コロナ危機で困っているシングルマザーと子どもに対して様々な活動を行う団体を紹介している「ひとりじゃないよプロジェクト」。
「どんなプロジェクトなのか?」
「寄付をするとどのような活動に使われるのか?」
そんな疑問を持つ方に向けて、ひとりじゃないよプロジェクトの評判や口コミ、活動の信頼性についてまとめてみました。
目次
ブログやSNSで見つかった「ひとりじゃないよプロジェクト」の評判・口コミ
まずは、ひとりじゃないよプロジェクトについての評判・口コミをSNSで調べてみました。
ポジティブな評判・口コミや、支援者からの応援メッセージ
まずは、SNSで活動を広めるためにシェアをされている方など、ポジティブな口コミをご紹介します。
コロナ禍で大きな打撃を受けている120万世帯を超える母子世帯。ひとり親女性の平均年収は約200万円で、ひとり親男性のおよそ半分。貧困率は5割超え。女性や子どもの支援活動をしている団体への寄付を集めるための「ひとりじゃないよプロジェクト」が立ち上げられています。https://t.co/VymlED89On — 松岡宗嗣 (@ssimtok) May 7, 2020
(出典:ひとりじゃないよプロジェクトを紹介されている方−Twitter)
おはよー☀️Couchだよ🍀
小島慶子さんが立ち上げた『ひとりじゃないよプロジェクト』は知らなかった!
こんな風に、ひとり親の現状を理解して行動して下さる方がいることを、本当にありがたく思います✨
小島慶子の今週の気になるコト――なぜ今、ひとり親支援が必要か https://t.co/KHJyJbUexT — ひとり親交流コミュニティ『Couch(カウチ)』 (@Couch32015598) June 17, 2020
(出典:ひとりじゃないよプロジェクトを応援されている方−Twitter)
その他にも実際にプロジェクトの寄付先として紹介されている団体や、呼びかけ人・賛同人の方々が多く活動についてシェアをされていました。
「ひとりじゃないよプロジェクト」#コロナ危機で困っているシングルマザーと子どもに支援を
趣旨を読んで泣けてきました。
トイボックスも活動団体に入れていただいています。ご支援、よろしくお願いいたします。https://t.co/VIxqRHVoE3
#ひとりじゃないよPJ — 白井智子 (@tomoko_shirai) May 7, 2020
(出典:ひとりじゃないよプロジェクトの寄付先団体の方−Twitter)
ネガティブな評判・口コミや、活動への批判・疑問
一方で、ひとりじゃないよプロジェクトに対するネガティブな評判・口コミもいくつか見つかりました。
成人男性はひとりじゃないよプロジェクトから追い出されるのでしょうか?困っている人間を支援することは素晴らしいですが、公然と性別や年齢で差別するのは良くありません。コロナで困っている人は男性より女性の方が多いでしょうが、それでも堂々と男は助けないよアピールを https://t.co/GCJ1Eo3KrP — アセンションちゃん🍼💞 (@asentionchan) July 10, 2020
(出典:ひとりじゃないよプロジェクトの方針に疑問を持った方−Twitter)
「ひとりじゃないよプロジェクト」のなかには、共同親権に批判的な団体があるのが残念である。https://t.co/a8SCIkyMVL — 石井政之 ISHII Masayuki (@ishiimsyk) May 8, 2020
(出典:ひとりじゃないよプロジェクトの方針に賛同されない方−Twitter)
シングルファザーも入れてあげてよ。。😭 https://t.co/UPfX6SKGQr — とうもろこし🎗 (@YasagureBlues) May 8, 2020
(出典:父子家庭への支援が足りないと感じた方−Twitter)
紹介団体の選び方、支援の対象など、プロジェクトの方針に疑問を呈したものが見られました。
支援先として「ひとりじゃないよプロジェクト」は信頼できる?3つのチェックポイント
支援先として多くの団体、賛同人として著名人も関わり、SNSでも多くの口コミが見つかった「ひとりじゃないよプロジェクト」。
実際の活動内容、プロジェクトの信頼性について、もう少し詳しく知りたいという方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、信頼性・寄付の使途・活動状況の3点について以下にまとめました。よろしければ、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント1:団体として信頼できるか?
「ひとりじゃないよプロジェクト」について
不安定な雇用で働く人々にとって、コロナウィルスがもたらす経済的な影響は甚大ですが、その中でも大きな打撃を受けているのが母子家庭。
ひとりじゃないよプロジェクトが約125名のシングルマザーを対象に行った調査によると、91.9%が経済的な影響を受けており、82.3%が「経済的に苦しい」と回答。
また、74.2%が食費を切り詰めた、もしくは切詰めることになりそう、54.0%が貯蓄を切り崩していると回答しているそうです。
そのように困窮しているシングルマザーや子どもの支援をしている様々な団体を紹介し、広く寄付を呼びかける活動をしているのが「ひとりじゃないよプロジェクト」。
タレント、エッセイストの小島慶子さんを筆頭に、約100名の著名人、企業や団体の代表の方々が呼びかけ人、賛同人として名前を連ねています。
寄附金控除は受けられるの?
寄付金控除が受けられるかどうかは、それぞれの団体によって異なります。
寄付金控除が受けられる場合は、一般的に「寄付金合計-2000円)×40%」が控除額として戻ってきます。
例えば、10,000円を寄付すると、3,200円が戻ってくる計算になります。
(寄付金額10,000円ー2,000円)×40%=控除額3,200円
しかし、上記の金額はあくまで一例です。個人の所得額等により異なりますので、詳しくは最寄りの税務署に確認してみてください。
ひとりじゃないよプロジェクトの以下のページで、提携団体について紹介がされています。
まずはそれぞれ団体が寄付金控除の対象になるかどうか、各ホームページにアクセスして、ぜひチェックしてみてください。
ひとりじゃないよプロジェクト支援活動団体ひとりじゃないよプロジェクトHP
ポイント2:団体の収支や寄付金の使途は、公開されているか?
ひとりじゃないよプロジェクトで現在紹介されている団体は20を超えていますが、収支の状況や寄付金の使途も、それぞれの団体によって異なります。
例えばそれぞれの団体で、以下のような記載がありました。
「緊急食料支援×見守りプロジェクト」
NPO法人アイスクHP
10万円の寄付で、ひとり親家庭25世帯の命をささえることができます
・新型コロナの影響などで生活にお困りのひとり親家庭に、お米や食料など緊急食料支援を行っています。
・新入学お祝い金を小学校、中学校、高校、大学等に入学する子どもたちに3万円(高校大学は増額予定あり)送金しています。
しんぐるまざあず・ふぉーらむHP
興味のある団体を選んで、どんな活動に使われているのか、ぜひ確認してみてください。
ひとりじゃないよプロジェクト支援活動団体ひとりじゃないよプロジェクトHP
ポイント3:きちんと活動しているか?
ひとりじゃないよプロジェクトの活動については、ホームページとFacebookで情報が更新されていました。
シングルマザーや子どもが直面する課題についてのニュースや、提携している団体の紹介など、頻繁に更新されているようです。
また、ホームページには賛同人の方のインタビューも掲載されており、問題が起こる背景となる構造や、今後目指すべき社会について専門家の方が話されている動画などがアップされています。
どれも15分以内のコンパクトなものになっているので、短時間で専門的な知識を理解するのに役立ちそうです。
ひとりじゃないよPJ関係者インタビューひとりじゃないよプロジェクトHP
以上、ひとりじゃないよプロジェクトの評判や口コミ、プロジェクトとして信頼できるかをご紹介しました。
寄付を考える際の検討材料として、参考にしていただけると嬉しいです。
関連記事です。
寄付先の選び方を知りたい、おすすめの寄付先を教えてほしい、そんなあなたに読んでいただきたい記事です。

みんなはどんなところに寄付しているの?寄付ナビの読者が選んだ最新の寄付先ランキングです。



どうやって寄付すればいいの?寄付先に喜ばれる、おすすめの方法をご紹介します。


