JENの評判や口コミは？怪しい？寄付先として、信頼できるかをチェック

寄付ナビ編集部

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【2025/02/27 更新】

「JENに寄付したいけど、口コミや評判が気になる。怪しいの？」
「JENが具体的にどんな活動をしているのかわからない」

本記事では、JENの評判や口コミ、活動の実態などを、徹底的なリサーチや実際に寄付をした経験を踏まえて、JENが信頼できる寄付先かどうかを解説していきます。

この記事を読み、不安や疑問が解消され、JENへの理解が少しでも深まれば幸いです。

SNSやブログで見つかった、JENの評判や口コミ

JENについて、ネット上で検索したり、ソーシャルメディアで探したりしてみたところ、さまざまな口コミが見つかりました。

JENのポジティブな評判・口コミ

まずはポジティブな評判から。
JENを応援している方の書き込みが数多く見つかりました。

（出典：サポーター感謝祭に参加された方 – X）

（出典：頑張っているスタッフを応援したいと感じた方 – X）

（出典：JENを支援した方 – X）

団体の活動が評価され、2011年度「外務大臣表彰」を受賞し、2015年には第22回読売国際協力賞を受賞しています。

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ネガティブな評判や口コミ、活動に対する批判や疑問

一方で、助成金の不正使用の問題など、ネガティブな口コミも確認することができました。

・助成金の一部につき、目的範囲外の使用があったこと

JEN は、ヨルダンのシリア難民に対する水衛生環境・学習改善事業に関し、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム（JPF）より助成金の支給を受けていたところ、ヨルダン事務所の事務所長の独断により、映画館に相当する建築物（建設費用約920万円相当）がヨルダンのシリア難民キャンプ区内に建設されていることが判明した。

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（出典：ニュースにショックを受けた方 – X）

（出典：再発防止を願う方 – X）

JENへの寄付の使途については、団体サイトでも確認できます。興味のある方はご覧ください。

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JENは支援先として信頼できる？3つのチェックポイントで寄付ナビが検証

上記のように、ポジティブ、ネガティブ両方の評判や口コミがあるだけに、JENが信頼できる団体なのか、本当に寄付するべきかどうか悩まれる方もいらっしゃるかと思います。
それらを解消するために、3つのポイントに沿って解説します。

一般的に、企業の良し悪しを判断する材料として「ひと・もの・お金」の3つが大切と言われます。NPOでは、それは「ひと・活動・お金」です。

企業で言うところの”もの”、すなわち”商品”は、NPOがどのようなアプローチで問題を解決しようとしているのか、つまり活動の内容です。

その活動内容に賛同することが、まさしく、寄付を通じた応援と言えると思います。
さらに寄付先として判断する上で、「ひと・活動・お金」を適切な言葉に言い換えると、「職員・活動・会計」です。

  1. 職員の顔が見えるか？
  2. 活動によって問題を解決しているか？
  3. 透明性の高い会計報告を行っているか？

それぞれの項目について、寄付ナビ編集部がJENを調査してみたので、ぜひ参考にしてみてください。

職員の顔が見えるか？

JENは、団体公式サイトで代表者の顔写真付きの挨拶を掲載していました。

また、活動や仕事内容について紹介しているお知らせやブログの記事などもあり、どんな方々が活動しているのか、知ることができます。

JEN HP

活動によって問題を解決しているか？

JENは、「生きる力を支えていく」をモットーに、紛争や自然災害により厳しい状況にある人びとへ支援を行っている国際NGOです。

1994年の設立から一貫して、現地の人びとの力を活かした「緊急期からの自立支援」を実施しています。

現在は、アフガニスタン、パキスタン、トルコ（シリア難民）、日本（東北）で、緊急から復興までの各段階で、きめ細やかな支援活動を行い、国連機関や日本政府（外務省）と連携し、支援活動を展開しています。

具体的な実績として、アフガニスタンの約74,100人の子どもたちに栄養強化型のパンを配付し、トルコ・シリア大地震では、累計12,565人の人々に緊急食糧支援を届けたと2023年の年次報告書に掲載されていました。

JEN HP

透明性の高い会計報告を行っているか？

年度ごとの収支は、WEBサイトや年次報告書などで公開されています。
「年次報告書2023」から主な決算数値を拾ってみました。

  • 経常収益　5.2億円
    • 受取寄付金　0.7億円（13%）
    • 受取助成金　4.5億円（87%）
  • 経常費用　5.1億円
    • 事業費　4.8億円（94%）
    • 管理費　0.3億円（0.6%）

会計報告は、監査法人による監査を受けています。 会計上の透明性は担保されていると言って良いのではないでしょうか。

その他にも、具体的な活動や団体の動向については、HPのニュースやブログをはじめ、X（旧Twitter）やFacebookページなどのSNSを定期的に更新したりと、多くの情報を取得することができました。

これらを踏まえ、JENは、きちんと活動している、信頼できる寄付先と言えるでしょう。

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JENを支援するには？支援方法をご紹介

JENは、目的に合わせて様々な寄付方法が整備されています。毎月の寄付や都度寄付、物品での寄付など、多岐に渡りますが、今記事ではその一部をご紹介します。

毎月の寄付

世界には、紛争、災害、貧困、偏見など、さまざまな理由で、自分で明日を選ぶことが難しい環境にいる人びとがいます。

誰もが「自分で明日を選べるように」なるために、JENでは、そうした人びとに寄り添った活動をしています。

例えば、月額1,000円の寄付で、アフガニスタンで衛生キットを2世帯に配布することができます（1年間続けた場合）。

JEN HP

もし、「厳しい状況にある人びとを支援したい」「良い寄付先を探していた」という思いを抱いていたら、ぜひJENのWEBサイトをご覧になってみてください。

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その他の支援方法：都度寄付やその他の寄付

JENは、毎月の寄付以外にも、寄付者の気持ちにあった支援方法が用意されています。

都度の寄付は、1,000円から寄付することができ、JENの活動全体への寄付や、特定のプロジェクトなど使途を指定して寄付することも可能です。

その他にも、本や切手などの寄付や、遺贈寄付など、寄付者の希望に応じた寄付の仕方がありました。

JENの活動とは？紛争や自然災害により厳しい状況にある人びとを支援

JENは、平和な国際社会を目指し、世界各地で紛争や自然災害により厳しい状況にある人びとの支援活動を行う国際NGOです。

1994年設立から一貫して、現地の人びとの力を活かした「緊急期からの自立支援」を実施しています。

様々な活動がありますが、そのうちアフガニスタンでの活動の一部をご紹介します。

干ばつの被害を受けた人々への食糧・配布とフード・フォー・ワーク

アフガニスタン・ナンガルハル県のほとんどの人びとは、灌漑用水路を活用し、農作物の栽培で生計を立てていましたが、干ばつが繰り返され、十分な収穫が得られなくなっていました。また、地域の人びとは灌漑用水路の整備をしたくても、そのための道具を購入する余裕もないため、整備に手を付けられないという状況でした。

そこでJENは、干ばつの被害を受けた特に厳しい状況にある世帯に2ヶ月分の食料と物資を提供し、また灌漑用水路の整備に従事することが可能な人が世帯内にいる場合、対価として食料と物資を提供することを行っています。

JEN HP

これにより、食糧危機の状況が緩和されることに加え、灌漑用水路の整備による中長期的な農作物の生産量の増加と、地域住民が灌漑用水路の整備技術を身に着け今後も自らが維持管理を実施していけるようになること、の3点が改善効果として見込まれています。

ブレッドプラス（Bread+）プロジェクト

40年以上続く紛争、厳しい干ばつ、鉄砲水や地震などの自然災害などにより、貧困は深刻化しており、人口の半分以上が深刻な食料不足に直面しています。

Bread+プロジェクトでは、地域のパン屋と提携し、栄養価の高いパンを学校に届けています。

これにより、子どもたちの栄養状況の改善および学校への出席率や就学率向上に加え、パン製造時や配布時に行う衛生教育による参加者の衛生知識の向上、地域の女性へのパン製造の職の提供を実現しています。

JEN HP

JENは「生きる力、を支えていく」をモットーにさまざまな分野で活動を続けています。

JENの活動について詳しく知りたい方は、是非団体公式ページもご覧ください。

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定期的な寄付を申し込むなら、チェックしておきたい注意点

最後に、JENに寄付を始める際に、チェックしておきたい項目についてご紹介します。

寄付金控除は受けられる？領収書はちゃんともらえる？

JENは、認定NPO法人なので、寄付は税制優遇の対象となります。
前年分の寄付をまとめた領収書が、翌年の1月下旬に届くので、確定申告の際に手続きが可能です。

解約はできる？支援をやめるときの手続き方法

HPによると、問い合わせフォームから連絡することで、退会可能のようでした。

まとめ：JENへの寄付に向いている人はこんな人

この記事では、JENの評判や口コミ、寄付先として信頼できるか、活動概要、寄付の種類や方法、その他注意点について解説をしてきました。
最後に、改めてJENのポイントをおさらいします。

編集部オススメのポイント！
紛争や自然災害により厳しい状況にある人びとの支援活動を行う国際NGOです。誰もが「自分で明日を選べるように」なるため、人びとに寄り添った活動をしています。
地域の人々が、今後自ら課題を解決していけるような技術研修など、現地の人びとの力を活かした支援を実施しています。

もしあなたも、「厳しい状況にある人びとを支援したい」「誰もが自立した生活を送れるように応援したい」とお考えでしたら、ぜひ今回を機に、JENへの寄付にご参加ください。

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