こんにちは、寄付ナビの鈴木大悟と申します。
現在、私は「寄付してよかった」と感じられる20団体以上に毎月の寄付をしています。
この記事では、私が毎月寄付している団体で、
- メールマガジンや団体公式SNSで発信されている情報
- 寄付者限定のニュースレターや年次報告書
- 実際に参加したイベントから得られた情報
などから、毎月の最新情報をお届けします。
この記事を書いた人
鈴木大悟
収入の10%を寄付することを5年以上継続中。「あなたにぴったりの寄付先を見つけていただきたい」そんな想いから、ひとりでも多くの方へ寄付によって得られる幸福をお届けするために、このサイトを運営しています。
明けましておめでとうございます。
本年も寄付を検討されている方のお役に立つ情報をお届けいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
私が毎月の寄付で応援している団体に、セーブ・ザ・チルドレンという国際組織があります。
2022年の年末に、セーブ・ザ・チルドレンから活動の成果を伝えるお手紙「1年間のありがとう」が、私の元にも届きました。
新年最初の寄付ナビNEWSは、今回いただいた資料に掲載されている情報を交えながら、セーブ・ザ・チルドレンの活動内容をご紹介させて頂きます。
目次
そもそもセーブ・ザ・チルドレンとは?
はじめに、そもそも「セーブ・ザ・チルドレンとは、どんな団体なのか?」を簡単にご紹介させてください。
セーブ・ザ・チルドレンは、1919年にイギリスで誕生しました。
第一次世界大戦で荒廃したヨーロッパで、敵味方の枠を超えて、栄養不良に苦しむ敵国の子どもたちの援助に取り組んだのが活動の始まりです。
現在は、日本をはじめとする約120ヶ国で活動を展開しています。
「緊急・人道支援」「保険・栄養」「教育」「子どもの保護」「防災」などの分野で、子ども支援を専門に活動しています。
日本では、1986年に「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」が設立されました。
国内の主な活動としましては、
- 経済的な困難を抱えるひとり親家庭への食料品の配布
- 就学費用の軽減を目的に中学・高校生を直接支援する給付金の提供
などがあり、子どもの権利が実現されている世界を目指して、国内外でさまざまな活動に取り組んでいます。
ウクライナ危機下にある子どもたちへ緊急支援物資を届ける
2022年はウクライナ危機によって、世界的な規模で混乱が起きた一年でした。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンのホームページによると、ウクライナの子どもの3人に2人にあたる約500万人が、故郷から逃れてポーランドなどの周辺国や、国内のより安全な場所へ避難しているそうです。
ウクライナでは、男性は兵役があり原則として国外に出ることを認められていません。
セーブ・ザ・チルドレンは紛争下にある子どもたちを守るため、大規模な緊急支援を実施しました。
セーブ・ザ・チルドレンは子どもたちの身体を守るために、食料・水・生活必需品・薬などを配布している他、移動式保健医療チームによる保健サービスを提供しています。
例えば、ウクライナのドネツク地域では、1日で9,000リットルの水を提供しました。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンHP
これは、1,300家族が1週間に必要とする水の量です。
オレジアさん(10歳)も、セーブ・ザ・チルドレンの支援を受けることができました。
「お気に入りは、マーカーとぬり絵の本、色えんぴつ」
文具などが詰まった学習支援キットを受け取ることができました。
オレジアさんは故郷のオデーサから両親、きょうだいとともに、ウクライナの西部の町に避難しました。
ほとんどの荷物は自宅に置いてきたと言います。
セーブ・ザ・チルドレンは、ウクライナやその周辺国などで、子どもたちが安心して過ごすことができる「こどもひろば」を開いたり、生計支援などを実施しています。
ウクライナ緊急支援に関する詳しい情報は、こちらからお読みいただけます。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
日本国内では食料品などが入った「食の応援ボックス」を提供
セーブ・ザ・チルドレンは、世界の子どもたちのために活動を行う中で、日本国内の子どもたちへの支援もされています。
日本では、子どもたちの9人に1人が相対的貧困の状態にあります。
特にひとり親家庭の子どもは、およそ2人に1人が相対的貧困と言われています。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、経済的に厳しい状況にあるご家庭を対象に、食料品や衛生用品など生活に欠かせない物が詰まった「食の応援ボックス」を届けています。
今回(2022年)は経済的に困難な状況にある3,200世帯へ夏休み中の食の状況を改善するために届け、冬もお届けする準備をしています。
これからも、皆さまの思いを多くの子どもたちにつなげるため活動してまいります。
2022年 1年間のありがとう
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンのホームページに、応援ボックスを受け取ったご家庭からの”ありがとう”の声が掲載されていました。
この度は、応援ボックスありがとうございます。
箱を開けた瞬間、七歳になる息子は『いっぱい入っていてすごい!どうやって集めたの?』と喜んでおりました。
【40代女性・小学生1人の保護者の方より】
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは食の支援のほかにも、子どもたちの学びを支える支援にも取り組まれました。
「子ども給付金~新入学サポート2022〜」と題し、新入学に関わる経済的負担を軽減するために、対象世帯に暮らす新中学生273人と新高校生358人に給付金を提供しました。
日本国内の支援について、さらに詳しい情報を知りたい方は、団体公式サイトもご覧になってみてください。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
セーブ・ザ・チルドレンへの寄付の仕方は?SCサポートがおすすめ
セーブ・ザ・チルドレンの活動にかかる費用は、支援者からの寄付によって賄われています。
その中でも、私が参加しているのが、毎月の寄付で支援する「SCサポート」です。
SCサポートを通じて支援を始めると、
- 入会時:サポートガイドなどが同封された「ウェルカムパック」の郵送
- 年に2回:最新の活動内容が分かる「ニュースレター」の郵送
- 年に1回:詳細な会計報告が記載された「年次報告書」の郵送
などの特典があり、定期的に活動報告を受け取ることができます。
こちらの写真は、実際に頂いたお手紙「2022年 1年間のありがとう」です。
今回ご紹介しきれなかった子どもたちの声や、スタッフの皆様の想いなど、内容盛り沢山となっています。
スタッフの皆様からの「ありがとう」も巻末に綴られています
SCサポートは、月々1,500円(1日あたり約50円)から、ご参加いただけます。
またセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへの寄付は、寄付金控除の対象です。
毎年1〜2月頃に、1年分の寄付金受領証明書(寄付の領収書)が郵送で届きますので、確定申告して頂くことで税金が一部還付されます。
実際に、SCサポートを始めた方の声を紹介させてください。
セーブ・ザ・チルドレンへの寄付を始めた頃、退職後で社会的なつながりを失い、自分のあり方について答えを探していた時だったと思います。
ネットで活動内容などを調べ、今後の自分のあり方のまず一歩と思いセーブ・ザ・チルドレンへの定期支援を決めました。
紛争地の子どもたちの惨状に対し、何かできることをしたいと思ったからです。
(女性64歳/神奈川県)
セーブ・ザ・チルドレンは、すべての子どもたちにとって、生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」が実現されている世界を目指しています。
「子どもたちを守りたい」という純粋な想いに感動し、私も子どもたちを守りたい、寄付という形でセーブ・ザ・チルドレンの活動に参加したいと感じました。
あなたの寄付が、本当に必要な支援や活動となって、子どもたちの元に届きます。
SCサポートの申し込みを検討される方は、ぜひセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンのWEBサイトもご覧になってみてください。
> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です
編集後記:2023年、新たな気持ちで寄付を始めたい方へ。
ここまで、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンからいただいたお手紙「1年間のありがとう」に掲載されている情報を交えながら、団体の活動を紹介させていただきました。
2022年は、「戦」という漢字一文字に象徴されたように、ウクライナ危機をはじめ、新型コロナウイルスの長期化など、各地で多くの惨禍が起こりました。
2023年は、世界が平和で穏やかに過ごせる日が、一日でも多くあってほしいと願っています。
「新しい年を迎えて、子どもたちのために何か自分にできることを始めたい」という方にとって、この記事が少しでもお役に立てていれば幸いです。