【2023年6月最新版】12日は児童労働反対世界デー|寄付ナビNEWS

(出典:かものはしプロジェクトHP

こんにちは、寄付ナビの鈴木大悟と申します。
この記事では、私が毎月寄付している団体で、

  • メールマガジンや団体公式SNSで発信されている情報
  • 寄付者限定のニュースレターや年次報告書
  • 実際に参加したイベントから得られた情報

などから、毎月の最新情報をお届けします。

この記事を書いた人

鈴木大悟

収入の10%を寄付することを5年以上継続中。「あなたにぴったりの寄付先を見つけていただきたい」そんな想いから、ひとりでも多くの方へ寄付によって得られる幸福をお届けするために、このサイトを運営しています。

6月12日は児童労働反対世界デーです。
児童労働の撤廃に向けた取り組みの必要性を訴え、皆で問題を解決するための具体的なアクションを起こすため、2002年に国際労働機関(ILO)によって制定されました。

児童労働の中でも、子どもの商業的性的搾取は「最悪の形態の児童労働」と言われています。

子どもは家庭の貧困を主な理由に、出稼ぎに出ようとして、売春宿に売られてしまいます。
「高給なよい仕事がある。これで家族を助けることができる」とだまされ、連れて行かれた先が売春宿であることもしばしばです。

今回ご紹介する寄付先は、日本発祥の認定NPO法人である「かものはしプロジェクト」。
人身売買の被害者数が世界最大と言われているインドで、被害者の心身に寄り添い、裁判支援や法整備に取り組んでいます。

あなたのご寄付があれば、人身売買の犯罪を適切に罰するための裁判支援を行うことができます。

> 団体公式サイトで詳しくみる
寄付金控除の対象団体です

人身売買の被害を受けた子どもが抱える苦しみとは?

インドの貧しい村に住むサリナさんは17歳のとき、「私が家族を支えたい」と都会に働きに出たところを、だまされて売春宿に売られました。
売春宿での生活は過酷で、朝から晩までつらい暴力を受けたそうです。

「どこに行くの?」「イヤだ、家に帰してほしい」そう言うと返ってきたのが、「おまえはあの親戚の女に売られたんだよ」という冷たい言葉でした。

そして、連れて行かれた先は売春宿。

朝から晩まで、つらい暴力をたくさん受けながら、嫌な仕事をさせられ、食事も与えられず、劣悪な環境でつめこまれるように眠る。
そんな生活が何年も続きました。

かものはしプロジェクトHP

売春宿のオーナーは、彼女の髪をつかみ、頬や体を倒れるまで殴ります。
「客の前で暴れると痛い思いをする」抵抗できなくなったそうです。

幸いにも救出されて村に戻った後も、「汚らしい」と見られ、友達から無視され、村人から家に火をつけられるなどの差別や嫌がらせに遭いました。

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人身売買の実態は?加害者の59%は「被害者の知人」

実は、加害者の59%は「被害者の知人」と言われています。
「トラフィッカー」(子どもや女性をだまし売春宿に売り飛ばす者)の構成は以下の通りです。

出典:Sanjog Sanyukt Snapshot

  • 被害者の知人:59%
    • 近隣住民:35%
    • 親戚:18%
    • 家族:6%
  • その他:41%

過去のかものはしプロジェクトの調査で、実の父母や兄弟や夫は多くないことが分かっていますが、人身売買は被害者の非常に身近なところで発生しているのが実態です。

かものはしプロジェクトでは、被害者のことを”大変な境遇を生き延びた人”という敬意を込めてサバイバーと呼んでいます。

そしてサバイバーの中から、インドの法律を変えようと行動を起こすリーダーが生まれており、当事者の声が現場の支援や制度に反映されるよう働きかけています。

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活動を応援する方法は?毎月の寄付「サポーター会員」

かものはしプロジェクトの活動にかかる費用は、支援者からの寄付によって賄われています。

サポーター会員として支援を始めると、

  • 2週間に1回:最新の活動が分かる「メールマガジン」の配信
  • 1年に1回:詳細な会計報告が記載された「年次報告書」の郵送
  • 1年に数回:活動の成果を報告する「支援者限定イベント」の招待

などの特典があり、定期的に活動報告を受け取ることができます。

実際の年次報告書

サポーター会員は、月々1,000円(1日あたり約33円)からの任意の金額で、あなたが続けやすい金額で、ご参加いただけます。

かものはしプロジェクトへの寄付は、寄付金控除の対象です。
毎年1〜2月頃に、1年分の寄付金受領証明書(寄付の領収書)が郵送で届きますので、確定申告して頂くことで税金が一部還付されます。

私たちが世界の子どもたちのためにできることに気付いて、実際にサポーター会員を始めた方が15,000人以上います。
ぜひあなたにも、私にできること、その一歩を踏み出して頂けたら幸いです。

月1,000円からの寄付で、子どもたちを人身売買から守ることができます。
サポーター会員の申し込みを検討される方は、ぜひかものはしプロジェクトのWEBサイトもご覧になってみてください。

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寄付金控除の対象団体です

最後に:「子どもが売られない世界をつくる」村田さんの想い

村田早耶香さんは大学在学中に子どもが売られる問題を知り、2002年に仲間とともにかものはしプロジェクトを創業しました。
以来、子どもが売られる問題の解決のために活動を続けてこられました。

共同創業者の村田早耶香さん

「問題解決のためにぜひお力を貸してください」

私が「子どもが売られる問題」と出会ったのは、19歳の時でした。
東南アジアには、売春宿に売られひどい虐待を受けている子ども達がいると知り、居ても立ってもいられなくなり現場に行きました。

それから20年以上が経ちました。
たくさんの方のご協力のおかげで、カンボジアは問題解決に向かいました。

今度はインドです。
多くの方がご協力くだされば、子どもを傷つけるひどい問題も解決できると信じています。
ぜひ力をお貸しください!

かものはしプロジェクトHP

子どもが売られない世界をつくるために、あなたのご寄付が必要です。

どうかあなたも、子どもが売られない世界をつくる仲間になってください。

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