(出典:こどもサポート財団HP)
新型コロナの影響で仕事が減り食事や生活に困窮する家庭が増えつつあります。
十分な食事を取ることができずいつもお腹を空かせている子どもが日本にもいます。
実は、生活に困窮し食事が足りない子どもはコロナの前からも、日本では問題が深刻化していました。
さらに、食事だけでなく進学の費用がまかなえず断念する子どももいます。
ここ数年見られる状況を受けた、子どもたちを支援する団体が日本各地に広がっています。
こどもサポート財団もそんな団体のひとつです。
今回は、こどもサポート財団の口コミや評判、寄付の前に確認したい3つのチェックポイントを紹介していきます。
目次
ブログやSNSで見つかった「こどもサポート財団」の評判・口コミ
まずは、こどもサポート財団のポジティブな評判について調べてみました。
ポジティブな評判・口コミや、支援者からの応援メッセージ
活動を応援するメッセージやこどもサポート財団が運営するカフェを評価するコメントが多く見られました。
また、地元の学生がこどもサポート財団に寄付をしており、そのことを紹介・評価するコメントも多かったです。
こどもサポート財団が運営するコミュニティカフェに関してポジティブなコメントもありました。
なお、2020年8月31日付の朝日新聞でもこどもサポート財団の無料弁当配布に関する取り組みが紹介されていました。
ネガティブな評判・口コミや、活動への批判・疑問
直接的にこどもサポート財団の活動そのものを否定するコメントはあまりありませんでした。
子ども支援のあり方そのものへ意見するコメントが多く見られました。
ほかにも、こどもサポート財団は、子どもの貧困だけではなく広く社会課題に対応すべきと提案するコメントもありました。
(出典:子ども食堂の在り方に意見するコメント – Facebook)
こどもサポート財団自体へ疑問を呈するコメントはあまりありませんでした。
むしろ、最近ではコロナの影響で子どもが食べられないなどの問題が深刻化しており、支援への期待が高まっている印象があります。
支援先として「こどもサポート財団」は信頼できる?3つのチェックポイント
ここでは、こどもサポート財団が信頼できる団体かどうかをチェックするポイントを、3つまとめました。
ポイント1:団体として信頼できるか?
こどもサポート財団は、2017年から兵庫県明石市を拠点に活動しています。
すべての子どもがお金がないことで夢をあきらめることがないよう支援しています。
具体的な支援活動は、循環型奨学金、子ども食堂(3か所)、コミュニティカフェがあります。
循環型奨学金
こどもサポート財団HP
ネグレクトなど、経済的な問題だけではない事情で、進学をあきらめざるを得ない子どもなどに給付します。
子ども食堂
沢池こどもレストラン
場所:明石市立弁財天厚生館 明石市小久保5-14-5
こどもレストランNONO
場所:明石市小久保6-4-6 グランメゾンアニー 1F
げんきっずサロンF&T
場所:明石市藤が丘2-36-1
mama’s キッチン NONO
どんな方でも、ゆっくりコーヒーを飲んで、おいしいランチを食べられて、 息抜きできる空間づくりを心掛けています。
(キッズスペースもあります。)
夕方からは小学生以上の子どもの居場所に早変わり。
子ども食堂も開催します。勉強したり、学校であったことをお話したり、学校でも家庭でもない第3の居場所になります。
なお、奨学金は高校入学に必要な準備金に活用される金額の10万円が給付されます。
また、新型コロナの感染拡大を受けて緊急支援も開始しています。
ひとり親で所得が減少し生活に困窮し始めている家庭に向けて、「食事の提供」「相談業務」「学習支援」「居場所の運営」に関して活動しています。
ポイント2:団体の収支や寄付金の使途は、公開されているか?
使途の説明など寄付の収支報告は、こどもサポート財団のホームページに掲載がされていませんでした。
ただし、金銭的な寄付ではなく、物資の寄付(寄贈)は、Facebook上で報告されています。
(出典:寄付に対する感謝を示した投稿 – Facebook)
また、寄付金額に応じてどのような支援ができるかホームページで紹介しています。
運営する事業ごとにどのような費用が必要かについても合わせて説明しています。
循環型奨学金
こどもサポート財団HP
10万円で一人高校進学がかないます。
子ども食堂・中間支援・居場所・学習支援
1,000円でボランティアさん3人分の交通費がまかなえます。
10,000円で30人の子どもの食材費となります。
体験学習会
5,000円で子どもが一人ワンデイトリップに行けます。
寄付は、個人であれば3,000円/年、法人であれば10,000円/年から受け付けています。
なお、独立行政法人福祉医療機構の「第3回未来応援ネットワーク事業」で340万円程度の助成金を獲得していることが、当機構のホームページからわかりました。
ポイント3:きちんと活動しているか?
活動報告は主にSNSを通じて頻繁に行われています。
2021年3月のFacebook投稿では、主催する子ども食堂で提供してきた食事が1万食を超えたそうです。
(出典:活動報告 – Facebook)
また、こどもサポート財団は、内閣府の「子供の未来応援基金」からの支援を受けています。
基金の活動報告にてこどもサポート財団の成果が紹介されていました。
- 定時制高校連携型子供食堂(69回)
- 児童養護施設連携型子供食堂(13回)
- 地域社会連携型子供食堂(11回)
- 子供の貧困に関する啓発活動:子供の貧困に関する具体的な取り組みを紹介するなど講演会等を開催(2回・120名)
- 社会貢献教育の実施:高校生や大学生に社会貢献を身近に感じられる事例を紹介しながらワークショップを実施(5回)
(引用:子供の未来応援国民運動HP)
子どもの未来を守るために何か支援をしたいと思った方は、寄付をご検討してはいかがでしょうか。
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