北海道の中央部に位置する、夕張市。
「かつては炭鉱町として賑わった」「夕張メロンが名産」などで、名前を知っている方も多いと思います。
夕張市へのふるさと納税は、メロンやラム肉などを返礼品として用意していることもあってか、人気のようです。
私も3年間続けていますが、その理由ともらった返礼品についてまとめました。
目次
返礼品のジンギスカンが届いた!家族でおいしくいただきました
2018年4月、今年も夕張市へふるさと納税をしました。
インターネット上のマッチングサイト「ふるさとチョイス」から、10,000円分を申し込み。
返礼品は、「ゆうばり屋台村 つるちゃん 味付け生ラムジンギスカン(レギュラー)鍋セット」を選びました。
申し込みから約1週間後、返礼品が自宅に到着。
合計2回分、家族でジンギスカン鍋を、いただきました!
一昨年に北海道を家族旅行で訪れたとき、ラム肉が美味しくて何度も食べたのもあって、納税とした3回とも返礼品はこちらを選択。
旅行の楽しかった思い出に浸り、ビールを飲みながらリラックスした時間を過ごせました。
私が夕張市へのふるさと納税を続ける、3つの理由
私がいくつかの自治体にふるさと納税をしているなかで、3年間も続けているのは夕張市だけ。
その理由を、3つに整理してみました。
理由1:返礼品が充実しているから
先ほどもお伝えしたように、ジンギスカンセットは美味。
他にも、「夕張メロン」や「ラムステーキ」など充実しているようです。
理由2:寄附金控除で節税になるから
これは他の自治体にも共通しますが、領収書を確定申告時に添付すれば、その分だけ住民税の控除を受けられます。
所得などによって限度額はありますが、自己負担は実質2,000円分だけ。
私は確定申告を毎年行なっているので、寄附金控除を受けられる、それも認定NPO法人や公益法人への寄付より高い比率で受けられるのは魅力です。
理由3:夕張市、特に鈴木市長を応援しているから
夕張市は、財政破綻をした自治体として有名。
財政再建のために、ゴミ処理の有料化や公共施設の廃止、市職員の削減など厳しい支出削減策が取られていますが、その先頭に立っているのが鈴木直道市長です。
東京都職員として夕張市に期限付きで派遣され、仕事への姿勢や町への熱意に感銘を市民から請われ、無所属で市長選に立候補。
主要政党の推薦を受けた元衆議院議院を破り当選して、現在は2期目を務められています。
火中の栗を拾いながら、自らも報酬7割カットで「月収259,000円」という、全国最低の報酬額で改革に尽力しているとのこと。
鈴木市長を追ったドキュメンタリー番組をテレビで観て、一気にファンになりました。
「実利」と「応援」がダブルなら、ふるさと納税はもっと楽しめる
財政破綻から約10年、夕張市は産業流出や人口減少など「負の連鎖」を打開すべく、全国に先駆けてコンパクトシティ化に取り組んでいるとのこと。
少子高齢化や財政難は、過疎地の自治体に共通する問題です。
一度破綻したからこそ、身を切らざるを得ない思い切った改革にチャレンジできるはず。
夕張市と鈴木市長のチャレンジを応援する、という意味でも納税先として選びました。
寄付の使途も選べるのですが、長期的には大切なものの、財政難のなかでは短期的に後回しにされがちな、「子ども達」への支出を指定させていただきました。
これまでご説明したように、私がふるさと納税を続けているのに、「返礼品」や「税制優遇」といった動機があるのはもちろんです。
そういった実利的な目的だけなら、返礼品の「コスパ」を比較して、どの自治体を選んでも同じですが、それだけでは味気ないことも。
あえて自分の住んでいる市町村以外を選んで寄付をするなら、せっかくなら「応援」の要素も入れたいなと思っています。
「頑張っているな」「今年も応援しよう!」そういった気持ちがあれば、実利目的だけで申し込むより、ふるさと納税を楽しめるはずです。
寄付先の自治体から、「ありがとう」が届くのも、嬉しいものです!
「応援したい町は?」
ふるさと納税の寄付先をあなたが選ぶときに参考にしていただければと思いますし、もし素敵な町をご存知でしたらお教えください。