にかかり、命を奪われています。
- 毎日、800人もの子どもが、汚れた水を主な原因とする下痢で命を落としているのです。
チャリちゃんが水を汲む水たまりには、ヤギやラクダなどの動物もやってきて、水を飲んだり、排泄をしたりするので、チャリちゃんが手に入れる水は汚染されています。
汚染された水を飲むことは、下痢や感染症の原因になります。
汚染された水は、世界で最も子どもの命を奪っているものの一つです。
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私がワールド・ビジョンへの支援を続ける3つの理由
認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパンは、国際組織であるワールド・ビジョン・インターナショナルの一員です。
1987年の設立以来、途上国での支援活動や、紛争、災害への対応に取り組んでいます。
私はワールド・ビジョン・ジャパンへ月1,000円を継続的に寄付しているのですが、特に以下3つのポイントを重視しています。
①汚れた水によって毎日800人もの子どもの命が奪われている
世界中で毎日約800人の子どもたちが、汚れた水を主な原因とする下痢で命を落としていると言われています。
もしかしたら数字が大きすぎて、あまりピンとこないかもしれません。
毎日約800人とは、約2分に1人のペースで子どもが命を落としている計算です。
ここまで記事を読み進めてくださった時間が2分とすると、この短い間にも1人の子どもが汚れた水によって命を落としてしまったのです。
やっとの思いで運んだ水によって、子どもたちが命を落とすーーー
こんな悲しいことが、許されていいのでしょうか。
そして今この瞬間にも、世界のどこかで、苦しみながら重い水を運ばなければならない子どもがいます。
誰かが助けなければ、この子どもたちはずっと水汲みをし続けなくてはなりません。
②住民たちが水道設備を主体的に維持管理できるようにサポート
ワールド・ビジョンは、このような安全な水が手に入らない地域で、井戸や手洗い場の設置・維持管理を行っています。
16km離れた山中で見つけた水源から数年かけてパイプラインを引き、チャリちゃんが暮らす村に水道設備を設置しました。
ヤギやラクダのための水飲み場も設置したので、動物が飲んだり排泄した水を共有することもなくなりました。
「この水はおいしいです!」
家の近くできれいな水を飲めるようになったチャリちゃんは、健康になっただけでなく、1日6時間の水汲みからも解放されたのです。
ワールド・ビジョンのスタッフの皆様が水道設備を設置するまで、どれほど困難な道のりであったのか、私には分かりません。
しかし、どんなに道が険しくても子どもたちを助けるべく粘り強く取り組む姿勢に共感しました。
今、住民たちは、彼らの生活を変えた水道設備を主体的に維持管理しています。
毎月お金を出し合って修繕のための積み立てをしたり、パイプラインの維持や修理の訓練を受けているのです。
チャリちゃんの父親、サムソンさんは言います。
「私たちは幸せです。動物たちも幸せです。鳥たちさえも幸せです」
ワールド・ビジョン・ジャパンHP
住民たちの主体性を引き出し、やがては彼らが自立して運営ができるようになるまでの道のりを描いていることも、「ワールド・ビジョンが、いつか必ず汚染された水の問題を解決してくれる」と信頼できるポイントです。
③「教育が子どもの未来を創る」チャリちゃんの変化を次の地域でも
水道はチャリちゃんの家の近くだけでなく、パイプライン沿いにある3つの小学校にも引かれました。
校長先生によると、学校でもきれいな水が手に入るので、生徒たちの通学率がアップしたそうです。
「1,2,3…」
英語で数を数える授業でチャリちゃんの元気な声が聞こえます。
好きな教科は作文とお絵かきです。
きれいな水のおかげで、チャリちゃんは1日6時間の水汲みに奪われていた時間を取り戻し、汚染された水のせいで病気になることもなくなりました。
水こそが、子どもたちの命と未来を守ります。
ワールド・ビジョンの活動にかかる費用は、ご支援者様からのご寄付に支えられています。
どうか、子どもたちに安全な水を届けていただけませんか。
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活動を応援する方法は?毎月の寄付「プロジェクト・サポーター」
ワールド・ビジョン・ジャパンは、一人でも多くの方が世界の子どもたちのためにアクションを起こして頂けるように、様々な寄付の仕方を用意しています。
その中でも、私が参加しているのが、毎月の寄付で支援するプロジェクト・サポーターです。
あなたもその一人として、寄付を始めていただけたなら、例えば以下のような支援を実現することができます。
- 月1,000円(1日あたり33円):9家族に安全な水(1ヶ月分)を届けることができます。そして、子どもたちは水汲みから解放されます。
- 月2,000円(1日あたり67円):24世帯に抗菌石けん(1ヶ月分)を提供できます。コロナ禍において大切な手洗いを通じて、子どもたちを感染リスクから守ることができます。
- 月3,000円(1日あたり100円):子ども24人に通学用バッグと学用品を届けることができます。水汲みに行かなくて済むようになった子どもたちが学校に通うことができます。
- ※ ご寄付金額は1,000円以上1,000円単位でお選びいただけます。上記は1年間続けていただいた場合にできることの例です。
また、プロジェクト・サポーターとして支援を始めると、希望者を対象に、
- 子どもたちの様子や最新の活動状況が分かる「メールマガジン」の配信
- ご寄付で実現された成果や詳細な会計報告が記載された「年次報告書」の郵送
などの特典があり、定期的に活動報告を受け取ることができます。
プロジェクト・サポーターは、月々1,000円(1日あたり約33円)からの任意の金額で、あなたが続けやすい金額で、ご参加いただけるのが特長です。
ワールド・ビジョン・ジャパンへの寄付は、寄付金控除の対象です。
毎年1〜2月頃に、1年分の寄付金受領証明書(寄付の領収書)が郵送で届きますので、確定申告して頂くことで税金が一部還付されます。
私たちが世界の子どもたちのためにできることに気付いて、実際に支援を始めた方が国内で60,000人以上います。
ぜひあなたにも、私にできること、その一歩を踏み出して頂けたら幸いです。
月1,000円からの寄付で、子どもたちを汚れた水から守ることができます。
プロジェクト・サポーターの申し込みを検討される方は、ぜひワールド・ビジョン・ジャパンのWEBサイトもご覧になってみてください。
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追記:ワールド・ビジョンから寄付の御礼の電話がありました
プロジェクト・サポーターとして寄付を始めてから、約3週間後。
寄付を始めたことも忘れて、日々の仕事に勤しんでいた頃に、登録していた電話番号に着信がありました。
それは、ワールド・ビジョン・ジャパンのスタッフの方からの、御礼の電話でした。
あまり大きな金額ではなかったので、わざわざ電話をいただくのも申し訳ないなと、その時は思いました。
しかし電話が終わった後、なんて丁寧な団体なのだろうと心が震えました。
月1,000円の寄付ですが、これからも続けていこうと思います。
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