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「食事は納豆と豆腐だけ…」困窮するかえでさんの生活
2人きょうだいの長女として生まれた中学生のかえでさん。両親はかえでさんが小学5年生の時に離婚し、お兄さんは成人する前に家を出てしまったため、今はお母さんと2人で暮らしています。
お母さんは病気を患っているため、満足に仕事ができず、2人の生活は経済的にとても厳しい状態です。また、お母さんは病気のため家で食事を作れません。
学校が長い休みに入ると、給食が食べれず、冷蔵庫に入っているお豆腐や納豆だけを食べていた時期もあります。
食生活は不規則で、集中力も散漫になり、次第に学校の勉強にもついていけなくなりました。家でお母さんと言い合いすることも増えてしまいました。
学校に行っても、勉強についていけない…」
「家にいても、居場所がない…」
勉強がわからなくなってしまい、自分に自信がなくなっていき、将来に希望を持つようなこともなくなっていきました。
かえでさんが出会ったNPO法人「カタリバ」の放課後学校とは？
そんなとき、ある案内を見つけました。それはNPO法人カタリバが運営する無料で通える「放課後学校」の案内でした。
放課後学校に行ってみると、自分と似たような環境で育ち、同じ悩みを持つ中学生や、親身になって話を聞いてくれるお兄さん、お姉さんがたくさんいました。そして何より、休みの間も毎日食べられる食事が楽しみで、かえでさんは放課後学校に通い始めました。
誰かがつくった温かい食事を、誰かと一緒に食べる。
そんな経験が乏しく、心を弱らせていたかえでさん。みんなでの食事を通じて心が満たされるようになり、元気ややる気が出てきたそうです。
家では、夕食の調理も手伝うようになり、自宅でも料理をするようになりました。
今ではオムライスが得意料理になり、かえでさんがお母さんに夕食を振る舞うこともあります。
勉強もあきらめかけていましたが、放課後学校で勉強を教えてもらい、勉強が楽しくなったかえでさんは、毎日のように自習室に通い、遅れていた分を取り戻すことができました。
放課後学校に通うことをきっかけに料理が好きなことに気づいたかえでさん。
栄養士の資格を取りたい」という目標ができました。
今は、公立の高校で食品科があるところを目指して、日々がんばっています。
アンケートの答えてカタリバに無料で支援を届けよう
かえでさんのように、自分自身ではどうすることもできない問題を抱え、将来に希望を持てない子どもたちが、日本にもたくさんいます。
「認定NPO法人カタリバ」は、放課後学校の活動を通じ、問題を抱えた子どもたちを支援しています。
今なら、アンケートに答えるだけで「カタリバ」に10円を寄付することができます。
費用は寄付ナビが負担するため、あなたには費用は一切かかりません。参加するためのご登録も不要です。所要時間は30秒程度です。（※）
※ NPOやNGOを支援したい方の寄付先選びをガイドする「寄付ナビ」の運営会社・寄付ナビ合同会社（東京都千代田区）が費用を負担いたします。
「子どもたちに温かい食事と居場所を届けたい」と思っていただけたなら、無料支援に参加してみませんか？
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