無数の地雷から、人びとの命と生活を守る助けを

ご存知でしょうか。人口約1,650万人のカンボジアには、「悪魔の兵器」と呼ばれる地雷が推定400万~600万個埋まっています。今も地中に眠る多くの地雷は、人びとの暮らしを脅かしています。

テラ・ルネッサンスは、地雷をはじめ”子ども兵士”や”小型武器”などの問題に取り組む認定NPO法人です。

あなたの月1,000円のご寄付で、120㎡の地雷・不発弾の除去作業を行うことができます。
カンボジアの人びとに「地雷のない生活」を贈りませんか?

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芋掘りの最中に地雷で2本の指を失った11歳の少年

チャイ君は11歳だったある日、友達2人と森に芋を掘りに行きました。

芋を探して土を掘り返しているときに、突然地雷が爆発したそうです。トゥン君は、泣いて、走って家に帰りました。

約5時間かけて病院に行き、手術を受けることができましたが、2本の指を失ってしまいました。

ご飯を食べることはできますが、文字を書くことはできません。

13歳になった彼には夢があります。それは、「全ての地雷を破壊する」こと。

農地を求めて地雷原に入り、地雷事故に・・・

貧困に苦しむパン・プンさんは、農地を得るために誰も入ろうとしない地雷原に入り、農作物を栽培していました。

4番目の子どもが生まれた約2カ月後のある日、プンさんは木を切っているときに地雷の被害に遭います。そして、片足を失ってしまったのです。もう、長時間の農作業をすることはできません。

妻のネンさんも4人の子どもの世話に追われ、手伝う時間を取ることはできません。

収入は激減し、家賃も滞納するように。ある夜、大家さんから家を追い出されてしまったそうです。小さい子どもを抱え、一家はどのようにして生きていけば良いのか。

「地雷原の場所が分かっているなら、近づかなければ良いのでは」と思われるかもしれません。

しかし、貧困に苦しむ人びとにとって、たとえ地雷が埋まっていても、それは収入を得るために必要な土地なのです。

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設立のきっかけは地雷原で目にした「ある光景」

無数の地雷の影響に今も苦しむ人びとを支援するのが、認定NPO法人テラ・ルネッサンス。

当時大学生だった鬼丸昌也さんが、初めてカンボジアの地雷原を訪れた際に目の当たりにした「ある光景」が、創業のきっかけだそうです。

もくもくと作業する地雷除去要員の息遣い。
地雷らしきものに金属探知機が触れた時に鳴る甲高い「ピー」という音。
そんな音しか響かない場所に、衝撃を受けました。
人間からあらゆるものを奪い去る地雷に対して、「自分に何ができるのか?」という問いかけをしたところから、テラ・ルネッサンスは始まったのです。

テラ・ルネッサンスHP

トイレも風呂も押し入れもない築50年、家賃1万5000円、四畳半の部屋に、FAXを1台置いて自宅兼事務所にしたのが始まりだそうです。

カンボジアで、雨が降ると雨漏りがする車に傘を指して乗っていたそうです。

東京ドーム50個分の面積の地雷・不発弾の除去を実施

テラ・ルネッサンスは、現地パートナー団体とともに、「ボブキャット」という灌木除去機の機械チームと、地雷探知圏チームの連携により、地雷や不発弾などの危険物を処理し、安全になった土地を住民に提供しています。

これまでに東京ドーム約50個分の土地から271発の地雷と116発の不発弾を撤去して、7,442世帯に提供したそうです。(2021年4月時点)

この活動は寄付で支えられています。
あなたのご寄付で、地雷のない安全な土地を住民に提供することができます。

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月収0ドルから月収52.47ドル!住民の収入向上支援も

テラ・ルネッサンスの支援は、安全な土地を住民に提供するだけでは終わりません。
地雷の被害にあった人びとは障がい者となり、その後も支援が必要なのです。

そこでテラ・ルネッサンスでは、野菜の栽培や家畜の飼育を訓練したり、家畜銀行といって、実際にやぎやミツバチなどの家畜を貸し出す取り組みも行なっています。

ある村では、世帯当たりの月収が0ドルから52.47ドルまで上がったそうです。

平和な世界をつくるテラ・ルネッサンスとは?

名称認定NPO法人テラ・ルネッサンス
本部京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地 jimukinoueda bldg. 403号室
設立2001年10月31日(法人格取得2005年5月26日)
役員理事長:小川真吾
理事:岡田則子、中井隆栄、渡邉真規、新居真衣
   江角泰、小川真吾、鬼丸昌也
監事:伊藤圭太
職員数国内30名、海外73名(2021年5月14日現在)
活動地域カンボジア、ラオス、ウガンダ、コンゴ民主共和国、ブルンジ共和国、日本
  • 第2回「これからの1000年を紡ぐ企業認定」の認定企業(2017年)
  • 一般社団法人企業価値協会「企業価値認定」の認定団体(2018年)
  • 第4回ジャパンSDGsアワード副本部長(外務大臣)賞.2020年

など、社会からも広く実績を認められてきました。

「すべての生命が安心して生活できる社会(=世界平和)の実現」というビジョンのもと、地雷の他にも子ども兵士、小型武器といった紛争と平和に関わる諸問題に取り組み続けてきました。

子ども兵士

25万人以上いると言われている子ども兵士は、地雷除去装置代わりに地雷原を歩かされたり、“弾よけ”として最前列で行進させられたりする場合もあるそうです。

子供たちを戦争に巻き込まないために、元子ども兵士の社会復帰や経済的自立を助け、「平均月収が50倍以上に」といった成果を挙げてきたそうです。

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月1,000円〜の寄付で、ご支援ください

地雷の被害者をはじめ、地雷の影響に苦しむ人びとを支えるために、支援が必要です。
テラ・ルネッサンスでは、月1,000円から活動を応援できるファンクラブ会員という支援の方法を用意しています。

ご寄付で実現できること

月1,000円のご寄付で、
120㎡の土地の地雷・不発弾の除去作業を行い、
安全な土地を提供することができます。
月3,000円のご寄付で、
12の地雷被害者家族に収入向上のためのハリナシ
ミツバチの養蜂巣箱1箱を支援できます。
月5,000円のご寄付で、
家庭菜園用の野菜の種や、苗木2種類1,200家族分
を支援できます。

※1年間ご支援を続けた場合の例

1,700名以上がファンクラブ会員として活動を支援

テラ・ルネッサンスの活動は、1,700名以上ものファンクラブ会員の方々によって支えられています。
あなたもテラ・ルネッサンス の仲間になって、「地雷のない世界」を届けませんか?

ひとり一人に未来をつくる力がある

テラ・ルネッサンスHPより引用

講演会で聴いた「ひとり一人に未来をつくる力がある」というメッセージがとても魅力的で、「自分も一歩踏み出そう」という想いから、支援をはじめました。

自分の支援が役に立っていると思うと嬉しいですし、元子ども兵の自立にむけた変化や、スタッフの頑張っている様子をみたりすることで、自分も頑張ろうという気持ちになります。

江藤ちふみ様

テラルネに出会えてよかった

テラ・ルネッサンスHPより引用

鬼丸さんの講演で地雷や子ども兵の話を聞き、災害現場以外でも助けを求める声があることを知りました。支援の現場を訪れた際、受益者の方が口を揃えて「テラルネに出会えて良かった」と言っていたことに感動し、支援を続けようと決意しました。

また、テラルネが大切にしている「自立と自治」についても共感しています。小5の長男と一緒にウガンダのツアーに参加しましたが、次は次男も!

落合 一行様

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追記:一人ひとりの力を合わせて、平和な世界を

「世界平和を実現する」という壮大な目標と、今もどこかで戦争が生まれている現実。

そのギャップを埋めていくべく、政府や大企業とも渡り合っていくために、一人ひとりの力を集めて大きな動きにしていきたいと鬼丸さんは言います。

最後に、とても勇気付けられる鬼丸さんの言葉を紹介させてください。

「一人の力は微力ですが、決して無力ではない」

どうか、「地雷のない世界」をつくる仲間になってください。

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