(出典:LivEQuality HUB HP)
「経済的に困窮しているシングルマザーを助けたい」
「暴力や虐待から母子を守るために、良い寄付先を探している」
そんな想いをお持ちのあなたに、是非おすすめしたい団体があります。
NPO法人LivEQuality HUB(リブクオリティ・ハブ)です。
LivEQuality HUBは、貧困など生活に苦しむシングルマザー親子を対象に、
- 住まいの支援:定職がない、保証人がいないなど、部屋探しが困難なシングルマザーに安価な物件を紹介
- 相談対応:給付金や保育園の申請など、セーフティネットを受けて安定した生活を実現するサポート
- 生活必需品の支援:入居後の生活に必要な日用品や食料品などの配布
などのサポートを通じて、住まいとつながりを届けています。
あなたも、LivEQuality HUBへの寄付を通じて、シングルマザー親子が新しい生活にチャレンジする力になって頂けませんか?
目次
帰る家がない・・シングルマザー親子が抱える困難
コロナ禍以降、虐待による離婚など様々な理由で、シングルマザーにならざるを得なかった女性について報じるニュースを、よく見かけるようになりました。
離婚した後、シングルマザーは、貧困や孤立、部屋探しなど、多くの不安に脅かされることになります。
中には、夫の暴力から自分と子どもを守るために、やむを得ずシングルマザーになってしまったという女性も少なくありません。
独身時代に働いていた街へ命がけで逃げてきた坂本さん(仮名)もその一人です。
小学生の娘2人を暴力から守らなければと、とにかく必死で仕事も辞め、逃げてきました。
持ち物をまとめる余裕さえなく、持って来れたのはランドセルと子ども達が大切にしていた宝物くらい。お別れも言えず離れ離れになってしまった、学校の友達。
LivEQuality HUB HP
父親にバレてはいけないから、連絡もできません。
多くのシングルマザーにとって障害となるのが、部屋探しです。
「定職がない」「保証人がいない」状況のシングルマザー親子に、物件を貸してくれる大家さんは、なかなか現れません。
「今夜、帰る家がない・・」
そんな不安の中で、途方に暮れている親子が、この日本にもいるのです。
私がLivEQuality HUBへの支援を続ける3つの理由
このようなシングルマザー親子のために活動しているのが、LivEQuality HUB。
愛知県名古屋市から認証を受けたNPO法人です。
私はLivEQuality HUBへ月1,000円を継続的に寄付しているのですが、特に以下3つのポイントを重視しています。
①住む家がない母子が、今夜泊まる場所にも困っているから
子育ては2人でも苦悩や困難が続く時期がたくさんあると思います。
それに加えて頼れる人がいない、住む場所がないとなれば、その困難は想像を絶します。
シングルマザーの舞さん(仮名)も、そのひとりです。
30代の舞さんには、陸くんという息子さんがいます。
陸くんが2歳の頃、舞さんは離婚を経験しました。
夫による暴力から自分と陸くんの身を守るために必死で逃げてきたのです。
1泊数千円のビジネスホテルやネットカフェを転々としているため、貯金ができません。
全財産である数万円の現金はあと1日で底を尽きます。
夫に見つからないよう家族も親戚も友人もいない街に逃げてきたので頼れる人はいません。
舞さんは不安で、ホテルの部屋でずっと泣いています。
舞さんは言います。
「私ひとりで子どもを守っていけるのか・・」
特に苦しい時には、「暴力からは逃げられたけど未来は真っ暗のままだ」と大きな不安を感じていたそうです。
「どうすれば適切な支援にたどりつけるのかわからない・・」
「時間や気持ちに余裕がなくて、そもそも助けを求められない・・」
シングルマザーは困ったときも、周りに助けを求めることが極めて困難な状況にあります。
舞さんのように、たった1人で頑張っているシングルマザーのために、私も寄付という形で応援したいと感じました。
②母子が安心して暮らせる部屋を、安価で貸し出し
LivEQuality HUBは「安心して暮らせる部屋があれば、生活を立て直すことができる」と考え、シングルマザー向けに安価に部屋を貸し出しています。
初めてLivEQuality HUBの事務所に来られた方の中には、結婚生活の話を聞くと泣き出してしまう方もいます。
職員が丁寧にシングルマザーの相談に乗り、「あなたはひとりじゃない」と伝え、側でそっと寄り添います。
舞さんもLivEQuality HUBの支援を受けることができました。
自らも家庭内暴力の経験者だという担当の女性は、私の背中を撫でながら、黙って話を聞いてくれました。
相談に行った翌日すぐに、あるマンションの空き部屋に案内していただきました。
とても日当たりが良い部屋で、息子と2人で暮らすには広さも十分でした。
窓から見上げる青い空は大きく広がり、真っ暗に見えていた未来も少し明るくなったように感じました。
支援を受けた舞さんは今、明るい部屋で、陸くんと笑顔で過ごすことができています。
LivEQuality HUBは、心のつながりと一緒に、安心して暮らせる住まいを紹介しています。
私は昨年、大きな病気を経験して、「周りの人に頼ること」を学びました。
病気になる前までは、体調が少しくらい悪くても無理をして「大丈夫です」と言ってしまうことがありました。
しかし、誰かの手を借りることは恥ずかしいことではなく、誰しも周りの人に頼る時期があるのだと思います。
おかげさまで、今は体調も随分と回復し、また元気に仕事ができるようになりました。
今度は、私が助ける番です。
もし誰もが「助けてください」と言えたら、どんなに温かい社会になるでしょうか。
そんな社会になってほしいと願いながら、私は寄付を続けています。
③「私自身もシングルマザー」という職員さんの想いに共感
実際に活動報告会に参加させていただき、LivEQuality HUBの職員・神朋代(じん ともよ)さんの想いに触れました。
居住支援コーディネーター
神朋代さん
実は、神さんはご自身も2人の娘さんを育てるシングルマザーで、以前は当事者として大変なご経験をされています。
私も離婚を機に「住む家を追われるかもしれない」を体験しました。
お金がなくて困っている時に、行政の手続きを知らないため必要な支援にたどり着けない経験もしました。
だから、この課題を“人ごと”にはできない。
同じように困っているシングルマザー親子を助けたいと、活動を始めました。
活動報告会の中で神さんが仰っていた「支援を通してシングルマザーとその子どもの表情が変わっていきました」「支援を受けたお母さんから”誰かが家に遊びに来てくれることが嬉しい”と話してもらえた時は喜びもひとしおでした」という言葉が特に心に残っています。
これまでLivEQuality HUBは愛知県名古屋市を中心に活動していましたが、全国から届く切実なニーズに応えるべく、今後は東京都でも活動を広げていくそうです。
あなたのご寄付があれば、より多くのシングルマザーへ支援を届けることができます。
どうか、シングルマザーを応援する仲間になってください。
活動を応援する方法は?月1,000円からの「母子住まいサポーター」
ここまでお読みいただいたあなたに、ぜひおすすめしたい寄付の仕方があります。
毎月の寄付で活動を支える「母子住まいサポーター」です。
これから継続的にシングルマザー親子を支援していくために、母子住まいサポーターを5,000人にまで増やしていくことを目指しているそうです。
あなたもそのひとりとして、寄付を始めていただけたなら、例えば以下のような支援を実現することができます。
- 月1,000円(1日あたり33円):1世帯の家庭に1年間、食料品を届けることができます。
- 月3,000円(1日あたり100円):親子1家庭が住まいを見つけるお手伝いができます。
- 月10,000円(1日あたり333円):親子1家庭が住まいを見つけ、生活が安定するまでのサポートをすることができます。
- ※ 上記は3年間続けていただいた場合にできることの例です。
また、母子住まいサポーターとして支援を始めると、
- 1ヶ月に1回:イベント情報等が分かる「メールニュース」の配信
- 1年に1回:活動の成果を詳しくお伝えするため「支援者限定イベント」へご招待
などの特典があり、定期的に活動報告を受けることができます。
活動資金を募るため設立と同時に行ったクラウドファンディングでは、842名もの方からご支援が集まりました。
住まいの存在は有難く、寝起きをしたり、食事をしたり、帰宅できる居場所となります。
でも、シングルマザーにとって、住まいの存在は当たり前ではありません。
この状況において、住まいの存在を当たり前にし、包括的な伴走支援を行うLivEQuality HUBさんを応援したいと思いマンスリーサポーターを選択しました。
住まいの確保(居場所の肯定)と存在の伴走支援による豊かなくらしが実現することを応援しています。
この記事を書いている私も、母子住まいサポーターとして活動を応援しています。
シングルマザーは、周囲のサポートを受けにくく、社会的な繋がりも少なくなりがちです。
LivEQuality HUBへの寄付を通して、孤立するシングルマザーとその子どもを助けることができます。
ぜひあなたも、シングルマザー親子を支える仲間になっていただけたら幸いです。
母子住まいサポーターの申し込みを検討される方は、ぜひLivEQuality HUBのWEBサイトもご覧になってみてください。
追記:支援を受けたシングルマザーからのメッセージ
母子住まいサポーターとして寄付を始めてから、約3ヶ月が経ったある日のこと。
支援を受けたお母様から嬉しいメッセージをいただいたので、ご紹介させてください。
この方は、離婚を機に外国から帰国され、LivEQuality HUBへの初回のお問い合わせ時はまだ海外在住だったそうです。
これからの生活の変化に不安が大きかったけれど、日本で暮らすための家が決まっていたことで安心できました。
実家に身を寄せる期間も限定的だったので、実家の家族との関係も良好にすることができました。
第4回メールニュース
現在はお母様の就職先も決まり、新たな地での暮らしを着実に安定させ、前に進めていらっしゃいます。
メッセージを読んで、私の心も温かくなりました。
月1,000円の寄付ですが、これからも続けていこうと思います。