(出典:ピースワンコ・ジャパンHP)
犬や猫の「殺処分」をなくすのを目指して活動している非営利団体は数多く存在しています。
その中でもパイオニア的存在である「ピースワンコ・ジャパン」は、広島県での犬の殺処分ゼロに大きく貢献した実績をもとに、全国で活動を展開しています。
このピースワンコ・ジャパンを月1,000円からの寄付で応援するのが、「ワンだふるサポーター」。
ピースワンコ・ジャパンの活動やワンだふるサポーターへの寄付について、ご紹介します。
目次
目指すは「犬猫の殺処分ゼロ」!ピースワンコ ・ジャパンの活動
「ピースワンコ・ジャパン」は2012年から広島県で犬の引き取りを開始。
2016年からは広島県全域での殺処分対象となった犬の全頭引き取りを始めました。
2011年に殺処分全国ワーストを記録した広島県でしたが、2016年には殺処分ゼロとなったのです。
全国の犬猫の殺処分数は2017年度も約43,000頭と依然として多いですが(環境省発表)、私たちは他団体などとも協力し、東京オリンピックが開催される2020年までに、全国の犬猫の「殺処分ゼロ」を実現するため、取り組みを続けています。
(ピースワンコ・ジャパンWEBサイトより)
ピースワンコジャパンの活動は、捨て犬を保護するための施設運営や、獣医師による健康管理、譲渡など。
災害救助犬やセラピー犬としての育成を目指して「人に慣れる」ためのトレーニングも行っているそうです。
このように、犬と人との助け合う環境を作りながら、殺処分ゼロを目指す活動をしています。
譲渡会だけでなく、犬が人を助ける役割を持つことができるようトレーニングしているのもピースワンコ・ジャパンの特徴のひとつといえるでしょう。
ワンだふるサポーターとは?寄付金の使い道もチェック
こうした殺処分ゼロを目指す活動を継続させ、日本全国に拡大させていくためには、人々からの援助が必要です。
ピースワンコ・ジャパンでは、月々1,000円の寄付会員「ワンだふるサポーター」という支援プログラムで寄付を募っています。
1日30円(月額1000円)からのご寄付で、ピースワンコ・ジャパンの活動をご支援いただくプログラムです。
皆さまのご寄付は、保護した犬の新しい飼い主が見つかるまでの飼育費(食事代、医療費など)や災害救助犬・セラピー犬の育成などに使わせていただきます。
サポーターの皆さまには年3回のニュースレターをお届けします。
(ピースワンコ・ジャパンWEBサイトより)
支援した資金の運用は、犬の飼育費や育成費だけでなく、保護施設の拡充、譲渡センターの新規開設、災害救助犬やレスキューチームの育成に活用。
さらに教育啓発活動として、正しい飼い方や動物福祉の意識を深めるための研修や体験学習、地域再生事業、他団体の殺処分に向けた取り組み支援などにも使われているようです。
活動内容 | 犬猫の保護、施設運営、譲渡活動、災害救助犬育成事業など |
活動地域 | 広島県、奈良県、神奈川県、東京都など |
支援対象 | 殺処分を待つ犬、猫 |
寄付の使途 | 施設運営、犬猫の健康管理、譲渡に向けたトレーニング、譲渡活動など |
運営団体 | 認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン |
殺処分ゼロを目指し、保護した犬を譲渡するためには多額の資金が必要 。
そのため、継続的な寄付で応援してくださる方を、広く募っているそうです。
2万人が支援って本当?ピースウィンズ・ジャパンの会計報告も
このワンだふるサポーター、会員数は2万3000人を超えているそうです。
2019年3月時点では、
(中略)月々の引き落としによる継続的なご寄付(ワンだふるサポーターなど)をしてくださっている方が2万3000人ほどおられます。
(中略)そうした方々のご支援を主な財源として活動しております。
(ピースワンコ・ジャパンWEBサイトより)
他にも、たとえばメジャーリーガーの前田健太投手は勝ち投手になるたびに、背番号にちなんで18万円を寄付しているそう。
音楽バンドの「SEKAI NO OWARI」もCD販売等の収益の一部を寄付するなど、著名人の応援も後押しして支援の和が広がっています。
動物愛護団体を支援したいと考えていても、どの団体が良いのか?寄付金の使途はどうなっているのか?はっきりしないから「寄付をしたくてもできない・・」という人もいるのではないでしょうか?
ピースワンコ・ジャパンは母体が「認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン」というNPO法人。
寄付金の使途や活動が、「年次報告書」によって明確に公表されていました。