WWFへの寄付で、絶滅の危機に瀕している「野生生物」へ支援を始めた理由

「環境保護活動に興味がある」
「寄付を野生動物の保護活動に役立ててほしい」
そんな想いをお持ちの方におすすめしたい寄付先が、WWFジャパンです。

WWFジャパンの活動内容と寄付の使い道、私が「会員」として毎月の寄付を始めた理由をお話しします。

地球の”生物多様性”を守るため、絶滅の恐れが高い動物たちを救う

パンダやゾウ、ウミガメやオランウータン・・
誰もが名前を知る動物たちが、今、絶滅の危機に瀕しています。

たとえば、人気のペットとして、日本でも急激にブームになっているカワウソ。
その影で、密猟や違法な取引が横行し、個体数が激減していることはご存知ですか?

カワウソカフェで展示されるコツメカワウソーWWFジャパンHP

その愛らしさに夢中になる人が増える一方で、東南アジアから日本へ、カワウソが密輸される事件も相次ぎました。 

暴れないよう薬を投与され、スーツケースに詰め込まれて運ばれる中、命を落とすカワウソも少なくありません。

WWFジャパンHP

この数年の間にも、日本向けの密輸カワウソが30頭以上も押収されているのが現状です。

カワウソの他にも、ペット目的の違法な取引に晒されているのは、インコやオウム、フクロウ、トカゲなど枚挙にいとまがありません。

「目の前の可愛い動物が欲しい……!」
そんな人間の気持ちが、売買を過剰に加熱させているのです。

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寄付金控除の対象団体です

密猟にストップ!現場の調査活動など、”違法取引”の規制を強化

WWFジャパンは、絶滅の恐れの高い野生生物たちの保護活動に取り組んでいます。
具体的な活動として、たとえばペット目的での違法取引という面で対策の一部をご紹介すると、

  • ペット取扱業者に規制遵守の徹底を求める
  • 展示即売会などのペット取引をモニタリングし、疑わしいものは警察へ情報を提供
  • 違法な国際取引を取り締まるべく水際での摘発の強化

などとなっており、関係各所に取引規制の拡充を求めています。

WWFがこうした保護活動に取り組むのは、動物が可哀想だからという理由にとどまりません。

多様な生命の生態系が破壊されてしまうこと、それはすなわち、私たち人間の暮らしをも破壊してしまうことにつながります。

一度失ってしまった自然環境は、もう二度と元に戻りません。
人間の行き過ぎた消費欲求の結果として、野生動物たちを絶滅の危機に追いやっているのです。

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寄付金控除の対象団体です

集まった寄付金の使い道は?50%以上を「自然保護活動」に活用

WWFジャパンは支出の50%以上を「自然保護活動」に活用していると、寄付の使い道を公表しています。

活動支出(2021年7月〜2022年6月)ーWWFジャパンHP

絶滅の恐れが高いとされる世界の野生生物は、約2万5,000種以上と言われています。
彼らを守るためにも、会員による継続的な支援が必要です。

WWFジャパンの「会員」になって、毎月の寄付を始めた理由

世界100カ国以上で活動している環境保全団体、WWF。

一方で私自身、「環境問題が大変な状況にあることは知っていても、何から始めればいいのか分からないし、自分には遠い話かも・・」という漠然とした感覚もありました。

そんな時に公式サイトを調べてみたところ、この活動を支えているスタッフの皆さんの想いに触れました。

WWFジャパンHP

私たちの願いは、国境を超えた「地球益」を最優先に考え、人と自然が調和して生きる未来を築くこと。
そして、美しく豊かなこの星の自然を、子どもたちに引き継いでいくことです。
活動をもっと大きく、力強いものにしていくために。
ぜひ皆さんもご一緒に、この目標に向かって歩んでいただければと思います。

WWFジャパンHP

100年先も変わらない「美しい地球」や「豊かな自然」を守るために、私も変わらないといけない、そんな風に思いました。

野生生物を絶滅から守る、生命の長い歴史を守る、ひいては私たちの暮らしを守る。
あなたもWWFジャパンへの寄付で、最初の一歩を踏み出してください。

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寄付金控除の対象団体です

追記:50周年記念「WWFサポーター限定イベント」に参加しました!

WWFの会員として毎月の寄付を始めてから、半年ほど経ったある日のこと。
サポーター限定の「50周年記念YouTubeライブ」に参加しました。

トラの絵を披露するWWFジャパン事務局長の
東梅(とうばい)さん

イベントでは「トラを守る活動」を深掘りして、わかりやすく解説してくださいました。

時にクイズを交えながら。シベリアトラが生きるには
広大な森が必要。

野生のトラを目撃することは、現地で長く働いているスタッフでも、一生に一度、巡り会えるかどうかの幸運なんだとか。

実際に野生生物に現地で触れているスタッフさんが「しっかりとこの目に焼き付けました!!」と熱く語る、その興奮が画面越しに伝わりました。

「求愛するトラ」を写真に収めた瞬間!

イベントに参加して、次の60周年がとても楽しみになりました。
少額の寄付ですが、これからも続けていきたいと思います。

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寄付金控除の対象団体です