(出典:PayPal HP)
簡単に使えると海外でも有名なオンライン決済サービス、PayPal(ペイパル)。
コロナ禍でオンラインでの買い物が増え、PayPalを最近使い始めたという方も多いといいます。
さらにはPayPalを使って寄付をしたいと思われている方もいるかもしれません。
「PayPalを使って寄付をする方法が知りたい」
「どのような団体に寄付をできるのか知りたい」
今回はそういった方に向けて、PayPalで寄付をする方法といくつかの寄付先についてご紹介します。
目次
簡単・スピーディーに支払いができるPayPalで寄付をする方法
PayPalとはオンライン決済サービスの一つです。
PayPal上でクレジットカードや銀行口座を登録すると、ログインのみでさまざまなサイトでの決済ができる仕組みになっています。
例えば複数団体に寄付をしたいという時、支援する団体ごとにカード情報を記入するのは手間がかかりますよね。
PayPalを使えば、ログインのみで登録された決済方法を簡単に利用することができます。
さらには、PayPalを経由して支払う形になるため、支援団体にカード番号等決済情報が見えないことがメリットとしてあげられます。
PayPalで寄付をする具体的な手順としては、以下となります。
- PayPalのHPからPayPalに決済情報を登録する
- PayPalで寄付を受け付けている団体を探して寄付をする
日本では、Paypalで寄付を受け付けている団体は多くありませんが、いくつかの団体ではPayPalでの決済を導入しています。
具体的な寄付先について、次の章でご紹介していきます。
PayPalで寄付できる寄付先は?人道支援や動物保護など
NGO・政府・経済界をつなぎ緊急時に最も効率的な支援を(ジャパン・プラットフォーム)
ジャパン・プラットフォームは、NGO、経済界、政府が対等なパートナーシップのもとに協働し、2000年に発足した緊急人道支援の中間支援団体です。
大きな災害や紛争が起きた時に、中間支援団体として最適な団体を選定して、一般の個人や企業・政府からのご支援を被災者の方々へ適切、かつスピーディーに届ける架け橋となっています。
各得意分野をもつ40以上の加盟NGOとともに支援活動を行っており、2000年発足以来、総額720億円以上、1,800事業以上、50以上の国・地域を対象に人道支援を展開しているそうです。
ジャパン・プラットフォームでは、PayPalでの寄付は単発の寄付のみを受け付けています。
紛争や自然災害など、自分が支援したいプロジェクトを選んで1,000円、5,000円、10,000円の中から金額を選びます。
その後、PayPalのアカウントにログインし、決済をするだけで簡単に支援を完了することができます。
寄付がより効率的に使われ、今すぐ支援を求めている人に届くような仕組みを支えたい、という方はぜひ寄付を検討してみてください。
殺処分される捨て犬をセラビードックに育成(国際セラピードッグ協会)
国際セラピードッグ協会は、捨て犬や東日本大震災の被災犬など、様々な理由から行き場を失った犬たちを殺処分から救い、「殺処分0」を実現するために活動しています。
さらには、セラピードッグを育成し、動物介在療法活動を行うことにも力を入れています。
彼らが第二の犬生をセラピードッグとして生き、社会福祉に貢献することにより、人と犬が共生することのできる社会の実現を目指しています。
国際セラピードッグ協会では、毎月の継続的な寄付と単発寄付の両方をPayPalから受け付けています。
500円から、1,000円刻みで好きな金額を選べるのも嬉しいポイントですね。
殺処分されてしまう犬を救いたい、人と犬が共に健やかに過ごせる社会を作りたい、という方はぜひ寄付をしてみてはいかがでしょうか?
まとめ:導入団体は限られるが決済はとても簡単
以上、PayPalでの寄付の方法と具体的な寄付先についてご紹介しました。
PayPalを導入している団体は限られますが、仕組みがあればとてもスムーズに寄付をすることができます。
自分の支援したい団体がPayPalの仕組みを持っていれば、ぜひそれを通じた寄付を選んでみてはいかがでしょうか。
今回の記事が少しでも皆さまの検討のお役に立てれば幸いです。